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2020.05.30

お人好しと呼ばれる人の特徴は? メリットやデメリット、優しい人との違いを解説

お人好しな人は心根が優しく、人が困ったときには率先して手を差し伸べます。しかし、度が過ぎると他人に利用されてしまったり、嫌なことを押し付けられたりと損をするケースが多いでしょう。お人好しのメリット・デメリットや性格を改善するヒントを紹介します。

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【目次】
お人好しな人とは
お人好しと呼ばれる人の特徴
メリット
デメリット
お人好しな性格を改善するには

お人好しな人とは

お人好しには、善良な人間という意味がありますが、他人から「あなたってお人好しだよね」といわれると、素直に喜べないものです。優しい人とお人好しな人はどこに違いがあるのでしょうか?

お人好し

良い人すぎて利用されやすい

「お人好し」には「善良で、おとなしい人」という意味がありますが「騙されやすい人」というマイナスのニュアンスも含んでいます。心が純粋すぎて疑うことを知らず、すぐに相手を信じて心を許してしまい、都合よく利用されたり、裏切られたりしやすいのです。

もし、「あなたはお人好しだから」といわれた場合、それは性格の良さを褒められているだけではないかもしれません。場合によっては「あなたは世間知らずで騙されやすいんだから」と、たしなめている意味が含まれているのです。お人好しの類語は「好い鴨」です。好い鴨には「こちらの思うとおりに利用できる人」という意味があります。

優しい人との違い

「お人好し」と「優しい」は、性格が善良である点では共通していますが、根本的な意味合いや、他人に与える印象は大きく異なります。「優しい」には、おとなしくて性格が穏やかという意味の他に「相手に対する思いやりや配慮がある」という意味があります。言い換えれば「相手のためになるか」を自ら考え、行動しているということです。

一方、お人好しな人は、必ずしも相手のためを考えながら行動しているわけではありません。自分の意思がなく、相手の言いなりになって動いている部分があります。性格が優しい人の周りには、その人を心から慕う人が集まりますが、お人好しな人の周りには、その人を利用しようとする人や、甘えたい人も集まってきます。

お人好しと呼ばれる人の特徴

お人好し

人の良さも、度を過ぎるとマイナスになってしまいます。お人好しと呼ばれる人に共通する三つの特徴を確認しましょう。

人を信じやすい

お人好しな人の大きな特徴は「人を信じやすいこと」です。誰かに「これは儲かる副業だよ」といわれれば、「儲かるならやってみようかな」と、相手の言葉をすぐに信じてしまいがちです。初対面でも警戒心が弱く、相手が「自分はこんな人間だ」といったその言葉を、鵜呑みにしてしまうのです。

人を信じることは大切ですが、信じすぎてしまうと痛い目に遭います。特に、相手が「人を利用して利益を得よう」と思っている場合は、恰好のターゲットになる可能性があるので注意しましょう。お人好しな人は、子どものように心が純粋で、自分の周囲には悪い人はいないと思っているのかもしれません。

断れない

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お人好しな人は、相手の頼みを断れないのが特徴です。気が進まなくても、残業をお願いされれば引き受けてしまいますし、セールスマンに「もう1年契約しましょうよ」と押されれば、負けてしまいます。

断れない裏には「相手にどう思われるか」を過度に気にしたり、「相手との関係を悪くしたくない」という考えなどが潜んでいる場合があります。心根が優しいので、相手に対する申し訳なさも感じています。なかには「大変そうだから協力してあげよう」という自己犠牲の精神を持つ人もいますが、結局は相手にうまく利用されてしまうのです。自分で決断するのが苦手で、周囲には「優柔不断」と思われている傾向があります。

もめ事が嫌い

お人好しな人は、もめ事が嫌いで、何事も穏便に済ませたいと思っています。波風が立たないように願う「平和主義者」で、職場やママ友のグループでは、つかず離れずの中立的な立ち位置をキープしているかもしれません。他人と議論を交わしたり、主張をぶつけ合ったりするのを避けるために、他人の意見にすぐに賛同してしまうことも。

友だちが間違っていることをしていたら、叱ってあげるのが通常です。しかし、もめ事が嫌いなお人好しは、相手のやり方が間違っていても、はっきりと注意ができません。

メリットはどんなところ?

お人好し

「お人好しは損ばかり」と思われがちですが、本当にそうでしょうか?人の性格は一長一短で、お人好しの魅力が評価されることもあります。

周りから好かれやすい

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平和主義で争いごとを好まないお人好しな人は、周りから好かれやすいです。誰に対しても分け隔てなく接し、周囲に敵をつくりません。一緒にいると居心地が良く、優しくて穏やかな空気をつくる存在です。見返りを期待して動く人が多い世の中で、自分を顧みずに他人に手を差し伸べられる人なので「人格者」と思われることもあります。

ピンチを救われた人は、心から感謝をするようになり、「この人が困っていたら自分も手助けをしよう」という気持ちが芽生えるようになります。お人好しな人の周りには、「相手を騙して利用しようとする人」が集まりやすいのは事実です。しかし、それと同じくらい味方も集まってきます。

信頼を得やすい

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仕事では人が嫌がることを率先して行い、残業をお願いしても快く引き受けます。中途半端で投げ出すことはせず、どんなにつらくても自分1人でやり遂げようとします。こうした態度は「責任感がある」と見なされ、上司や部下の信頼を勝ち取ります。

