かき上げ+レイヤーのくびれミディアム
くびれのあるミディアムスタイルは前髪をかき上げてアップバングにすると、甘めを抑えたクールな雰囲気に。顔周りにレイヤーが入っているため、流して後れ毛ぽく見せたり、顔に沿わせてモードなウルフスタイルに見せたりと、スタイリング次第で楽しむことができます。
全体の長さは胸と鎖骨の間くらいにして、トップのみレイヤーを。もみあげの長さを決め、サイドバングからもみあげにかけてローレイヤーでつなげて。基本はノンパーマだけれど、巻くのが苦手な人は、デジタルパーマなどを使い、ベースの毛先は逆巻き、トップのみウエーブのパーマをかけておくと再現しやすい。
スタイリング
太め(32〜38mm)のアイロンで毛先を外ハネにする。トップの毛束を持ち上げて毛先から外巻きにしてからふわっと下ろすと、リバースの毛流れに。スタイリングオイルを手に広げ、カールをほぐしながらつける。
丸顔さんにも◎シンプルトップスを彩る、リッチなウェーブ感
たっぷりとしたウェーブで華やかさを演出してくれるパーマスタイル。ベースは肩につく長さがあればトライできるので、ミディアムスタイルに飽きてしまったり、伸ばしかけという人にもぴったりです。さっとひとつ結びにするだけでもおしゃれな仕上がりに。 片サイドだけ耳かけしてアシンメトリーシルエットにすることでメリハリが生まれ、フェイスラインをすっきりと見せてくれます。
スタイリング
ミルク500円玉大を手のひらにとり、下から軽く握るようにして全体にもみ込んでいく。手に残ったミルクを顔周りになじませつつ、前髪は6:4に分ける。前髪の量が少ないほうを耳にかけて完成。
「ロング」×うざバングのヘアスタイル
顔周りレイヤーの韓国風ロング
顔周りにレイヤーを入れることで韓国風に仕上げた、トレンド感あふれるロングスタイルです。レイヤー部分は流しても上品に見えますが、内巻きにして顔に沿わせることで小顔効果を発揮し、おしゃれ度も増します。外巻きなら華やかさをプラスできたり、レイヤー部分のスタイリング次第でも印象を変えられるところも便利。長さはキープしているので、結んでまとめることもでき、冬の風が強い日だって安心です。
スタイリング
オイルで少しウェッティに仕上げるのがおすすめです。ストンと下ろしたストレートスタイルはもちろん、アイロンで毛先に動きを出すとニュアンスが出るので◎。
シースルーバングがポイントのゆるカールスタイル
動きをつけたシースルーバングがポイント。王道のシースルーバングに無造作な動きを足すだけでおしゃれ感がグンとアップ。前髪に合わせて、太めのカールアイロンで全体をふんわり巻くとバランスよくまとまります。質感はウエットに、前髪だけ動きをつけるだけでもポイントになるので、ほかのレングスでも使えるテクです。
スタイリング
前髪を無造作に動かして、ヘアオイルで少しウェッティな質感を加えることでツヤのあるパーマ風スタイルができます。
内巻きのビッグカールロングで大人かわいく
甘めテイストのワンピースやスカートが好きな人にぴったりなのが、韓国で「ヨシンモリ」と呼ばれている愛されスタイル。顔周りに外→内にしてかわいらしいニュアンスを出し、大きめのカールでくびれをつくるのが王道。顔周りのデザインが小顔に見せてくれるため、どんな世代からも人気!
