普段の姿勢にも注意して
小顔矯正サロンオーナーの中野祐子さんによると、姿勢の崩れはたるみやむくみを引き起こしてしまう可能性が高いのだそう。
首が短く見え、頭も前に出るので顔が大きく見えてしまう原因になると言います。
理想は体の力を抜いて「頭の先から1本紐で引っ張られるイメージで背筋をまっすぐ伸ばす」こと。骨盤がしっかりと立っていること、深い呼吸ができるかが大切だそうです。
「お腹が潰れていたり、巻き肩になっていると肺が圧迫され呼吸が浅くなってしまいます。姿勢を正す時に体が力んでしまうと反り腰になったり肩に力が入り腰痛や肩こり、疲労の原因になるので力を抜いた状態で姿勢を正すように意識してくださいね」(中野さん)
むくみケアアイテムを使うのもおすすめ
美顔ツールで筋膜へアプローチ
リファカッサレイ ¥26,180
顔立ちの土台を支える筋膜へアプローチする美容ツール。
すくい上げたりつまみ流したりしながら、片手間で凝りをほぐすことができます。
首をケアしてむくみのない顔立ちに
ヤーマン メディリフト ネック ¥31,900
耳の下と胸骨、鎖骨をつなげる胸鎖乳突筋を温めながら、EMSの電気刺激でめぐりを後押し。むくみのない顔立ちに。
「スマホやPCで一日中うつむき加減の今日このごろ。首の前側が凝り固まると、顔の皮膚まで下に引っ張ってしまう。この胸鎖乳突筋、なんとボトックスで緩める人もいるとか。このマシンは、首にハメておくだけで、温めながらほぐしてくれる。顔の下半分がすっきりするのはもちろん、なぜか寝つきもよくなるといううれしいオマケつき」(Domani編集部・下河辺さやこ)
頭皮ケアでリフトアップ
ドクターシーラボ リフトアップマッサージャー ¥13,037
大人気の頭皮マッサージがついにシーラボからも登場。4つのローラーがまるでエステティシャンの指先のようにもみまくる。顔のシワやたるみにも大いに関係する頭の側頭筋や前頭筋にアプローチ。
「ギュッとつかんでグーッとほぐす。まるで人にもんでもらっているようなリアル感あり。いらない水分や老廃物が流される感覚。百会のツボあたりはもう気持ちよすぎて眠りそうになるレベル。インバスでシャンプーのときにも使えるし、アウトバスで頭皮用の美容液などをつけても使える。もちろん仕事中も凝ったと感じたら即マッサージ」(Domani編集部・下河辺さやこ)
顔がむくみやすい人は飲み物や食べ物にも気をつけて
水分を取りすぎていないかチェック
薬剤師・漢方ライフクリエーターの樫出恒代さんによると、水をたくさん飲むことはダイエットや健康にいいと盲信している人が多いですが、これによって水を飲みすぎたり体を冷やしたりしている女性もいるよう。
「水分の取り過ぎは、おしっこの回数でチェックできます。秋冬なら1日にトイレ6~7回、夏なら5〜6回が、ちょうどいい水分量で、それ以上なら水分の取り過ぎを疑いましょう」(樫出さん)
飲むときは冷たいものは避けて、適度に体を動かすことも大事だそうです。
塩分の取りすぎにも注意
予防医療・栄養コンサルタントの細川モモさんによると、食事面でのむくみの改善は、ナトリウムの過剰摂取に気をつけるべきだと言います。
「外食や加工食品は腐敗防止と旨味アップのために、どうしても塩分が濃くなりがち。現代女性の1日の摂取エネルギーは終戦直後以下で、ほとんどの栄養素がマイナス状態なのですが、塩分だけは例外です」(細川さん)
細川さんは塩分対策に有効な食べ物として「体内の過剰な塩分を体外に排出するカリウム」を多く摂ることを推奨しています。
・トマトジュース
・豆乳
・グレープフルーツジュース
・ドライイチヂク
・ドライバナナ
・アーモンド
…etc
「ただし、過剰な塩分を尿で排出するため、こまめにお手洗いに行くことも大切です」(細川さん)
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