【目次】
・そもそも「インナードライ肌」とはどんな状態のこと?
・インナードライ肌の人が化粧水を選ぶときのポイント
・インナードライ肌の強い味方!人気化粧水
・インナードライ肌におすすめのプチプラ化粧水
・インナードライ肌を改善する化粧水の付け方も
【目次】
そもそも「インナードライ肌」とはどんな状態のこと?
■インナードライ肌とは
\「インナードライ」は肌の複合トラブル/
「内側からうるおいを作る力が低下した状態」のことで、毛穴の開き、キメの乱れ、乾燥、肌荒れなどがその症状。エイジングケアを必要とし始める前の20代後半から30代に多く見られます。
■梅雨や夏の時期、一見しっとりいい感じ、実際は?
\湿度が高いと肌がうるおうんじゃないの?と思った人は気をつけて/
空気がじめじめしている上に気温も高いと、うるおいは汗や皮脂と一緒に外に流れ出てしまい、肌の免疫力もダウン。肌内部の乾燥、インナードライな状態です。肌荒れしやすくなったりシミやシワの原因になったりと、梅雨のうちに老化の原因をつくってしまうことになるんです。
インナードライ肌の人が化粧水を選ぶときのポイント
保湿成分配合の化粧水を選ぶ
(C)Shutterstock.com
ベタつくからと保湿を避けてしまっては、インナードライ肌が余計に悪化する可能性が。肌表面がテカっているのは、保湿が不十分であることが原因になっている場合が多々あります。
そのためインナードライ肌の人は、保湿力が高い成分配合の化粧水を選ぶことが推奨されています。
保湿効果が期待できる成分は、一般的に以下のようなもの。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・スクワラン
・グリセリン
など
中でもセラミド、とくに「ヒト型セラミド」は保湿力が高い上肌なじみがよく、優れた効果が期待できると言われています。
肌への優しさを考慮した化粧水を選ぶ
インナードライ肌の人は、刺激に過敏に反応してしまう可能性もゼロではありません。肌のゆらぎが気になるときは、肌への優しさを考慮した化粧水を選んであげるといいかもしれません。
例えば以下のような成分が配合されたものには注意しましょう。
・界面活性剤
・香料
・防腐剤
他にも
・植物エキス
・精油
これらの成分が配合されたものも、敏感肌の人やアレルギーがある人は刺激を感じてしまう可能性があります。
不安な人は使用前にパッチテストを行いましょう。
インナードライ肌の強い味方!人気化粧水
富士フイルム|クレスク by アスタリフト ジェリー コンディショナー
些細な環境の変化でゆらぐ肌を根本から立て直してくれるジェリー状の化粧水。湿度変化によって不足しがちなヒト型ナノアシルセラミド配合で、肌を土台から整えてくれる。
▲ジェリー状化粧液 120mL
ヘレナ ルビンスタイン|プロディジー CEL グロウ デューイ エッセンス ローション
水分とオイルの共存を実現した、長時間保湿が可能なローション。オイルがバリア機能や水分保持機能を補い、肌をうるおしラッピングしてくれる。
「水分によるふっくら感とオイルによるしなやかさが同時に手に入る、高パフォーマンスなローション。ムチッと跳ね返るような、肌の内側に感じる充実感がたまりません」と美容のプロも絶賛。
▲200mL
スック|アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド
ベタつかないのにもっちりとうるおった明るい肌へと整えてくれる、高保湿タイプの化粧水。
▲200mL
タカミ|タカミローション
美容皮膚の経験から誕生した3種のローション。うるおいで満たされた、ふっくら生命感のある肌を目指す。
▲0 /Ⅰ/Ⅱ〈機能性乳液〉120mL
■アルビオン|アンフィネス ダーマ パンプ ローション
ヒアルロン酸配合で角層のすみずみまで素早く浸透し、充実したうるおいに満ちた、みずみずしく弾むようなハリのある肌に導く。
▲200mL
■エトヴォス|モイスチャライジングローション
肌の保水力や潤いに着目した化粧水。「POs-Ca(ホスホリルオリゴ糖Ca)」とラベンダー花エキスで肌のバリア機能形成を促進しながら、肌の奥まで潤いを与え、乾燥などによる肌トラブルのケアができます。べたつかず肌に浸透するテクスチャーで、低刺激処方なので敏感肌の人でも安心して使える。
▲150mL
■SK-Ⅱ|フェイシャル トリートメントエッセンス
発酵成分の働きで、使うほどに肌そのものを健やかに導く!35年以上にわたり愛され続けている名品。天然成分ピテラをはじめ、たっぷりの栄養で健やかな肌の土台を育む。
▲75ml
インナードライ肌におすすめのプチプラ化粧水
マツモトキヨシ オリジナル|スキンローションMKC
とろみのあるテクスチャーながら、ベタつきの気にならない保湿化粧水。ケチらずにたっぷりと使えるコスパ◎なアイテム!