全体はバストラインあたりで前上がりにカットし、トップのみレイヤーを入れる。前髪は目元ギリギリに設定して、そこから自然につなげつつ鎖骨あたりにボリュームがくるようにカット。トップの根元が立ち上がりにくくぺたんこになりやすい人には、根元にかけるプリカールをぜひ試してみて。
スタイリング
32〜38mmの太めのカールアイロンで、全体を内巻きのワンカールに。顔周りのみリバース(後ろ方向)のワンカールで巻き、毛先をメインにオイルをなじませる。前髪がくずれやすい人や根元がペタッとしやすい人は、スプレーでキープを。
くびれで小顔見せ! 韓国風の爽やかセミロング
薄めの前髪やほんのり外ハネになった顔周りの動きなど、今どきの韓国っぽいニュアンスを取り入れたセミロング。顔周りに入れたレイヤーは骨格を補正して小顔に見せてくれるだけでなく、髪をまとめた時には後れ毛として生かすことができます。首元でくびれさせているため全体がひし形のシルエットになり、小顔効果あり。毛量調節や質感調節をしっかり行えば、クセがある人でも逆にそれをおしゃれに転がすことのできるスタイルです。
ベースは鎖骨下の長さで平行にカット。前髪は目に少しかかる長さで薄くつくり、前髪の横には独立したレイヤーを入れる。レイヤーは、あごあたりの長さでハの字にカット。前髪にふわっとなるようなパーマをかける。
スタイリング
基本的には、形が決まるように乾かしてヘアオイルをなじませるだけでOK。広がりが気になる場合だけ、ストレートアイロンを根元からスルーさせつつ毛先は軽く外ハネに。
ふわっとレイヤーのこなれロング
ロングだけどコンサバに寄りすぎず、ちょっと抜け感を出すのが今っぽく見せる秘訣。毛先はスカスカにならないようにきちんと厚みを残し、顔周りにレイヤーを入れて華やかな動きを加えて。トップにもレイヤーを入れているのでぺたんとならず、ふんわり見せることができます。
ベースはバスト上のロングで、前髪はあごラインに設定。前髪からフェイスラインにしっかりとレイヤーを入れて動きをサポートし、華やかさをアップ。トップにもレイヤーを入れ、頭の形をきれいに見せる。髪がぺたんとしやすい人にはマスト! 直毛の人、髪が硬くて多くて太い人、巻くのに手間取る人はパーマをかけておくと朝が楽ちん。ハチ下は毛先にワンカール、ハチ上は大きなロッドで根元までしっかり巻き込んでふんわり感を底上げ。
スタイリング
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをなじませ、分け目をつけずに360度さまざまな方向からドライヤーの風を当てて根元から乾かす。パーマをかけていない人は、ヒートプロテクトできるオイルを中間〜毛先になじませてから38mmのヘアアイロンで毛先だけワンカールの内巻きに。前髪とトップはリバース(後ろ方向)のワンカールにして、オイルを手ぐしでなじませて崩す。カールを強くつけすぎないのがポイント。
大きめカールで華やかに小顔見せ
加齢とともに顔の筋肉が下がりやすくなることから「顔が長く見える」とお悩みの方は、大きめカールの巻き髪で縦長をカバーするのがベスト。
全体的に重さを残してカットし、まとまりやすいロングヘア。顔周りのみレイヤーを入れて毛先に動きをプラスして毛先を動きやすくするのがポイント。華やかな大きめカールで横幅を広げることで、顔が長く見えるのを回避できます。さらに、ナチュラルでやわらかなカールをつけられるエアウェーブパーマを。髪へのダメージが少ないうえ、スタイリングも時短できるので忙しい大人世代にぴったり。
スタイリング
全体を軽く濡らし、ヘアセラムを1プッシュの量を毛先中心になじませておく。その後、毛束を指に絡めて軽くねじりながら乾かしてカールを出し、しっかり乾いたらほぐす。仕上げにオイルを5滴程度とり、全体になじませて自然なツヤをプラス。
コンサバ女性に似合うエアリーロング
ナチュラルさを大事にしつつもきちんと感を見せたい人におすすめなのが、ふわっとしたワンカールのロング。甘いイメージですが、前髪がないのでビターな雰囲気も添えられます。
全体は肩下10cmでカット。顔周りのレイヤーはあごラインで設定し、後ろにつなげる。やわらかさが出るようにカットして。毛先にワンカールの内巻きパーマをかける。
スタイリング
32mmのカールアイロンを髪の中間部分に挟み、大きく動かして内巻きに。10円玉大のオイルミルクを手に広げ、手ぐしを通しながらなじませる。
