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LIFESTYLE 100人アンケート

2023.06.19

「洞察力」とは何ですか? それが鋭い人とはどんな人? 臨床心理士が鍛え方を解説

 

後輩

・たまに会う後輩 (30代・千葉県・子ども1人)

洞察力

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友人

・中学からの友達 (40代・鳥取県・子ども2人)

子ども

・子ども (30代・東京都・子ども2人)

自分

・自分 (30代・岩手県・子ども2人)

仕事相手

・同じ会社の別の担当のお客様。 (30代・群馬県・子ども3人)

洞察力がある人の特徴とは?体験談から確認しよう

特徴としては「人を見ている」、「察する」、「嘘を見破る」などが挙げられました。洞察力が高いことで、会社で高い評価を受けたり、人に感謝されたりと高感度が上がるようなエピソードがたくさん。

人を見ている

・よく人を見ていて、その人の行動の先を読んで動いている。先回りができるので、会社でもできる人として高い評価を受けている (40代・岐阜県・子ども2人)
・周りの動きがよく把握できている。会社のチームで仕事をする時も、周りを見て自分の立ち位置や役回りを瞬時に判断している (40代・千葉県・子ども2人)
・観察力が鋭いので、こちらが困っていたり、大変な時などそっと声をかけてくれる。また上司の機嫌が悪いのも察し、うまく回避したり、機嫌がよくなる行動が取れている (30代・三重県・子ども2人)
・周りをよく見ていて、最適なタイミングでフォローしてくれたり、変化によく気付いてくれる。誰が何をしているか常に把握していて、手伝ったり、声がけを積極的にしている (30代・神奈川県・子ども2人)
・人の気づかない細かいことに気配りができている。例えば、ちょっと風邪気味で喉がいがらっぽいなと感じていた日に、「大丈夫?」とのど飴を渡してきてくれたり、心使いが素晴らしい! (40代・大阪府・子ども1人)

察する

・言わなくても全て分かってくれる。こちらの気持ちを察してくれ、適切な対処をしてくれるのでありがたい存在 (30代・広島県・子ども1人)
・忙しくて手が回らず困っていると、必ず気付いてくれて手助けしてくれる。自分だってワーママで毎日大変だろうに、心が広くて尊敬しちゃう (40代・北海道・子ども1人)
・接客業の人は仕事柄、相手の気持ちを理解しようとする習慣があるので、洞察力がある人が多い気がします。接客業をしているママ友も、子どもたちと一緒に遊ぶ時、お手拭きや除菌スプレーを多めに持ってくるなど配慮が行き届いてる (40代・東京都・子ども1人)
・体調の悪さや、気分が落ち込んでいるなど気持ちを察するのが上手。大袈裟に騒ぎ立てたりもせず、静かにそっとフォローしてくれるので感謝しています (30代・愛知県・子ども2人)

洞察力

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嘘を見破る

・とにかく少しの違和感に気付いて嘘を見抜く。例えば、昨日のドラマの話になって、見てないのに会話に適当に頷き参加してると、後で見てないでしょと言われたり…。たまに怖って思う (30代・岩手県・子ども2人)
・勘が鋭くて少しのウソを見破られそうになる。まだ解決してない仕事も、上司には「大丈夫です」と言ってるが、その人には分かるらしく「手伝おうか?」と話しかけられてドキッとした (30代・愛知県・子ども2人)
・表情や、言い回し、普段から人の行動をよくみているところ。一緒に仕事していても、すごく他人の反応を見ているなぁと思っているが、どうやらその洞察力から旦那さんの浮気を暴いてしまい、離婚したらしいです。嘘ついてる人とか、結構分かるとか (40代・京都府・子ども2人)

なんでも分かっている

・なんでも分かっている感じがする。こちらが話しかけると、そのことは知ってるよとばかりに、その先の解決法などがぽんぽん出てくる (40代・神奈川県・子ども2人)
・特にコレと言ったエピソードはないのですが、全て見透かされている感じがする。情報通だったり、タイミングよく動いてたりするところがそう感じさせるのかもしれない (30代・群馬県・子ども3人)

会話

・洞察力が優れているからなのか、会話がポンポン弾む。いつもいろんなことにアンテナを張っていて、この人にはこの会話がベストと判断しているのかも (40代・新潟県・子ども3人)
・普段の会話でそう思う。みんながスルーしちゃいそうな出来事でも、しっかり覚えていたり、会話自体もだらっと話すのではなく、チャキチャキ話す感じ (40代・東京都・子ども2人)

的確

・指示が的確で、その指示を守ればうまくいくことがほとんどだから。常日頃社員の特性を見抜き、向き不向きを考えているんだろうなぁ (30代・徳島県・子ども3人)
・真面目にやっているかどうかをきちんと見ているんだと思う。なので的確な評価をしたり、不真面目な人には喝を入れたりしている (30代・東京都・子ども2人)

洞察力

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勘が鋭い

・洞察力に優れているからか勘が鋭い。ちょっと挨拶しただけで、プライベートがうまくいっているかどうか悟られてしまう (30代・東京都・子ども2人)

変化に気づく

・スタッフの変化によく気づく。新しい洋服を着てきたり、ネイルチェンジ、メイクの変化などホント細部まで気付いてすごいなぁと思う (30代・大分県・子ども1人)

しっかりしてる

・目立つ存在ではないが、しっかり縁の下の力持ちとして仕事をしている人は洞察力がすごい。まさに『家政婦は見た』かのように、いろんな人の情報を手に入れている (40代・兵庫県・子ども2人)

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本当の意味での「洞察力」とは?

「〝洞察力〟とは 物事の本質を見抜くことができること、見かけに騙されないこと。そして洞察力がある人、というのは、相手自身もまだ気づいていない困り感にも気づけるような、またそれに対して何か手を差し出せるような人を指すのだと思います」と臨床心理士の吉田美智子さんは話します。

では「洞察力が高い人」にはどんな特徴があるのでしょうか。「私たちは普段の人間関係で、相手に対して〝 上司の話はしっかり聞かなきゃ〟とか、〝クレームが多い人だから注意しなきゃ〟など、すでに分かっている人物情報を元に、相手の話や様子に対して予測を立てるものです。これは、これはコミュニケーションとしては効率が良いけれど、相手の出方を決めつけてしまうことに。そうなるといつもと違う情報は見落としてしまったり、相手の変化をキャッチできなかったりするリスクがあります。逆に、いつもまっさらな気持ちで、相手や状況に注意を払い、関心を持って考えたり、対処できるのが〝洞察力の高い人〟ではないでしょうか」(吉田さん)。

以上のことを踏まえ、吉田さんから「洞察力の高い人」になるために大事な3つのポイントを教えていただきました。

臨床心理士が伝える、洞察力を鍛えるための方法

✔️ 相手のことを決めつけない・わかったつもりにならない
✔️ ニュートラルな気持ちで、関心を持って話を聴いたり、様子を観察する
✔️ 違和感(いつもと違うみたい、何か困っているみたい)を感じたら、相手に「何かあった?」と聞いてみる。

フラットな立ち位置に自分を置くことで、周りがよく見え、結果「洞察力」の高い人につながっていくのかもしれません。

写真/(C)Shutterstock.com

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

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