周りにも完璧を求める
・完璧を求めるがうえに他の人も出来るのではないかと思ってしまう。 (40代・埼玉県・子ども1人)
・若い頃は、自分がきちんとしている分、他人のちょっとしたミスが信じられないし、許せなかった (40代・千葉県・子ども1人)
・真面目だから他の人がサボると許せない (40代・大阪府・子ども2人)
任される
・ひとりでなんでもやり過ぎて、できるものだと思われ、手伝ってもらえない (40代・埼玉県・子ども2人)
・笑って断れることも、いいですよと引き受けてしまって、ちゃんと言えば良かったと後悔する (40代・沖縄県・子ども1人)
・適当にできない為、嫌な役回りが回ってくる (30代・兵庫県・子ども1人)
不快そうにされる
・真面目に丁寧にするがあまり、お客さんにイラつかれることがある (30代・兵庫県・子ども1人)
・家族からうざがられる (30代・愛媛県・子ども4人)
なんでも頼まれる
・言いやすいのか、何でも頼まれてしまう。 (30代・大分県・子ども1人)
・どんな仕事でも受けてもらえると思われ、人の嫌がる仕事を頼まれることが多々ある (30代・三重県・子ども1人)
・責任感のない人に仕事を押し付けられ、その人からの見返りも感謝の言葉もないとき、軽んじられていると思って落ち込むことも (40代・千葉県・子ども2人)
真に受ける
・人の言った言葉が、冗談か本気か分からないことが (30代・埼玉県・子ども2人)
・適当に立ち回れたら上手くいくことが、真面目に考えすぎて上手く進まなかったり、受け流すことができなくなったりする(30代・岐阜県・子ども3人)
時間がかかる
・要領が悪くて時間がかかる (40代・神奈川県・子ども2人)
・周りの人よりも遠回りしてる気がする (30代・東京都・子ども1人)
気に病む
・些細なことが気になるし、ガサツな人に傷ついたりする。あと、冗談のひとつも言えないし、あれこれ気に病んでしまって損だと感じる (40代・大阪府・子ども3人)
・気にし過ぎて自分を追い詰めてしまうことも (40代・大阪府・子ども2人)
楽しくない
・正直楽しくない (30代・三重県・子ども2人)
悪口
・嫌だなと思っても悪口が言えない (40代・北海道・子ども1人)
いじめられる
・気が弱そうに見えるためいじめられやすい (30代・埼玉県・子ども1人)
子どもを十分に構えない
・家事の手抜きが出来ず、子どもを十分に構ってあげられない。 (30代・神奈川県・子ども1人)
横入りされる
・順番を守っていたら、横入りされること多々あり (40代・茨城県・子ども3人)
不真面目でも給料が同じ
・真面目でも不真面目でも給料は同じってとこ (40代・長崎県・子ども2人)
真面目すぎる性格にうまく向き合うための対処法をご紹介
「真面目」ということに関して公認心理師・小高千枝さんに伺いました。
「“真面目”=アイデンティティ」
「真面目」なのはDNA的な部分もあります。例えば母親がきちんとした性格だったから、自分も正義感溢れる人になったとか。この場合は自分のことを追い詰めるのではなく、家系的にそうだったんだと認めることで気持ちが楽になるはずです。
「“真面目”で嫌と思う部分を相手によって変える」
例えば、相手に「真面目だから近寄りがたい」と思われていることが嫌だったら、その人には自分から話しかけてみる。その一歩を突破することによって、相手からの見られ方も変わり、自信が生まれるのでネガティブになる時間が少なくなります。
「自分の中に“緩み”をもたらす」
例えば、「みんなより10分早く出社する真面目さ」それは何のためかを考えます。1.自分の準備のため 2.みんなより早く出社することによって褒められたいため。1であればそのまま続ければいいと思いますが、もし2であったならみんなと同じ時間に出社してもOK。自分の真面目さに許容していくことも大切です。
最後に
「“真面目”ということは決して悪いことではありません。提出期限を守れたり、人の気付かないところに気付くなど”真面目”だからこそ得なことも多いのです。自分を追い詰めるのではなく、緩められるところは緩められると上手に”真面目”と付き合っていかれると思います」(小高さん)。
まずは「真面目」という意識に囚われず、自分の個性として認めてあげられるのが解決への近道かもしれませんね。
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