目先の利益や自分のことしか考えられない「器が小さい人」と比較すれば、お人好しな人はある意味、人のわがままにも寛大な「器の大きい人」です。自分を犠牲にしてまで他人を優先する態度は、プライベートにおいても「あの人は信じられる」と評価されます。

経験値やスキルを向上しやすい

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「できない」「無理」を連発して大変な仕事を避ける人は経験が積めず、いつまでたっても能力が伸びません。上司からは成長する気がないと見なされ、重要な役割を与えてもらえないケースもあります。

一方で、何でも「YES」と引き受ければ、仕事量が多くなる分、能力を磨くチャンスが増えます。いろいろな仕事を頼まれて引き受ける人は、自分の専門以外の知識が増えていき、周囲には「博識で多才な人」と評価されます。さまざまな経験によって視野が広がり、人間的な成長も期待できます。

デメリットは?

お人好し

「優しい人になりたい」という人は多いですが「お人好しになりたい」という人はほとんどいません。「お人好しは損をする」というのが世間一般的な見方で、メリットよりもデメリットの方が際立ってしまうのが実情です。

押し付けられやすい

お人好しな人は「人に嫌なことを押し付けられやすい」のがデメリットです。会社においては、誰もやりたがらない業務や残業を押し付けられやすくなります。仕事量が増えれば、経験値やスキルが伸び、それなりに評価もされますが「貴重な自分の時間」が奪われていくのを忘れてはいけません。子どもと過ごす時間や趣味の時間がなくなり、「あのとき、もっと一緒にいればよかった」「楽しんでおけばよかった」と、後になって後悔してしまうのでは残念です。

また、恋人・夫婦・友人などの身近な関係において、相手に価値観や意見を押し付けられるケースもあります。自分を押し殺して生きなければならず、ストレスや息苦しさを覚えるようになるかもしれません。

非情になりきれない

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お人好しな人は非情になりきれない部分があり、それがデメリットになることがあります。人間が社会を生き抜く上で、多少の非情さや冷酷さは必要です。非情さがなければ、競争社会の中で生き残っていくのが難しく、自分の大切な人を守れない場合もあります。「ここまでしたら気の毒だ」という他人への甘さや、「非情になったら周囲に嫌われるかも」という気持ちがブロックをかけているのです。

非情になりきれないと、損をしたり他人に迷惑をかけたりすることもあります。交渉や勝負の場において、他人への優しさや甘さは「負け」にもつながり、いくら知識やスキルがあっても「成功者」になるのを妨げる可能性があるのです。相手が過ちを犯したとき「いいよ、いいよ」と簡単に許してしまえば、相手に見くびられ、同じ過ちが繰り返されるリスクもあります。

嫌われる場合もある

お人好しな人は、他人に好かれる傾向があるものの、必ずしもみんなに認められるわけではありません。なかには「あの人を見ているとイライラする!」という人もいるのです。人の言うことを素直に聞き、誰に対しても優しく接する人は「八方美人」と見なされることもあります。

八方美人は「自分の利益のために、だれにでも愛想よくする人」なので、お人好しとは根本が違いますが、人の目にはどちらも同じように映ってしまうのです。また「男性に媚びを売っている」と勘違いされることもあります。

お人好しな性格を改善するには

お人好し

お人好しが悪いとは限りませんが、自分の人生を、ずるい他人に利用されたくないと考えるのであれば、性格の改善が必要です。まずは「お人好しをやめる」と意識するところから始めましょう。

本音と建て前を意識する

お人好しな人は、相手の言葉をすぐに信じてしまうのが弱点です。物事を表面で判断せず、本質を見る目を養いましょう。世の中には騙してお金を搾取しようとする人や、人を踏み台にして上にのし上がろうとする人がいるため「相手を疑ってみること」が大切です。

言葉と心は必ずしも一致しているとは限りません。「この人の言うことは本音なのか、建て前なのか?」を意識してみましょう。おいしい話や甘い言葉ばかりが並んでいたら、返事をする前に一呼吸おくのがポイントです。

断ることを覚える

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相手に嫌なことを押し付けられたら「NO」と断る勇気を持ちましょう。「断ったら嫌われるのではないか」と考えがちですが、そうとは限りません。断られても相手は意外とあっさりしていて、「自分だけが気にしていた」ということもあります。

相手に悪意があると分かった場合は、「嫌われてもいい」という覚悟を持って接しましょう。自分を利用しようとする相手とは付き合っても意味がなく、自分が傷ついてしまうだけです。「何をしても許されると思ったら大間違い」と相手にはっきりと認識させるのがポイントです。どうしても困ったときは周囲に相談して、協力してもらうのもアリです。

自分の軸を意識する

お人好しな人は、「自分はどうしたい」かよりも「他人はどう思うか」を基準に生きています。他人が軸の人生には自由がなく、他人に振り回されながら生きることになります。嫌なことを我慢し続けると、自分を自分で傷つけてしまします。

まずは、自分の心の声を聞くところから始めてみてください。相手に頼まれごとをされたとき「自分の心は喜んでいるのか」「本当にやりたいのか?」と問いかけてみましょう。自分の心を基準にして生きていると、お人好しではいられなくなるはずです。

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