「スキンケアをしながら顔に手をあてたときに肌の質感が改善され、顔色が明るくなっているのを感じました」(ライター 道塚 文乃さん)
▲500ml
■klairs(クレアス)フェイシャルトナー
韓国発自然派コスメブランドの化粧水。膚科専門の化粧品研究所で研究開発され、低刺激スキンケアとして名高いブランド。肌が敏感になっている時でも安心して使える。天然のエッセンシャルオイルがブレンドされたトナーは、とろみのあるテクスチャーながら、肌に浸すとスゥッと馴染む素早い浸透力。優しく、しっかりと保湿してくれる。
▲Supple Preparation Facial Toner
インナードライ肌を改善する化粧水の付け方も
まずは化粧水の〝量〟を見直し!
一生懸命保湿しているのにインナードライが改善しない…。それ、もしかしたら使用する化粧水の量が足りないのかもしれません。
化粧水は1ヶ月で1本を使い切るペースで〝たっぷり〟使うことが推奨されています。
「化粧水はコットンよりも手でつけるのが肌に優しくおすすめですが、問題は量。少量をパパッと広げて終わり、ではなく、手のひらをくぼませてたっぷりの量をとり、それを2回重ねづけ。いつもの3倍量を目安につけてみてください。しぼんだキメがふっくら、それに見違えるような透明感も出て、くすみも小ジワも吹き飛びます」(トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん)
浸透のサインは〝肌の音〟!
化粧水に限らず、スキンケアコスメは手のひらの圧を使ってググッと入れ込む「プッシング」が大切。肌にしっかり浸透したかどうか見極めるポイントは〝音〟にあると、水井真理子さんは言います。
「浸透しきってないときはぴちゃぴちゃと水っぽい音がしますが、浸透するとシュワッシュワッと少し乾いた音に変わります。この音を確認してから次のスキンケアをつけましょう。化粧水は浸透までに少し時間がかかるので、軽くプッシングしたら浸透までの合間に家事をしても構いません。ただし、化粧水の湿り気が完全に乾く前にスキンケアに戻りましょう。次のスキンケアをつける前にもう一度プッシングして、肌表面に残っている化粧水を余さず入れ込むことも重要です」(水井さん)
\How to/
化粧水を顔全体になじませ、手のひらを頬の内側に当てて少しだけ圧をかける。このまま5秒間キープして。
手のひらを頬の外側へ移動させたら、同様に圧をかける。
そのまま額全体をプッシング。そのまま鼻やあごもまんべんなくプッシングして。
首もプッシング。最後は顔全体をもう一度プッシングし、浸透のサインの音が出たら次のスキンケアステップに移動して。
化粧水の浸透が悪いときは角質ケアを!
保湿力の高い化粧水を使ったり、効果的な化粧水の付け方をしても化粧水が浸透していかないようなら、古い角質が剥がれずに積み重なり、肌が硬くなっているのかもしれません。
何をしても浸透が悪いときは「角質ケア」を行いましょう。
おすすめは「クレイマスク」+「導入美容液」の2つ。
\How to/
古い角質や汚れを除去してくれるクレイマスクで肌を洗浄する。
その後、水分が蒸発する前にすぐ導入美容液をなじませる。手のひら全体を使って、呼吸のリズムに合わせ肌を優しくプレスしながらつけていって。