【目次】
・「おから」がダイエット向きって本当?その効果とは
・おからダイエットのやり方と注意点
・ダイエット中もOK!おからを使ったお菓子レシピ
「おから」がダイエット向きって本当?その効果とは
そもそもおからとは?
おからとは「豆腐を作るときの豆乳をしぼったあとの「から(殻)」」のこと。
原料の大豆は「畑の肉」と呼ばれるくらい栄養満点。おからはその大豆に比べると栄養価は少々下がるようですが、それでも栄養が豊富でダイエットにも効果的な食材だと言われています。
食物繊維が豊富で腸内環境を改善してくれる
おからには食物繊維が豊富に含まれていると言われています。
食物繊維には実は2つの種類があり、ひとつは穀類や野菜に多く含まれる「不溶性食物繊維」、もうひとつは昆布やわかめ、こんにゃくに多く含まれる「水溶性食物繊維」があります。
「不溶性食物繊維」は水に溶けないので、胃や腸の中で水分を吸収し膨らんで、腸の動きを活発化してくれる役割があると言われています。
一方「水溶性食物繊維」は腸内で分解されることで善玉菌を増やし、整腸効果をもたらすとされています。
おからに含まれる食物繊維は「不溶性食物繊維」。大豆製品の中でも食物繊維量が多いと言われ、ダイエットの大敵である便秘の解消をサポートしてくれるようです。
大豆サポニンや大豆イソフラボンも豊富
おからには、大豆サポニンや大豆イソフラボンも含まれています。
大豆サポニンは抗酸化作用があるだけでなく、脂肪燃焼を促進する効果が期待されているので、ダイエットの強い味方。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きがあると言われ、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、美肌効果をもたらしてくれます。
脂肪燃焼が期待できる上、美肌効果もあるのは嬉しいですよね。
満腹感を感じやすい
おからは水分を吸いやすいため、胃の中で膨張し満腹感を得られやすい食品だと言われています。
低カロリーな上満腹感を感じやすいため、結果的に食べ過ぎを防ぐことができ、総摂取カロリーを抑えることができると期待されているようです。
おからダイエットのやり方と注意点
おからを使った料理を食事の最初に食べる
おからダイエットは、おからを使った料理を、食事の〝最初〟に食べるというやり方が推奨されているよう。
小麦粉の代わりとして使ったり、お肉やじゃがいもの代わりに使ったり、お料理でカロリーや糖質が高くなりがちな食材を「おから」で代用するのもおすすめです。
ただし、おからだけ食べれば良いというものではなく、魚や野菜、海藻類など、あくまでバランスの良い食事を心がけた上でおからを活用することが大事。
おからヨーグルトを食べるのもおすすめ
(C)Shutterstock.com
食物繊維を多く含むおからパウダーと、腸内環境の改善に効果的なヨーグルトを合わせた「おからヨーグルト」もおすすめです。
おからパウダーは食物繊維以外にも、良質なタンパク質、ビタミンB群、カルシウムなども含まれているため、体に必要な栄養素が豊富!食前に食べることで血糖値の上昇を防ぎ、満腹感も得られると言われています。
水に溶けにくい食物繊維が多いため、野菜ジュースなど水分と一緒に食べるとさらにGOODです。
ダイエット中もOK!おからを使ったお菓子レシピ
プロテインバー低糖質オイルフリー
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【材 料】
ココアプロテインパウダー…50g
おからパウダー(微粉)…20g
重曹…小さじ1/2
エリスリトール…30g
塩…2g
卵…M1個
豆乳(水でも)…50cc
酢…小さじ1+1/2
クルミ(炒ったもの)…1/2カップ
アーモンド(炒ったもの)…1/2カップ
【作り方】
1. オーブンを170度に予熱。
2. おからパウダーとココアプロテインパウダー、重曹を合わせてふるう。
3. 鍋に卵、豆乳、エリスリトール、塩を入れたら少し温め、エリスリトールを溶かして酢を入れる。
4. 3を冷まし、2に加えてしっかり混ぜる。
5. 4にクルミとアーモンドを加えたら、オーブンペーパーを敷いたバットにたいらに伸ばす。
6. 170度で20分〜25分焼成したら、熱いうちにカットして完成!