「小悪魔な女性」という言葉から、どんな女性を想像しますか? 近づいたら危なそうな、けれど魅力的でつい近寄ってしまいたくなるような…。小悪魔な女性は、そんなミステリアスな存在です。
中には、「異性を翻弄する女性」というややネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、小悪魔な女性は男女問わない愛され女性も多いものです。
本記事で、小悪魔な女性の特徴や恋愛テクニック、小悪魔な女性が魅力的な理由を押さえて、愛され小悪魔を目指してみませんか?
「小悪魔」とは
まずは、「小悪魔」がどういう意味を持つ言葉なのか紹介します。
こ‐あくま【小悪魔】
1 小さく力の弱い悪魔。しょうあくま。
2 男性の心を翻弄(ほんろう)する、魅力的な若い女性。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
『デジタル大辞泉』によると、1つ目の意味に「小さく力の弱い悪魔」がありますね。悪魔でありながらも、か弱さを併せ持つところがギャップであり小悪魔な女性の特徴に当てはまります。
また、「心を翻弄する」という2つ目の意味もポイント。「男性の心を翻弄する、魅力的な若い女性」とありますが、本記事では、いい意味で魅力的であり男性や女性を問わず人に好かれる女性という意味合いで小悪魔な女性について見ていきましょう。
小悪魔な女性の特徴とは?
「小悪魔」の意味が分かったところで、次は小悪魔な女性の特徴について具体的に見てみましょう。
甘え上手
働く女性は社会的地位もある程度確立しているため、なかなか甘えられなくなることも多いものです。しかし、小悪魔な女性は甘え上手で、人の懐に入り込むのが得意。
「甘える」といっても、常に誰かに頼るのではありません。自分でできることはきちんとこなし、少し人の手があると助かるというシチュエーションで、うまくお願いができるのです。
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隙がある
社会に出ると、隙を見せないように努める女性は多いでしょう。会社や組織の中で、弱い部分が露見しないような立ち回り方を身に付けることもあります。一方、小悪魔な女性は、隙を見せるときと見せないときのタイミングやバランスを上手に取れるのです。誰かにうまく頼る術を知っており、程よく隙があるように感じさせます。
小悪魔な女性は、あえて少し頼ってみたり、知らないふりをしたりするなど、相手がコミュニケーションのきっかけを見つけやすいので、うまく心をつかめるのです。
感情表現が豊か
いつでも笑顔で明るい雰囲気の人は、誰からも好かれます。大人になると感情表現が乏しくなりがちですが、魅力的な女性はナチュラルなリアクションが身に付いている人が多いです。
嬉しいときは満面の笑みで「ありがとう」を素直に言い、会話しているときは相手の良い面を「すごいですね」と褒めるなど、一緒にいると気持ちのよい雰囲気を提供してくれます。
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時々影を見せる
3つ目に、「感情表現が豊か」ということを取り上げましたが、小悪魔な女性が魅力的に感じられるのはギャップがあるから。ただ明るく感情表現が豊かなだけではなく、ふとした瞬間に見せるミステリアスな部分が「もっと知りたいな」と思わせるのでしょう。
頭の回転が速い
小悪魔な女性は、時に戦略的。自分の魅力を理解して、どのように振る舞えば相手の懐に入れるかを考えて行動することができます。また、あえてストレートに要求を伝えるのではなく、仕草や態度だけで気持ちを表現することも。思わせぶりな態度をとることで、相手は「もっと知りたい」という思いが募り、どんどん術中にはまってしまいます。
小悪魔が魅力的な理由
「小悪魔」という言葉に、「相手を翻弄する」というマイナスなイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか? けれど、裏を返せば思わず翻弄されてしまうほど魅力的であるということ。小悪魔な女性がどうして魅力的なのか、見てみましょう。
かわいらしいから
小悪魔的要素を持つ人は、ついついかまいたくなるかわいらしさと危うさを併せ持っています。それは外見だけではなく、内面の「ちょっと頼りない」感じからにじみ出てくるのです。失敗しても、なぜか許せてしまう、手伝ってあげたくなる、そんな雰囲気が特徴的です。
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自由奔放だから
小悪魔な女性は、するりと相手の懐に入り込み、かと思えば何を考えているのか変わらない、そんな「縛られていない」自由奔放さがあります。自由奔放だからこそ放っておけない、守ってあげたいという「庇護(ひご)欲」をかき立てるのがうまい女性と言えるでしょう。
ミステリアスだから
小悪魔な女性は、なかなか実体を掴ませないミステリアスさが最大のポイント。「聞き上手」でうまく心をつかんで相手の情報を仕入れる一方で、自分の話はしないという人も多いです。
また、話し方がゆっくりな女性は、奥深さや優しくおおらかな印象を与えられると言われています。話し方や声のトーンで、人の印象を左右しやすいのはビジネスのプレゼンや営業のシーンでも使われる手法です。小悪魔な女性はこのような声の調子も使い、聞き上手に徹しているのかもしれません。
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小悪魔女子ならではの恋愛テクニック
ここまでは、ビジネスシーンや日常生活のなかで小悪魔な女性がどのように魅力的なのかを見てきました。では、この小悪魔さを恋愛で活かすとどうなるのでしょうか?
時々わがままを言う
「わがままを言って嫌われないかな…」と不安に思う人もいるかもしれません。わがままはわがままでも、相手の心を掴むようなわがままの言い方を押さえてみましょう。言われたら困るようなわがままばかりではなく、「お願い」ともとれるようなかわいらしいわがままを時折会話に混ぜるのがポイント。
毎回ではお互いに疲れてしまうので、「これが食べたい」「これがしたい」などをたまに主張してみましょう。この時、わがままを受け入れてくれたら「嬉しい!」「ありがとう!」と気持ちを伝えることも大切です。
敬語とタメ語を使い分ける
普段敬語で話すような間柄の相手と距離を縮めたい時は、敬語とタメ語を織り交ぜて話すのがおすすめです。8割敬語、2割タメ語くらいからスタートして、相手の様子を見ながら割合を調節していきましょう。
タメ語で話すのに抵抗があるという人は、自分の感情を伝える時にタメ語を使うといいですよ。「すごーい!」「びっくりした!」「嬉しい!」などと言うことで、素直に感情が言葉になったという印象を与えますし、自分の感情に対してタメ語なので、比較的抵抗感がありません。
2人きりのときに普段は見せない表情を出す
「あなたは特別」という印象を与えることも小悪魔的で効果ばつぐん。「2人きりだとつい楽しくてたくさん話しちゃうな」と言葉で表してもいいですし、大人数でいるときには話せない相談事をするのもいいでしょう。
嫌われてしまう理由もチェック
小悪魔な女性は、一部の人から「わざとらしい」と思われたり、「あざとい」と言われてしまったりすることも。多くの人を魅了しながらも、反感を買ってしまうのはどうしてなのでしょうか?