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2021.07.29

【兼ね合い】とは〝物事のバランスをとること〟|ビジネスで使える便利な5つの言い回し

「兼ね合い」とは、物事のバランス(あいだ)を取ることを指します。「取る」「見る」「図る」「難しい」「つける」などをつけて言い回す表現が多い言葉です。言い回し表現や例文、類語表現などを解説しますので、ビジネスシーンで上手に使えるようになりましょう。

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【目次】
 ・「兼ね合い」の意味と語源は?
 ・「兼ね合い」の使い方と例文
 ・「兼ね合い」の5つの便利な言い回し
 ・「兼ね合い」の類語表現
 ・「兼ね合い」の英語表現をご紹介
 ・物事の微妙なバランスを表す「兼ね合い」を正しく使おう!

「兼ね合い」の意味と語源は?

「兼ね合い」とは、物事のバランスを取ることで、語源は「兼ねる」と「合わせる」です。意味と語源についてご紹介します。

兼ね合い

■「兼ね合い」とは物事のバランスを取ること

「兼ね合い」とは、物事のバランスを取ることです。辞書では、以下のように解説されています。

1 2つのものがうまくつりあいを保つこと。均衡。平均。
 例「予算との兼ね合いで決める」
2 よい程合。
(引用:兼ね合い|goo辞書)

例えば、2つの考えのどちらかを選択できないとき、2つの考えのあいだを取った案を新たに作ることがあります。この行動こそが「兼ね合い」です。

■「兼ね合い」の語源は「兼ねる」と「合わせる」

「兼ね合い」の語源は、「兼ねる」と「合わせる」が繋がってできた言葉です。「兼ねる」には以下の2つの意味があります。

・一緒に合わせ持つ
・〜することが難しい/〜に及ばない

今回語源になっている「兼ねる」は、「〜することが難しい/〜に及ばない」の方です。2つの物事に優劣が付けられず、合わせることが難しいことから「兼ね合い」が生まれました。

現在は使われていませんが、昔はお互いに遠慮をする意味合いでも使われていました。

「兼ね合い」の使い方と例文

「兼ね合い」は、前述したように物事のバランスを取ることを意味するため、物事を決める際に使われることが多いです。例えば、会社の企画でA案とB案どちらかを採用するときに使います。

兼ね合い

<例文>
・今回の企画は予算と内容の兼ね合いで決定された。
・人数の兼ね合いで会場を決定します。

また、他の事情を考慮しながら物事を進めなければいけないときにも使われます。例えば、予算内でサイトのデザインをしなければいけない場合です。

<例文>
・他社との兼ね合いがあるため、検討させていただきます。
・予算との兼ね合いがあるため、デザインの変更をお願いします。

シーンに合わせた使い方ができるようになりましょう。

「兼ね合い」の5つの便利な言い回し

「兼ね合い」には5つの便利な言い回しが存在します。

兼ね合い

1. 取る
2. 見る
3. 図る
4. 難しい
5. つける

それぞれどんなシーンで使われるのか、例文もあわせてご紹介しますので、ビジネスシーンで使う際の参考にしましょう。

1. バランスを取る表現「兼ね合いを取る」

「兼ね合いを取る」は、あいだを取る表現として使用します。日常生活で、折衷案を報告することはよくあるので、そのときに用いるといいでしょう。

<例文>
・仕事と日常生活の兼ね合いを取った働き方をしたい
・この商品は品質と価格の兼ね合いが取られている
・勤務時間と成果の兼ね合いを取ることが大切だ

あいだを取ることが難しい場合には使えない点には注意しましょう。

2. バランスが取れているか見る表現「兼ね合いを見る」

あいだが取れているか見るときには、「兼ね合いを見る」と表現します。チェックする・確認する意味が込められており、バランスをチェックしたほうがいいことがあるときに使う表現です。

