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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.10.26

目標未達を防ぐには?原因の分析やフィードバックの方法

 

目標達成のメリットを明確にする

未達

(C)Shutterstock.com

会社の目標は、社員個人の目標とは異なります。目標を達成するメリットがなければ「ノルマだから仕方なくやっている」という気持ちが拭えません。

社員にメリットをきちんと提示しないチームは、モチベーションや行動の自発性が低下し、目標未達につながっていきます。

まずは、目標達成のメリットを明確にし、各メンバーとコミュニケーションをとることが大切です。必要に応じて「インセンティブ」を導入し、仕事に対する動機づけをしていく方法も有効でしょう。

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効果的なフィードバックの方法

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軌道修正を行い、目標に着実に近づけるようにするのが「フィードバック」の役割です。メンバーや部下にフィードバックを行うときは、根性論ではなく、より具体的な道筋を示すようにしましょう。

効果的なフィードバックの方法
  1. 具体的な指摘
  2. 実行可能な要求

具体的な指摘

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相手に「まだまだ詰めが甘い」「とにかく頑張って」と伝えるだけでは、言われた人は何をどう改善すればよいのか分かりません。

そもそもフィードバックは、人を叱ったり褒めたりするためのものではありません。「相手の成長につながる意見を、より具体的に伝えてあげる」のが本来の目的です。

フィードバックをする側としては、相手に対する深い洞察力や分析力、そして理論的に伝えられるコミュニケーション力が必要となってきます。

例えば、業務上のミスやトラブルがあった際は、何が原因だったのかを明らかにし、未然に防ぐためにはどうすればよいかの具体策を提示することが大切です。

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実行可能な要求

未達
「残り1週間で、残りの在庫を全部売り切れ」など、フィードバックにおいて、無理なノルマを突きつけることは適切ではありません。

実行不可能な要求が続くと、メンバーのモチベーションが低下するばかりか、「この会社にはいられない…」と離職率も上がってしまうでしょう。

フィードバックでは相手の実績や経験を考慮し、実行できそうな行動案や、効果の上がりそうな施策を提示するのがポイントです。

「これならできそう」と相手が感じれば、やる気が上がりますし、小さな目標を達成した充実感も得られます。

相手が実現可能な目標を、具体的な指示を交えて伝えることが、効果的なフィードバックといえるのです。

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