自分を認めてあげる
ありのままでいるためには、自分の言動に自信を持つ必要があります。まずはあなたが持っている自分らしさを否定せず、認めてあげましょう。次にその自分らしさを、誰かのために使います。いつもテキパキと動き回るのが好きな人は、「先回りして嫌がられたらどうしよう」などと自分の気持ちを制御するのではなく、気が付いたことはどんどん実行してみてください。
ありのままの行動には「認められたい」「褒められたい」といった下心はないため、ストレートに相手の心に伝わるはずです。感謝される体験が増えれば自信が付いて、さらに自分らしさを発揮できるようになります。
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自分らしくないことをやめる
自分らしさがどんなことか分かっているのに、さまざまな事情で自分らしくない状態に甘んじてしまうことがあります。周りの環境によっては、むしろ自分らしくないことをしている時間の方が長いということもあるかも知れません。
ありのままでいるためにも、可能な限り自分らしくないことはやめましょう。最初は勇気がいりますが、自分らしさを封じ込めている現状を変えなければ道は開けないのです。
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自分らしさについて考える おすすめの本
自分らしさとは何か、どうすれば取り戻せるのかなど、自分らしさについての疑問や悩みは尽きません。自分らしさについて考えるときに参考にしたい、おすすめの本を紹介します。
榎本 博明著『〈自分らしさ〉って何だろう?』
心理学博士が著した「自分らしさ」と向き合うヒントが見つかる本です。さまざまな情報に翻弄され、自分を見失いがちな現代の若者に向けて、自分らしさの意味や見つけ方を説いています。
「自分を見つめる自分がいる」「他人の目が気になる」といった思春期に誰もが経験する葛藤について、著者自身の経験を交えながら丁寧に描かれており、ありのままに生きるコツがつかめます。
商品名:榎本 博明 著『〈自分らしさ〉って何だろう?』
海原 純子著『[新版]本当の自分らしさを見つける50のヒント』
ありのままの自分を否定しがちな人におすすめの本です。著者は、女性のストレス性疾患の治療や研究にたずさわる心療内科医ならではの視点で、「ありのまま」とは何なのかを解説しています。
自分らしく生きることを「自分にぴったりした生き方」と表現するなど、優しくて分かりやすい文章が特徴です。この本では、最初から答えを出すのではなく、自分らしさを見つけるためのヒントを提示しています。
読者はヒントをきっかけに「自分らしくいられない理由」や「本当の自分らしさ」を自分なりに解釈し、ありのままの自分を受け入れられるようになります。
商品名:海原 純子 著『[新版]本当の自分らしさを見つける50のヒント』
潮凪 洋介著『あの日失った「自分らしさ」を取り戻す方法』
目の前にある現実に絡めとられ、知らず知らずのうちに自分らしさを見失っている人は少なくありません。この本を読めば本来の自分を取り戻し、生き生きとした人生を送るための考え方が分かります。
考え方や行動を変えるだけで、仕事や恋愛、人間関係などあらゆるシチュエーションで自分らしさを発揮できるようになります。
商品名:潮凪 洋介 著『あの日失った「自分らしさ」を取り戻す方法』
キム スヒョン著『私は私のままで生きることにした』
自分らしさについて思い悩むのは、日本に限ったことではありません。韓国のイラストレーター・作家の著者による「私は私のままで生きることにした」は、世界累計で180万部を超えるベストセラーとなりました。
人と比べたり皆に愛されようとして無理したりといった生き方に別れを告げ、「私らしく」生きるために覚えておくべきメッセージが、ほのぼのとしたイラストと共につづられています。
メッセージの内容はどれも分かりやすく、思わず共感するものもたくさんあります。最後まで読めば心が軽くなり、ありのままでよいのだと自分を認めてあげられるかもしれません。
商品名:キム スヒョン 著『私は私のままで生きることにした』
トップ画像・アイキャッチ/(C)Adobe Stock
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