「ショート」×うざバングのヘアスタイル
メリハリあるシルエットでコンパクトに見せるくびれショート
とにかく簡単でありながら、どこから見ても完璧なショートヘア。襟足をすっきりさせてキュッと締めているため後頭部の丸みが生き、気になる頭の形(特に絶壁)も美しく補正。ボリュームのメリハリをつけると頭の立体感が強調され、顔が間伸びすることなく小顔に見えます。ストレートタッチのスタイルにオイルでツヤを足し、光に映えるきらめき感をプラス!
顔周りは少し長めに残し、襟足は首に沿わせて短くカットしたショートベース。前髪は目の下あたりで薄くつくり、サイドバングは頬骨下あたりに設定。トップに軽くレイヤーを入れ、後頭部の丸みを出す。
スタイリング
ストレートアイロンで全体をほんのり内巻きにして、丸みのあるシルエットにする。少量のオイルを手のひらに薄く広げたら手ぐしで髪になじませ、形を整えながら束感を出す。サイドの内側の髪は、耳にかけても◎。前髪やもみあげあたりの毛先を指でつまみ、完成!
コロンとした丸さが女らしさを引き出すスリークショート
後頭部に丸みが出るように襟足をしっかり締めた、美シルエットのショート。どの角度から見てもきれいな、計算ずくのカットに注目! 骨格や顔の輪郭にフィットしやすく、頭を小さく見せてくれる効果があります。
アウトラインは顎の長さにカットし、後頭部の丸みが出るように襟足は短くカットする。顔周りは鼻先〜リップラインにかけてマッシュラインでつなげ、前髪は黒目の内側部分を目元あたりに設定。
スタイリング
根元を立ち上げるようにドライして大体のフォルムを整え、毛先に丸みをつける程度にミニストレートアイロンで巻く。少量のバームを手に広げ、全体にサラッとつけてから、サイドを耳にかける。
やわらかく動く大人のショートパーマ
ショートヘアにしたいけれどクールになりすぎてしまいそう…… という方も、ゆるやかなカールを仕込んだふんわりとしたパーマスタイルなら、華やかな印象に。26~28mmのやや太めのロッドでゆるく大きく巻くことでエアリーな動きがでて、大人らしくカジュアルに仕上がります。ひし形シルエットをイメージし、襟足はコンパクトに。立体感が生まれて、バランスよくまとまります。
スタイリング
髪全体を濡らした後、手ぐしで根元を立ち上げながらドライヤーで乾かす。ワックスをサクランボ大の量をとり、手のひらに広げてから後頭部の内側からもみ込むようにしてなじませる。仕上げに指先で前髪をつまんで束感をだして完成。
シースルーバングはタイトシルエットで知的な印象に
目にかかる長めの前髪でも、シースルーバングならこんなに軽やか! リップラインでカットしたコンパクトなショートスタイルは、丸みのあるシルエットならやわらかい雰囲気に仕上がります。艶のあるダークカラーのストレートヘアで、きちんと感も。 顔周りの髪はすっきりと耳掛け。ツヤ感のあるストレートヘアをタイトなシルエットに仕上げて一気にあか抜けた印象に。
スタイリング
ストレートアイロンでクセを伸ばした後、全体にジェルをなじませてピタッとタイトに。ジェルの量はサクランボ大の量を2回に分けてつけるとベタッとなりにくい。毛先がパサつきやすい人はオイルを混ぜてつけるのもおすすめ。
うざバングがアクセント!大人かわいいマッシュショート
丸みを生かしたやわらかい雰囲気のマッシュショート。程よい重さを残しているから、まとまりがありながらもエレガントに寄りすぎず、今っぽいテイストに。髪を乾かすときに分け目を変えれば簡単にイメチェンもでき、トップに長さがあるから巻くこともできるので、ショートだけど変化が楽しめるはず!
