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【目次】
「クレンジングオイル」は他のクレンジングとどう違う?
クレンジングの中でもっとも洗浄力が高い
オイルやジェル、クリーム、ミルクなど、クレンジングのタイプはさまざま。まずはそれ
ぞれの特徴をおさらいして、どのタイプが自分に合うのかを見極めましょう!
【オイルクレンジング】
油性成分がメインで洗浄力は高め。しっかりメイクの人におすすめですが、製品によっては洗い上がりに乾燥を感じるものも。
【ジェルクレンジング】
ジェルの中でも水系と油系の二種類に分けられ、洗浄力は油系の方が高め。ジェルの弾力で肌への摩擦を抑えることができます。
【クリームクレンジング】
乾燥肌の人におすすめ。洗浄力は中ぐらいで保湿力が高め。メイクを落としながら乾燥は防ぎたいという人に。
【ミルククレンジング】
メイクが薄めの人や乾燥肌の人に。洗浄力が弱い分、肌への負担も少なく洗い上がりはしっとり。
クレンジングオイルの中にも3タイプある
クレンジングオイルの中にも3つのタイプがあります。【鉱物油系】【油脂系】【エステル系】です。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。
【鉱物油系】
しっかりとメイクを落としたい人におすすめ。ウォータープルーフ系のアイテムを使う人や、しっかりメイクの人に。ただし洗浄力が高めな分、肌に必要な皮脂も落としてしまい、乾燥を招いてしまう可能性も。
【油脂系】
ダブル洗顔不要のタイプが多く、肌をケアしながら汚れを落とします。オリーブオイル、シアバターなど、保湿効果の高い成分が使われています。
【エステル系】
洗浄力が比較的高く肌なじみも○。肌へのやさしさもあるバランスのいいアイテムです。ただし皮脂も落としやすい傾向があるので、洗顔後の保湿はしっかりと行いましょう。
「乳化」はいつ?クレンジングオイルの基本的な使い方
4つの手順で正しい使い方をマスターしよう
手順1:ポイントメイクを落とす
マスカラや口紅など、落ちにくいポイントメイクは専用のリムーバーで先に落としておきましょう。
手順2:クレンジングオイルをなじませる
乾いた手に適量オイルを取ったら、顔全体にやさしくなじませます。Tゾーンや皮脂が溜まりやすい小鼻などは、指の腹を使ってくるくると手早くなじませて。
手順3:乳化させる
水を手に少量取り、顔にのせたオイルと合わせて乳化させます。水が多すぎるとうまくいかないので、ほんの数滴でOK。全体が白くなったら乳化ができたサインです。この工程を行うことで、メイクとクレンジングがしっかりとなじみ、肌に汚れを残すことなく洗い上げることができます。
手順4:洗い流す
乳化ができたら洗い流します。洗浄料を肌にのせている時間が長いと肌への負担が大きくなるので、オイルをなじませてから洗い流すまで1分以内で行うのがおすすめです。
汚れ落ちをよくする3つのポイント
肌をいたわりながら汚れ落ちをよくするための3つのポイントもご紹介します。
ポイント1:手のひらで温める
クレンジングオイルを顔になじませる前に、一度手のひらで温めてから顔にのせることでメイクとのなじみが良くなります。
ポイント2:ゴシゴシこすらない
肌の摩擦は厳禁です。しっかり汚れを落とすためつい力を入れたくなりますが、優しくなじませるのが鉄則。
ポイント3:洗い流しはぬるま湯で
熱すぎる温度のお湯は乾燥を招き、冷たすぎる温度の水は汚れ落ちが悪くなる上、その後のスキンケアも肌になじみにくくなります。洗い流す際の水の温度は32〜36度程度のぬるま湯が良いでしょう。
毛穴汚れを一掃するクレンジングオイルの使い方
手順1:皮脂をオイルで溶かす
美容家の小林ひろ美さんに教えていただきました!