ナチュラルニュートラルなこなれロング
しっかりカールだとキマりすぎてちょっと近寄り難い印象になることもありますが、ゆる巻きだと隙があってこなれ感が生まれます。クセ毛程度の動きがあるからロングでも重すぎず、適度な抜け感も。甘すぎず、かといってクールすぎることもないため、合わせる服のテイストを選ばないのもうれしいところ。
バストラインの前上がりロングをベースに、顔周りを中心にレイヤーを入れる。全体には低めのレイヤーを入れ、軽やかに見せつつ巻いたときに動きが出やすいようなサポートを。前髪は薄めに下ろしてシースルーにし、目の上ギリギリでカット。
スタイリング
38mmの太めのカールアイロンで、毛先をすべて内巻きに。強く巻きすぎず、ワンカールにして時間をおかずにスルーさせるようにすると程よい曲線に。顔周りはバランスを見ながら、中間部分はうちに入れつつ毛先は外ハネ風に。ここも「巻く」と意識せず「曲線をつける」程度のニュアンスに。スプレーワックスを吹き付けながら手ぐしでなじませ、軽やかに仕上げる。
気になるフェイスラインを大きなカールでカバーするリッチなロング
レディなヘアスタイルを求めている人にぴったりな、ビッグカールが目を引くロングスタイル。顔周りのレイヤーはフェイスラインのカバーに最適で、髪をまとめたときにもおしゃれな後れ毛になって、活躍間違いなし。大胆なハイライトカラーも、レイヤーの動きをサポートしつつ個性的なポイントに。ワンカール巻くだけでスタイルがキマるのもうれしい。
胸上のワンレングスベースに、あご位置くらいのレイヤーを入れ、そこからつながるようにサイドにレイヤーを入れて。スライドカットで毛量を調節し、動きを出しやすく。毛先にワンカールのパーマをかけておくと、カットで入れたレイヤーが生かせて動きが出やすくなり、スタイリングが楽ちん。しかし髪質やダメージ状態によりノンパーマがよい場合もあるので、美容師さんに相談を。
スタイリング
パーマをかけている場合、髪の根元はしっかり乾かし髪全体はほんのり湿っているくらいの状態で、髪を後ろで左右に分けてそれぞれ毛束を前向きにねじってドライヤーの風を当てる。さらに髪を振るようにしながら乾かすと、毛先がいろいろな方向に動いて動きが出る。ヘアクリームとオイルを混ぜ、全体にもみ込むようにつける。
ノンパーマの場合、太めのカールアイロンで毛先だけワンカールの内と外のミックス巻きに。巻いてからドライヤーの風を当ててカールをほぐす。ヘアクリームとオイルを混ぜ、全体にもみ込むようにつける。
うざバングのおすすめセット方法
巻くのは毛先だけ! ナチュラルにカールさせる
中途半端な長さの前髪は、カールさせるのが楽ちん! 使うのはコテではなく「ストレートアイロン」。
HOW TO
1. 一度に巻こうとすると前髪が浮いてしまうので、髪を真ん中とサイドの3つに分けます。
2. 160度に設定したストレートアイロンで毛束の中間を挟んだら、スーッと通して〝毛先だけ〟を軽く内巻きにしましょう。
3. サイドの毛束を巻く際は、ストレートアイロンとおでこが平行になるよう意識します。2と同様に毛先を巻きつつ、斜め下に逃すようにすべらせ、自然な八の字をつくりましょう。
4. 最後、バームを少量取り前髪になじませたら完成です。
センター分け前髪のアレンジ
顔周りを外巻きにして横幅をつければ、面長さんでも似合いやすい!
HOW TO
1. 前髪を真ん中2cmとサイドの3つに分けます。
2. 160度に設定した32mmのコテを使い、真ん中の毛束を根元からしっかり内巻きにしましょう。少し持ち上げるイメージで巻くのがポイントです。
3. サイドの前髪は、八の字になるように通して軽く毛先を外ハネにして。その後真ん中の毛束をひっくり返し、ドライヤーの温風と冷風を交互に根元に当てて立ち上げましょう。
4. 立ち上げた真ん中の毛束を散らしたらセンターで分け、32mmのコテでさらに外ハネにしてなじませます。
5. 耳前の毛束を取ったら、コテで外側に2回転ほど巻き上げます。落ちてきた前髪や後れ毛も一緒に外ハネにして。
6. 最後は500円玉大くらいの量のオイルを手のひらに広げたら、手ぐしを前から後ろに通すようにしてしっかりなじませましょう。目の横のサイドの毛束をおさえて、顔周りの毛束をほぐしたら完成です。
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