【目次】
・生理痛に悩むなら身体を温めることを最優先に!
・生理痛を和らげるツボ押しマッサージが効果的
・生理痛を緩和するなら「ヨガ」も◎
・辛いPMSにはハーブティーもおすすめ
・つらい生理痛におすすめのアイテム
生理痛に悩むなら身体を温めることを最優先に!
ホルモンや自律神経のバランスを保つためにも、体温を下げないことが重要です。血の滞りは冷えだけでなく、頭痛や生理痛などの痛みや、クマや肌のくすみなどにも影響します。
体温を上げる方法
温める・動かす
一番手っ取り早い方法はこれ。運動や、お風呂などで体を温めることで血を巡らせます。なるべくシャワーで済まさず湯船で温まりましょう。運動では、特にふくらはぎが下半身の血流を心臓に向かって押し戻すポンプのような役割を果たしています。膝裏のリンパをマッサージしたり、ふくらはぎを動かすストレッチも有効です。
生姜や唐辛子のほか、ネギやニラ、羊肉、胡椒やシナモンなどのスパイスなども体を温めます。また、先述のとおり食べる時の温度も大切。ほてりを感じるなどの熱っぽい症状の無い人は、なるべく温かいものを選びましょう。
また、普段から貧血気味・顔色が悪いと言われる・生理の血が少ないまたは期間が短い、という人はそもそも血が足りていない可能性が。血を補う作用のあるレバーや人参・ほうれん草・かぼちゃ・なつめなども取り入れましょう。
体温が1℃上がるだけで代謝や免疫力がぐんとアップ
冬はもちろん、夏はクーラーの効いた職場で体が冷えるなど、1年を通して「冷え性」に悩まされる女性は多いはず。冷え性の主な原因は、自律神経や生活習慣の乱れなどによる「代謝の低下」が挙げられます。冷えが長引くと、肌荒れ・生理痛・肩こり・不眠・免疫力の低下など、さまざまな体の不調を引き起こします。
反対に、体温が1℃上がるだけで代謝や免疫力がぐんとアップし、病気にかかりにくい健康的な体が作れるとも言われています。手足が冷える女性は、末端だけでなくお腹周りをしっかり温めましょう。腹部には臓器や太い血管が集中しているため、ここを集中的に温めると体全体の血行が良くなります。
生理痛を和らげるツボ押しマッサージが効果的
頭痛や生理痛の悩みはオイルを使ってツボを刺激!
凝縮された植物の力と、日々進化していくグリーンテクノロジーを融合したパリ生まれのオーガニックコスメブランド『SHIGETA』。本ブランドが展開するブレンドエッセンシャルオイルの『リバーオブライフ』を使用してツボをマッサージするケア方法をご紹介します。
むくみを改善して体を引き締めるサイプレス、肩凝りや筋肉痛を和らげるローズマリーカンファー、冷却作用と痛みを和らげる効果があるペパーミントなど8種類のオイルが配合されています。こちらを5滴(集中ケアの時期は20滴)、『ベーシック ボディーオイル』に混ぜて、足全体をマッサージしていきます。
体全体のめぐりを改善していくケアで、足の冷え・だるさ・むくみ、首肩や背中の凝りをほぐしていきます。頭痛や生理痛に悩む人にも、ぜひ実践してみてくださいね。
足首から膝または、足のつけ根まで手のひらを使ってオイルをなじませます。血行促進効果のある、意識した深い呼吸もお忘れなく。
足の香の筋と筋の間を足首に向かってプッシュ。
足の裏、指のつけ根をプッシュ。健康な人は、そこまで痛みを感じないそうです…。
くるぶしから膝に向かって、骨の側面に沿って圧をかけながら流します(内側・外側両方)。
ふくらはぎをアキレス腱から膝裏に向かって流し、最後に膝裏を軽くプッシュして終了。
こちらのマッサージ、痛いけれど効果テキメン!!わたくしNの足をご覧ください。右がマッサージ前、左がマッサージ後の脚です。左側はむくみがとれて、ラインがスッキリしているのがおわかりかと。
こちらのタイプもやはり定期的なエクササイズやスポーツを行なうとベター。足が冷えたときは、リバーオブライフを数滴たらして足湯をするといいそうです。頭がぼんやりするときは、こちらのオイルを1滴、こめかみにつけるとスッキリ!また12歳未満、妊娠中・授乳中の方、投薬治療中の方は、ブレンドエッセンシャルオイルを使用できません。
使用アイテム
リバーオブライフ 15ml
ベーシック ボディーオイル 50ml
生理痛を緩和するなら「ヨガ」も◎
ゆがみの改善や生理痛・腰痛を緩和
