【所謂】この漢字読めますか?
「しょせん」という漢字と見間違えてしまいそうな【所謂】ですが、この漢字の読み方を知っていますか?
漢字そのものから解読するのは難しいかもしれません。
ヒントは誰かに物事の説明をする時などに使います。
例えば、「キャップやハットは、〇〇〇〇帽子のこと」など。
最初の文字は【い】です!
分かりましたでしょか?
正解は…
【いわゆる】
でした!
【所謂:いわ‐ゆる】
世間一般に言われる。俗に言う。よく言う。
〈小学館 デジタル大辞泉〉より
【所詮(しょせん)】と間違えないよう注意を!
ぱっと見た感じでは【所詮】と似ていますが、使われている漢字も意味も異なります。見間違えたり、読み間違えたりしないよう気を付けましょう!
【所詮:しょ‐せん】
[1]
1.最後に落ち着くところ。
2.仏語。経文などによって表される内容。能詮(のうせん)に対していう。
[2]
1.最後に行き着くところを述べるときに用いる。どうこう言っても結局は。つまるところ。多く、否定的な意味の語句を伴って用いる。
「―かなわぬ夢」「生意気を言っても、―は子供だ」
2.
(命令・意志を表す語句を伴って)
こうなったうえは。それでは。
〈小学館 デジタル大辞泉〉より
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