【質問】あなたの周りに「意地悪な人」はいますか?
・いる…26.3%
・いない…73.7%
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名。
身の回りに意地悪な人がいるかアンケート調査したところ、「いる」と答えた人は26.3%でした。具体的にはどんな場面でその人を意地悪だと感じてしまったのでしょうか。体験談をご紹介します。
体験談
・必要なことを教えてくれない(30代・高知県)
・自分が失敗したときは黙っていて人の失敗は大げさに言う(40代・鳥取県)
・優しいふりして嫌なことを押し付けてきたことがある(30代・愛知県)
・分かってるのにわざと知らないふりして面倒なやり取りに時間を取られる(30代・茨城県)
・面と向かって話しをしている時には、とても仲良さそうに話しをしているが、ほかの人と話しをしている時には悪口やらあることないことを吹聴している(40代・東京都)
意地悪な人の心理とは
意地悪な人に対して、こちらが先に嫌な思いをさせていれば反省の余地がありますが、全く思い当たることがないという場合も多くあります。彼らは、なぜ意地悪をしてくるのでしょうか。その原因を紐解くヒントを紹介します。

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嫉妬をしている
意地悪な人の多くは、自分より優れている人を好ましく思っていません。例えば職場の人に意地悪されるのであれば、相手はあなたの優秀な成績や能力に嫉妬しているのです。そして、わざと邪魔をしたり足を引っ張ったりすることで、自分と同じレベルまたはそれ以下に落とし、相対的に自分の立場を優位にしたいと考えています。
本来であれば自分自身が成長すればよいのですが、それだけの能力がない・自信がない・努力する気持ちがないことなどが原因で、相手をおとしめることしか考えられないのです。
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からかっているつもり
意地悪をする人のなかには、驚くことに悪気がない人もいます。ただ相手をからかっているつもりであり、意地悪をしている自覚がないのです。「もうやめてほしい」「迷惑です」と明確に否定したとしても、「実は楽しいんでしょ?」と言わんばかりに意地悪な態度を止めようとしません。
自分のなかで意地悪な態度をとることをコミュニケーションの一環だと思っている人もいます。相手の気持ちを理解する力が弱く、「嫌がる態度=喜んでいる」と都合よく判断しては、意地悪を続けるのです。
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意地悪な人と上手に付き合う方法
意地悪な人が身近にいると、その場に足を運ぶことを苦痛に感じるものです。「明日から行かない」と言えればよいものですが、社会ではそう簡単にはいきません。自分の心を救うためにも、意地悪な人と上手に付き合う方法を身につけることが大切です。明日から意地悪な人に対処するためにも、おすすめの方法を紹介します。

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相手にしない
意地悪な人に話しかけられても、相手にしないことにしましょう。話しかけられたら受け流す・最低限の返事をするなど、大人として必要な範囲で関わるだけでOKです。意地悪な人は、相手の反応を楽しんでいます。とくに、悲しむ・困るなどネガティブな反応を見せると、強い喜びを感じます。
そのためどんなに意地悪な態度をとられたとしても、ノーリアクションを心がけることが相手への無言の抵抗になります。あえて前向きな対応をするのも手です。意地悪な人は相手の嫌がる顔が見たいため、反対に喜んだ顔を見せ続けていれば、いつかは飽きて離れていきます。
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反論・意見をする
意地悪な対応に対して反論・意見をすることも大切です。不快に思っている気持ちをハッキリ伝えることで、相手が意地悪をしていたことに気が付くこともあります。意地悪な人の多くは、自分の言いなりになりそうな人を選んでおり、相手に反論されない限りは「この人には何を言っても平気」と決めつけているのです。
だからこそ反論・意見することで、「自分は言いなりにならない」と意思表示することが有効になります。それでも意地悪を続けるような人であれば、自分よりも幼稚な人だと思って放置することがベターです。
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できるだけ距離をとる
意地悪な人と関わることがつらいようであれば、できるだけ距離をとることがベストです。下手に関わることで余計なストレスを感じるよりも、関わる機会を最小限に留めるほうが穏やかに過ごせます。自分から距離をとっていれば、相手もわざわざ意地悪をしてきません。どうしても関わらなければいけないときは、相手を何気なく褒めてみるのも対処法の一つです。意地悪な人でも、自分に害がない人は攻撃しにくいでしょう。適度に褒めておだててあげることで、必要以上に攻撃されることを防げるはずです。

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