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2021.07.06

【100人に聞いた】〝頭でっかち〟な人にみられる特徴とは?臨床心理士に聞く上手な関わり方も紹介

「頭でっかち」というと、柔軟性がない、人の意見を受け入れない……といった印象があるかもしれませんが、実はそうとも限らないかも? 100人に聞いたアンケートの結果と、臨床心理士に聞く「頭でっかち」な人との上手な付き合い方をご紹介します。

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そもそも「頭でっかち」の意味とは?

「頭でっかち」という言葉を人の内面や行動に対して使う場合、次のような意味になります。

知識や理論が先走って行動が伴わないこと。また、そういう人やそのさま。(小学館刊・デジタル大辞泉)

【質問】あなたの周りで頭でっかちだと思う人はいる?

頭でっかち

「頭でっかち」だと思う人が周囲にいるか、ワーママにアンケートを実施。その結果、およそ4人に1人が「いる」と回答しました。

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

【アンケート】頭でっかちな人の特徴とは?

続いて、どんな人に対して「頭でっかちだなぁ」と感じるのかについても聞いてみました。代表的な回答をピックアップしてご紹介します。

柔軟性がない

・ある事柄に関して、柔軟に対応できなかったり、決めつけて考え方を変えようとしないこと。 (30代・栃木県・子ども1人)
・融通がきかない。 (30代・福岡県・子ども2人)
・時代に乗れていない。 (40代・福島県・子ども1人)
・新しいことをしようとすると嫌がる人。 (40代・愛知県・子ども2人)
・今まで通りの対応をコロナ禍にも関わらず変えない。 (40代・群馬県・子ども3人)
・臨機応変な動き方が出来ないのに、それが絶対的に正しいと考えているところ。 (40代・神奈川県・子ども1人)

頑固

・頑固。一度そうと思い込んだら、なかなか修正がきかない。 (40代・愛知県・子ども1人)
・頑固で人の話を聞かない。 (40代・茨城県・子ども1人)

人の意見を聞かない

・人の意見を聞かない。 (40代・神奈川県・子ども2人)
・他人の助言は聞かない。我を貫く。 (40代・東京都・子ども1人)
・自分の考えが絶対的に正しいと信じている。 (40代・千葉県・子ども2人)

頭でっかち常識がない人の特徴とは?臨床心理士が教える〝常識との付き合い方〟

思い込みが強い

・思い込みが強い。 (40代・群馬県・子ども2人)
・視野が狭い。 (30代・福岡県・子ども2人)
・偏見がすごい。 (30代・徳島県・子ども3人)
・「こうであるべき」というすべき論が多い。 (30代・千葉県・子ども1人)
・想像力がない。思いやりの気持ちが少ない。 (40代・東京都・子ども1人)

辞書の意味では「知識や理論が先走って行動が伴わないこと」を指す一方、状況に合わせて行動したり、多様な意見を聞き入れたりできない人に対して「頭でっかち」だと感じる人が多いことがわかりました。このように頭でっかちというと、自分の意見が絶対!と自信満々な人物を想像する人が多いかもしれませんが、臨床心理士の吉田美智子さんによると、実はそうとは限らない場合もあるそう。

【臨床心理士に聞く】どうして頭でっかちな行動をとってしまうの?

吉田さんは、おもに以下の3点の理由から、「頭でっかち」な印象を与えてしまうことがあると言います。

1. 論理的整合性が整わないことを行うのに不快感が伴う人

「論理的にうまくいくはずなのに、実際にやってみるとうまく行かないことはよくありますよね。それが人一倍、つらく、許しがたく感じるタイプの人がいます」(吉田さん)

2. 先を見通す力が高く、先々の困難が予測できるため動けなくなってしまう人

「先を見通す力が高い人がいます。その場合、みんなは気づかない (から不安じゃない) けど、ひとりだけこの先どうなるか予測できて不安になってしまい、動けなくなることも。自分が予測していることを周りに伝えても理解してもらえず、『自分は変・ダメだ』と自信をなくしてしまうと、ますます動きにくくなってしまいます」(吉田さん)

3. 初めてで不安なため、動けないでいる人

「これは、誰もがなり得ますね。新しい環境に緊張しやすい人や、出来上がっている集団に後から1人で参加する場合などに、生じることがあります」(吉田さん)

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頭でっかちな人と上手に関わるには?アンケートの回答と臨床心理士のアドバイス

アンケートで頭でっかちだと感じる人がいる場合どのように対処したらいいと思うか質問したところ、

・あまり関わらない。 (40代・秋田県・子ども2人)
・ある程度の距離感をもって接する。 (30代・愛知県・子ども1人)
・話は半分で聞く。 (30代・徳島県・子ども3人)
・こういう考えの人もいるんだと最初から割り切る。 (30代・長崎県・子ども2人)

などのなるべく関わらないようにしたり、割り切って接する派と、

・あまり周りにはいませんが、その人の意見を先に聞いてから自分の意見を含んだ答えを実行すると上手くいく気がします。 (30代・兵庫県・子ども2人)
・まず、話をきく。そのうえで、こういう考え方もあるよね?といくつか挙げることで、解決していく。 (40代・静岡県・子ども1人)
・その人の考え方を受け入れつつ、他の選択肢もあることを少しでも理解してもらう。 (30代・栃木県・子ども1人)
・その人の個性のため、受け入れる (30代・東京都・子ども1人)

などのその人の話を聞いたり、1つの考え・個性と思って受け入れる派の人が目立ちました。吉田さんによると、「つい『頭でっかちに考えてばかりいないで、まずはやってみて』と言いたくなりますが、無理強いは逆効果なので、何が不安か聞いてみる、できる対応をすることで不安を和らげるのがおすすめ」とのこと。先ほど紹介したそれぞれのタイプごとに、頭でっかちな人と接するときに心がけたいことについて教えていただきました。

1. 論理的整合性が整わないことを行うことに不快感が伴う人
→引っかかりを感じていることについて話を聞く

引っかかりを感じているのは何か、話を聞いて、改善・調整できるところがないか検討してみては。最初は『頭でっかちだ』と思っていたけど、変えてみたらみんなが仕事しやすくなってよかった、という結果になることもあります。『とりあえずやってみて』や『今までこうだったから』は伝わりにくいでしょう」(吉田さん)

2. 先を見通す力が高くて先々の困難が予測できるため動けなくなってしまう人
→懸念していることについて話を聞く

何か心配していることがないか、聞いてみましょう。具体的に言葉にできる人でしたら、その懸念事項を検討・対応することで、未然防止策を講じられるメリットも。うまく言葉にできない場合は、不安に寄り添ってあげながら、できることを一緒にする方向で」(吉田さん)

3. 初めてで不安なため、動けないでいる人
→不安を取り除くように声をかけ、対応する

「新しい環境にいることなどが原因のようなら、『誰もがなり得るけど、大丈夫』を共有できるといいですね。後から1人で入ってきて緊張している様子でしたら、相談窓口を決めてあげるとスムーズに動き出せるのではないでしょうか」(吉田さん)

頭でっかちうなずくだけではダメ!? 本物の「聞き上手な人」になるための3つの心得を伝授!

どうして柔軟に行動できないのかな?と感じる相手でも、もしかしたら多くの人がスルーしてしまうことに気づける人であったり、組織の問題点を見つけてくれる人かも。話を聞いてみると、その人がうまく動けない意外な理由が見えてくるかもしれません。

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

写真/Shutterstock.com

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