「私がやっているのは〝オイル蒸し&ブラシ〟。まず、鼻の頭を軽くオイルクレンジングします。そのまま、レンジで1分ほど温めたホットタオルで蒸し上げます。オイル蒸しされた毛穴はよく開き、角栓もやわらかくなっています。それを、毛穴専用のブラシで搔き出すのです。このとき、ブラシをやみくもに動かすのではなく、小さく『の』の字を描くように。ひと通りの工程を終えたら、開いた毛穴を元どおりに引き締めます。毛穴を引き締めるには、水に濡らして絞ったコットンなどで冷やすのがいちばん。週に2~3回で、毛穴をキレイにキープできますよ」(小林さん)
まずはクレンジングオイルを鼻になじませていきます。
ホットタオルを当てたら、中に息を吹き込んでさらに蒸します。
小さなブラシを使って毛穴の上で「の」の字を描きます。
最後は冷たいコットンを鼻に当て、引き締めたら完了です。
人気ブランドのおすすめクレンジングオイル
ADDICTION BEAUTY|アディクション オイルクレンジング オールデイリセット
150ml 3,850円(税込)
こっくり濃厚なテクスチャーのクレンジングオイル。ポアクリアオイルが角栓にアプローチし、つるっとした洗い心地を実現。濡れた手でも使用でき、ダブル洗顔不要なのも嬉しい。
「コクのあるとろりとしたオイルが、肌をゴシゴシせずともメイクも皮脂もみるみるうちに絡め取ってクリアに。濡れた手でも使えて、ダブル洗顔も不要。子どもと一緒にお風呂のときには特に助かります。しっとりとした洗い上がり、シトラスハーバルの香りもとっても心地いいです」(美容ライター 有田千幸さん)
SNIDEL BEAUTY|SNIDEL ボタニカル クレンジングオイル
150ml 3,630円(税込)
柔らかな肌あたりの100%天然由来オイル。モロッコ産の手搾りのアルガンオイルが、古い角質・余分な皮脂をしっかり洗い落とす。マツエクもOK。
「肌に優しいのがうれしい。アルガンオイル配合で肌もつっぱらず、保湿しながらするんとメイクが落とせる。無理のない使用感がお気に入りです」(ヘア&メイクアップアーティスト 鈴木海希子さん)
ファミュ|ブリリアント クレンジングオイル
(右)125ml 7,480円(税込)
韓国ナチュラルブランドのオイルクレンジング。カメリアオイル62%、シュガー由来の洗浄成分で汚れを洗い流す。
イソップ|パセリ フェイシャル クレンジング オイル
200ml 6,490円(税込)
たっぷりの植物エッセンスが配合されたオイルクレンジング。アボカド油、アーモンド油、マカダミア種子油、ラベンダー油、ニンジン根エキス、パセリ種子油、βカロチンなどが、肌のうるおいを守りながらメイクや毛穴に詰まった角栓・黒ずみをオフ。
ゲラン|アベイユ ロイヤル クレンジング オイル
150ml 8,140円(税込)
貴重な黒ミツバチに由来する自然の恵みが贅沢なゲラン「アベイユ ロイヤル」からついに待望のクレンジングオイルが誕生。どんなメークアップもスピーディに落として、肌の水分油分やpHバランスはくずさずキープ。極上とは何かを教えてくれる最高に贅沢なクレンジングオイル。
ポーラ|D クレンジングオイル
200ml 3,960円(税込)
厚みのあるふわふわなオイルが肌に刺激を与えることなくなじみ、素早くかつやさしくメークを洗い上げてくれるクレンジングオイル。“ゴールデンニーム”や“アンズエキス”をはじめとする数多くの保湿成分が、毎日の汚れをすっきりと落としながら肌に必要なうるおいはしっかり守るため、使用後はしっとりとした肌の仕上がりを実感。ぬれた手で使うことができるのも嬉しいポイント。
角栓スッキリ!優秀プチプラクレンジングオイル
ニベア|クレンジングオイル ビューティースキン
195ml 1,430円(参考価格/税込)
お手ごろな価格でありながら〝アイメイクまで良く落ちる洗浄機能〟と〝洗うたびうるおいを与えるスキンケア機能〟を融合させた優秀すぎるオイルメイク落とし。落ちにくいウォータープルーフマスカラなどのアイメイクも、ファンデーションも、こずらすに”するん!”と落ち、そのうえ毛穴角栓クリア成分も配合。
厳選された4種の美容オイル成分(アルガンオイル[※アルガニアスピノサ核油]、ホホバ種子油、ローズマリー葉エキス、スクワラン:保湿)が配合され、うるおい感のある洗い上がりに導いてくれる。パラベン・シリコーン・着色料フリー処方で、濡れた手でも使える仕様。やすらぐリラクシングアロマの香り。
CLAYPATHY(クレパシー)|クレンジングオイル
200ml 1,760円(税込)
クレイを配合した驚きのクレンジングオイル。天然由来成分99%とお肌にも嬉しい処方です。オイルクレンジングの中でも比較的サラッとしたテクスチャーで、ライムやレモンといった柑橘系の香りが爽やかに香ります。肌との摩擦が少なく、優しくマッサージするように馴染ませるだけでアイライナーがオイルに溶け込みます。
洗い上がりは、オイルクレンジングを使ったとは思えないほどふっくらしっとり。W洗顔不要で、オイル特有のヌメリやベタつきも残りません。ちなみに、マツエク中でも使える優れもの。アミノ酸クレイが毛穴汚れを吸着し、肌の引き締め効果のあるハーブが毛穴をキュッと引き締めてくれるので、毛穴のお悩みを抱えている方には特におすすめ。余分な皮脂はしっかりオフしてくれる上、しっとりとした仕上がりが叶うので、混合肌・乾燥肌の方でも使いやすいオイルクレンジングです。