「話すのが苦手」だと感じるあなたへ
仕事やプライベートで「話すのが苦手」と感じたことはありませんか? コロナ禍やSNS普及の影響で、実際に人と会って話す機会が減ってしまった今、話すということに対して少し臆病になっている人も増えているようです。苦手意識を持たず、相手とスムーズにコミュニケーションをとるためには、どのようなことを意識したら良いのか探ってみました。
「話すのが苦手」な人あるある
まずは「話すのが苦手」な人の特徴をクローズアップしてみましょう。苦手な原因を知ることで、自ずと改善策が見えてくるかもしれません。
言葉が出てこない
話し相手が同性異性にかかわらず、相手にどのように思われるか気になりだすと、上手に言葉が出てこなくなることがあるようです。「こんな話をしたら嫌われるかな?」「面白くない人と思われたら嫌だな」など、気持ちを考えれば考えるほど、答えが見えない無限ループに。元々遠慮がちで、自分の言いたいことを飲みこんでしまうタイプの人にも、そのような傾向があるようです。
順序立てて話せなかったり、いきなり話が飛ぶ
きちんとストーリー立てをして事柄を伝えられず、支離滅裂トークになる人も。唐突に全く関係のないことを言い出したり、相手を置いてきぼりにして困惑させるパターンです。後で自己嫌悪に陥った経験などから、話すことに苦手意識が生まれる人もいます。
うまく話題が膨らませられない
せっかく話の糸口を掴めたのに、その内容をうまく膨らませられない時も残念感に苛まれます。頭の回転の良さ悪さにも左右されそうですが、知識量だけではなく、相手との共通点の有無など、会話のとっかかり部分に気づけるかが勝負どころ。
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緊張しすぎて空回りしてしまう
仕事などの利害関係が絡むと、急に言葉が出てこなくなる人もいます。同僚との会話ではものすごく饒舌なのに、取引先の社長と話す時にはガチガチに緊張して無言になってしまったり、営業先の担当者とはプライベートでは友達のはずが、仕事の話になると急に空回りしてしまったり….。「失敗できない」などのプレッシャーや緊張により、スムーズに話すことを妨げられることがあります。
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ネガティブなことや、余計なことを言ってしまう
会話がシラけてしまう一言を発して、「なぜあんなこと言ってしまったんだろう…」と反省をしても後の祭り。毎回失敗してしまう人は余計な一言やネガティブな発言が、話し方の癖になっている場合も。
自分のことばかりで会話が成立しない
本人に自覚がない場合もありますが、人の話をきちんと聞かず、全て自分の土俵に持っていく人も話が得意とは言えません。相手のことを不愉快にしていることも多々あるので省みることも大切です。また、そのような相手とばかり話している人は、話し方が無意識にうつってしまう場合もあるので、反面教師にして気をつけて。
克服する方法は?
「話すのが苦手」という人のいくつかの特徴が見えてきました。次にそれらを克服するための具体的な方法をご紹介します。