全体はショートボブベース。前髪はリップラインあたりにして、レイヤーで流れやすくする。後頭部のウエイトはやや下位置に設定しつつ、襟足や耳周りがスッキリしすぎないように重さを残してカット。髪が動きにくい人は、毛先に自然な動きが出るようにワンカールのパーマをかけておく。
スタイリング
分け目がつかないように根元からしっかり乾かしてから、ふわっと分け目をつくる。毛先をカールアイロンでワンカールの内巻きにしてから、全体にオイルをなじませて、自然な毛流れと束感を出す。
パーマで動きを出す!センターパートのショートヘア
センターパートのショートは性別問わず注目度の高いスタイルで、まさに今の時代にフィットしたジェンダーレスなムード。「自分らしさ」を楽しみたい人にイチオシです。パーマでしなやかな動きをつけているから、ハンサムな印象のショートにやわらかい要素が加わり抜群のバランスに。なんといってもうれしいのは、スタイリングが楽なのにきちんと感があること。さらに、センターパートのパーマスタイルは根元がフワッとするため、気になる分け目の白髪が目立ちにくくなります。
前髪は目の下1cm、サイドは耳たぶ、襟足は詰めすぎない長さにしたマッシュベース。動きが出やすいよう、表面にレイヤーを入れておく。髪が溜まりやすい耳後ろやハチ周りにインレイヤーを仕込み、前髪には軽やかに見えるよう表面にレイヤーをプラス。パーマはワンカール強のクセ毛風パーマがおすすめ。しっかり乾かしても毛先に少し動きが残り、ウエットの状態でスタイリングするとパーマのカールが強めに出る。スタイリング次第で楽しめるのも魅力的。
スタイリング
しっかりと濡らしてから、オイルとワックスを1:1の割合で混ぜたものを根元から全体になじませて自然乾燥。髪が乾きやすい場合はグリース、濡らす手間を省きたい場合はソフトジェルが便利。
「ボブ」×うざバングのヘアスタイル
軽め前髪とあご下レングスの王道おしゃれヘア
肩につくかつかないか、という絶妙な長さのときに起きがちな毛先がまとまらない問題も解決できる外ハネスタイリング。おしゃれヘアでありながら、伸びかけヘアでもマネできる救済スタイルです。目にかかる長さのウザバングがポイントで、ウザバングはシースルーで軽めに仕上げるのが必須。重めのバングでは、ただただ伸ばしっぱなしのだらしない印象を与えてしまうので要注意です。
スタイリング
32mmのカールアイロンで毛先を外ハネにする。乳液タイプのスタイリング剤をなじませ、自然なツヤ感を出します。
ツヤをまとわせた王道小顔ボブ
ボリュームのある冬服に似合う、タイトなボブ。エラや頬骨など、悩み深い顔周りのあれこれがカバーできるから、大人にはもってこい。まとまりがいいだけでなく、深みのあるブラウンもキレイ見せにはうってつけ。初めてボブに挑戦する人にイチオシのスタイルです。
顎下2.5cmの、やや前下がりのワンレングスのボブ。前髪は目元の長さにし、目尻からややラウンドさせたデザインに。さらに頬骨に沿うようにサイドバングをつくる。
スタイリング
ストレートアイロンを通し、サラッと自然な毛流れをつくる。軽めのオイルを、髪の内側から手ぐしを通しながら全体になじませ、そのまま前髪にも塗布。最後にコームでとかす。
レイヤーで色気ニュアンスをもたらす美人ボブ
ボブというとAラインやIラインなど角のあるイメージですが、やわらかさを出したいときはレイヤーの力を借りて。レイヤーを入れるとスタイリングしたときに髪がより動きやすくなり、顔周りや毛先に曲線が生まれてこなれ感と色っぽさが漂います。普通のボブが飽きてしまった人も長さを変えることなくイメチェンできるので、ぜひお試しを。
ベースは、肩上の長めのボブ。グラデーションとレイヤーで、シルエットを補整しながら動きを出しやすくする。前髪はリップラインに設定し、そこを起点に表面のレイヤーをつなげる。
スタイリング
前髪は毛束を真上に持ち上げ、細めのマジックカーラーで内巻きに。トップには太めのマジックカーラー3個を使い、内に巻いておく。毛先はアイロンでワンカールの外巻きにして、マジックカーラーを外してから全体をほぐす。バームをなじませて束感を出してできあがり。
毛先のやわらかな動きがフェミニンなニュアンスボブ
カットラインがはっきりしていると芯のある意思を感じられるため、自分をきちんと持っている大人の魅力を際立ててくれます。近寄りがたい強さは避けたいから、やわらかさや軽やかさを取り入れてバランスを調和させること。全体的に長さがあるため、合う質感や顔の形を選ばないオールマイティさも人気の理由。
