濡れた状態で長時間放置するのもNG
摩擦は髪に良くないことですが、そもそも濡れた状態の髪でいること自体が、髪には良くないと言われています。髪が濡れていると、表面の「キューティクル」が開いた状態になります。すると髪内部のタンパク質や水分が逃げやすい状態となり、濡れた状態がしばらく続くと髪の毛が空洞化しやすくなってしまいます。
さらに濡れた状態の髪は、乾いた状態の髪に比べて外部からのダメージや摩擦にも敏感。傷みが進行しやすいので、せっかくタオルドライをしてもしばらく放置してしまっては意味がありません。タオルドライして満足せずに、一刻も早くドライヤーで髪を乾かしましょう。
正しいタオルドライのやり方
まずは髪の根元の水分を取る
まずは乾いたタオルで頭を包みます。頭の上部を優しく揉むようにしながら、根元付近の水分をしっかり取っていきましょう。
耳の後ろや襟足もしっかり拭く
耳の後ろや襟足の根元には、タオルを直接当ててしっかり拭き取ります。
毛先の水分を優しく拭き取る
頭皮の水分を取ったら、タオルを半分にたたみましょう。たたんだタオルの間に毛束をはさみ、優しく圧をかけながら水分を取っていきます。このとき、決して強く絞ったりこすったりしないように注意しましょう。
使用するタオルは吸収性に優れたものを
濡れた状態の髪は傷みやすいので、ドライヤー時間はもちろん、タオルドライ時間もできるだけ短縮したいところ。短い時間で効率よく水分を吸わせるために、使用するタオルは吸収性に優れたアイテムを使うことをおすすめします。吸収性の高いタオルでタオルドライすれば、その後のドライヤー時間もグッと短縮できるはず。
タオルドライにおすすめのタオル
UCHINO とってもよく吸う 「ごくふわ」バスタオル
吸収性を追求して作られたタオル。ふんわりとした肌触りもGOOD!
ハホニコ ヘアドライマイクロファイバータオル
パワフルな吸収性で、タオルドライの時間を大幅に短縮してくれる。