<例文>
・仕事と家庭の兼ね合いを見る
・現状と効果の兼ね合いを見てからシステムの導入をする
・双方の兼ね合いを見る

2つの物事のバランスを見てなにか結論を出すときに、使ってみましょう。

3. バランスを取る努力をする表現「兼ね合いを図る」

あいだを取る努力をする表現は、「兼ね合いを図る」です。「図る」には「何かをしようとする」意味があります。バランスを取ろうとしたときに使いましょう。

<例文>
・顧客のニーズの兼ね合いを図った商品作りをする
・他社との兼ね合いを図って企画を進める
・コストと品質の兼ね合いを図っていく

はかるの漢字は「図る」である点にはご注意ください。

4. バランスを取ることが困難な表現「兼ね合いが難しい」

できごとのあいだを取ることが難しいとき、バランスが上手く取れないときには、「兼ね合いが難しい」を使います。できごとのあいだを取ろうと思ったが、うまく取れないときに使うといいでしょう。

<例文>
・商品開発をするには、コストと品質の兼ね合いが難しい
・人数を増やすには、人件費と予算の兼ね合いが難しい
・仕事に集中しすぎて、プライベートとの兼ね合いが難しい

5. バランスを取れる状態にする表現「兼ね合いをつける」

あいだが取れる状態にすることを、「兼ね合いをつける」といいます。できごとのあいだを取る調整をしているときに使う表現です。

<例文>
・仕事と家庭の兼ね合いをつける
・コストと品質の兼ね合いをつける
・2つの兼ね合いをつけることは非常に難しい

「兼ね合い」の類語表現

「兼ね合い」の類語には、「均等」と「釣り合い」が挙げられます。類語を知っていると、より適した言葉を選択し、会話ができます。以下で詳しくご紹介します。

兼ね合い

■物事の平均「均衡」

物事の平均を取ることを「均衡(きんこう)」といいます。2つ以上の物事のあいだで力や重さの釣り合いが取れていることを意味する表現です。「均衡する」「均衡を図る」「均衡を保つ」のような使い方をされます。特に資金や経済の話をするときに、均衡は用いられる表現だと言えるでしょう。

<例文>
・収入と支出の均衡を図り生活する
・需要と供給の均衡を保った生産が必要だ

■物事の間を取る「釣り合い」

互いの平均を保つ表現で、2つの物事の差がない場合でも使われています。しかし、使い方には注意が必要です。「釣り合いが取れている」という表現は、差別的な表現であると捉えられる可能性があります。

例えば、「AとBの釣り合いを取るためには、Bを調整しなければいけない」と使ってしまうと、Bばかりが調整しなければならず、Aをえこひいきしているような印象を与えます。トラブルを避けるためにも、目上の人や取引先で使うのは控えましょう。相手に失礼な印象を与えないか、考えながら使うことが大切です。

<例文>
・2つの重さの釣り合いを取る
・需要と供給の釣り合いが図られたアイデアだ

「兼ね合い」の英語表現をご紹介

「兼ね合い」に近い英語表現としては、以下の2つが挙げられます。

兼ね合い

・balance
・with ~ in mind

日本語の「兼ね合い」に近いのは「balance」でしょう。他に、平衡などの意味を持っています。

「with ~ in mind」は、「~との兼ね合いで」「〜を考慮に入れて」という意味が含まれている表現です。それぞれの例文をご紹介しましょう。

<英語例文>
・She struggled to balance work and family obligations.
(彼女は仕事と家庭の責任の兼ね合いをとることに苦労した。)
・I’ll do that research with this point in mind.
(私はこの点を考慮に入れて、その研究をするだろう。)

物事の微妙なバランスを表す「兼ね合い」を正しく使おう!

「兼ね合い」は、物事のバランスを取る場面で使われる表現です。「取る」「見る」「図る」「難しい」「つける」という言葉をつけた言い回し表現もあわせて覚え、それぞれの意味を理解して正しく使えるようにしましょう。

類語表現をマスターすると、表現のバリエーションも増えます。英語を使う機会が多い方は、英語表現もチェックしてビジネスシーンで役立ててください。

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