あご下で平行にパツンとカット。サイドはリップライン付近に段差がつくようなカットを施し、前髪は薄め&長めにする。
スタイリング
カールアイロンを使い、全体の毛先はほのかな外ハネにする。前髪とサイドの段差は、毛先が少し曲がるくらいにクセづけ。100円玉代大のオイルを手にのばし、髪の内側からつけて全体にまんべんなくなじませる。前髪や顔周りは指でつまみながら束をつくり、最後に粗歯のコームでとかして整える。
面長さんにも◎ 骨格カバーが叶う〝ひし形ボブ〟
レイヤーカットでひし形シルエットをつくるのがカギ。耳横あたりに横幅をつくることで錯視効果が生まれ、小顔に見せることが可能。目にかかるギリギリの長さでカットした前髪、頬にはらりとかかる後れ毛で顔の幅も小さく見せられます。 おでこが見えるシースルーバングで抜け感を演出。カラーリングはツヤのあるパールベージュで透明感のある若々しい印象も手に入ります。
スタイリング
全体を濡らした後、ヘアセラム1プッシュを毛先になじませておく。毛先が内側にながれるようにドライヤーを当てる。このとき下を向いて根元から乾かすときれいにまとまりやすい。しっかりと乾かしたら、ストレートアイロンで毛先を内巻きにワンカールさせて。
ざっくりセンターパートがゆるっと色っぽいこなれボブ
今っぽいセンターパートは、カットでしっかり毛流れをつくっているためアイロンで巻きすぎなくてもいい感じになるのが特徴。前髪を厚くしていないので、センターパートでざっくりとかき上げても軽やかな束っぽさができ、それが顔にかかって大人っぽくおしゃれなムードをつくれます。
全体のスタイルは顎下でパツッとカットした切りっぱなしボブ。前髪は鼻ラインに設定し、なじむように顔周りにつなげてひし形シルエットをつくりやすく。
スタイリング
ストレートアイロンで毛先は外ハネ、前髪は軽く内巻きワンカールに。ざっくりとほぐしてから書き上げるようにし、オイルかバームで濡れ感をプラス。
パーマでやわらかな質感をつくるショートボブ
エアリーなカールとやわらかい質感のサロンの仕上がりを再現できるパーマスタイル。ひし形フォルムをイメージし、襟足部分にくびれをつくるようにセットすることで小顔効果も手に入ります。 ランダムな毛先のハネ感もアクセントに。うなじがきれいに見えるショートボブでカジュアルな装いもエレガントに着こなせます。
スタイリング
バームをパール1粒分とり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んで。前髪は手に残ったスタイリング剤を指でつまむようにしてなじませて束感を出すこと。マスクをつける日もバランスよく仕上がります。
「ミディアム」×うざバングのヘアスタイル
切りっぱなしのくびれミディアム
トレンド感のあるバッサリ切りそろえられた毛先に、中間はレイヤーを入れてくびれをつくることで小顔効果もバッチリなスタイルです。 前髪はシースルーバングにすることで奥行きも生まれます。
スタイリング
38mmのカールアイロンでべースを外ハネにし、レイヤー部分を持ち上げて内巻きにすることで簡単にくびれヘアが完成します。顔周りを外巻きにすることが、今っぽく仕上げるコツ。仕上げはふんわり感を残せるライトタイプのオイルを髪全体になじませて。
シースルーバングで甘さを抑えたラフな大人ミディアム
前髪があると幼く見えてしまったり、甘めな印象になりがちですが、シースルーバングならフェミニンで大人っぽい雰囲気を残した前髪になります。
スタイリング
大きめのマジックカーラーで前髪を巻き、自然なカールをつくることで丸みを出します。毛先は32mmのカールアイロンでランダムに巻き、軽めのオイルをサッとなじませて仕上げます。
大人カジュアルな気分を楽しめるくびれミディアム+うざバング
大人っぽさは残しつつ、脱コンサバしたい人にすすめたいのがこちら。エレガントな印象のくびれスタイルにうざったい長めの前髪を合わせることで、今どきでカジュアルな要素をプラスします。ふんわり&くびれのベル風のシルエットは頭の形がよく見え、小顔効果も期待できること間違いなし!
ベースは鎖骨のやや上あたりでワンレングスにカット。前髪は薄く取り、鼻ラインでほんのりラウンド気味にカットを。ハチ上の部分のみレイヤーを入れて、ふんわり感を出して。
スタイリング
32ミリのカールアイロンを使い、全体の毛先は外ハネに。トップのレイヤー部分は内巻きにして、ふんわりした丸みをさらに引き出す。前髪は巻こうと意識せず、アイロンをサラッと通して毛先だけ軽く曲線をつけるイメージで。オイル2プッシュを手に広げ、髪の内側からなじませて手ぐしでフォルムを整えて束仕上げに。