カタカナで3文字の鍵盤楽器
「洋」に「琴」と書く「洋琴」は、鍵盤楽器のひとつ。
漢字表記では「ようきん」と読みます。
鍵盤をたたくと音が鳴る仕組みで、「グランド○○○」や「アップライト○○○」、「電子○○○」など、さまざまな種類のものがあります。
音楽の授業で「○○○」にあわせて歌ったり、「○○○」の習い事の経験がある人もいるのではないでしょうか。
さて、今回は少し簡単でしたか?でもその楽器を「洋琴」と書くなんて知らなかった!という人もいたはずです。
はいったいなんのことか分かりましたか?
正解は…
ピアノ
でした!
【洋琴:ようきん】
1.中国の打弦楽器。扁平な箱状の木製胴の上に多数の真鍮弦を平行に張り、2本の竹製の細い棒(琴竹)で打奏する。大きさ・弦数などは多様。朝鮮を経て、19世紀中ごろに日本に伝来した。
2.ピアノのこと。【piano:ピアノ】
1.《「ピアノフォルテ」の略。弱音(ピアノ)と強音(フォルテ)とが自在に出せるところから》
鍵盤楽器の一。鍵盤を指先でたたくと、その運動がハンマーに伝えられ、大きな共鳴箱内に張られた金属弦を打って発音する。18世紀初めイタリア人B=クリストフォリが考案。以後、独奏・合奏に広く用いられるようになった。平型(グランド)と竪型(アップライト)とがある。洋琴。
2.音楽で、強弱標語の一。弱く、の意。記号p
ちなみに…【提琴】は??
正解は・・・
バイオリン
でした!
【提琴:バイオリン】
1.バイオリン。
2.日本の明清楽に用いる弦楽器。胡弓(こきゅう)の類で、半球状の胴に蛇皮を張り、2弦または4弦を張り渡したもの。
3.中国の弦楽器で、胡弓の一種。円筒形の木製胴に蛇皮を張り、4弦を張り渡したもの。【violin:バイオリン】
擦弦楽器の一。全長約60センチで、4本の弦を張り、5度間隔に調弦して、馬の尾毛を張った弓でこすって奏する。提琴。ビオロン。
(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)
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