ヨガには体のゆがみを改善して生理痛や腰痛を緩和するなど、女性にうれしい効果があるとされています。健康に良いだけでなく、精神のバランスを整えてストレスを軽減したり、集中力を高めたりする効果もあるそうです。ゆったりとした動きなので、激しい運動が苦手な人でも無理なく始められます。
ヨガを始めるには動きやすい服装とヨガマットがあればよく、初期費用もあまりかかりません。オンラインで受講できるヨガ教室なら、自宅で好きなときに取り組めるのも魅力です。
辛いPMSにはハーブティーもおすすめ
毎月私を悩ませているのが「PMS(月経前症候群)」です。PMSとは、生理前に起こる心身の不調。もともと軽い方ではなかったものの、30代になってから重くなり、悩んでいました。
毎月生理が来る1週間ほど前からとてつもないダルさと憂うつな気分に襲われ、期間中は活力もわかず、些細なことで不安になったり落ち込んだり…。頭では「これはホルモンバランスが影響しているせい。もうすぐ生理が来る合図なんだ」と分かってはいても、なんだかそわそわしてモチベーションがあがりません。
そんな時、たまたま試飲したハーブティがとてもおいしかったので、お店の方に話を聞いみると、「女性特有の悩みを緩和するハーブティーがある」ということを知り、さっそくオーダーメイドで試してみることに。
ハーブ専門店で世界に1つだけのオーダーメイドハーブティ
利用したお店は「enherb(エンハーブ)」。ハーブの専門店で、厳選したハーブを使用して美容と健康のためのハーバルケアを提案してくれます。
始めに、セルフチェックシートで普段気になっていることを書き出します。
その後チェックシートから自分の傾向を知り、「女性のリズムを整えたい」という悩みに対して、お店の方からブレンドの提案をされます。私の場合は女性のホルモンバランスに効くものをメインに、9種類のハーブをブレンドしたハーブティーを作ってもらいました。
見た目からするともっと薬草っぽい…?味をイメージしていましたが、甘味や酸味があり、ごくごく飲めてしまいます。「enherb」のハーブティーは、毎日飲めるように天然甘味料であるステビアリーフなど甘さを感じるハーブも加えているそうで、これなら毎日続けて飲めそうです。
その後の体調変化は…?
購入後から毎日欠かさず飲んでいますが、ハーブティーは薬ではないので、飲んですぐに効果があらわれるわけではなく、お店の方によると「1か月目で〝浄化〟2か月目で〝吸収〟3か月目で〝実感〟」となるようです。
飲み続けて約3か月。気になる体調の変化ですが、まず冷え性が改善されたと思います。以前は家の中にいても厚手の靴下を履いて過ごしていましたが、今は時々裸足で過ごすせるほどに。
そして一番気になるPMSについては、ブルーな期間と重さの改善がみられたような気がします。これまで生理の1週間前から続いてたPMSは3日くらい前から感じるようになり、日数が減りました。また、以前よりも落ち込むことが減ったように感じます。
ハーブティーを飲むようになってから、温かいものを常時身体の中に取り入れるようになり、代謝がよくなって身体の不調が全体的に緩和されたように思います。
気になる値段ですが、お店からは200g(※私のブレンドの場合約7,000円)で2週間分といわれ、正直ちょっと高いな…と思いましたが、 実際は毎朝大きなポットでまとめて作って飲んでいるので、6週間持ちました。ハーブの種類や分量によって値段が変わるので、お店の人と相談しながら作ってみるのもアリだと思います。
つらい生理痛におすすめのアイテム
身体を温める「玄米カイロ」
冬はもちろん、春も多くの女性が悩んでいる冷え性。しかも、冷えは様々なプチ不調を引き起こす原因にもなります。最近では「温活」という言葉も日常的に使われるようになり、運動や食事、入浴や温めグッズなどたくさんの温活法が紹介されています。
寒い冬でも腰にレンジでチンしたこの玄米カイロを当てると、1分もすれば身体がぽかぽかなのです。エアコンやヒーターではなかなか身体が温まる感覚は得られませんが、これは内側から温まる感じ。
生理痛も強く、痛み緩和のために生理時は入浴剤や腹巻きなどが手放せないのですが、玄米カイロを使うようになってから、痛みも緩和されたと思います。玄米に含まれる水分が蒸気となって放出されるため、じんわり温まることでリラックス効果もあり、憂鬱な気持ちすら軽くしてくれるよう。香ばしい玄米の香りも心地良く、疲れたときや手足が冷えて眠れないなんてときにもぴったりです。
玄米カイロは電子レンジで温めるだけで繰り返し使えるのも良いところ!火やお湯を使わないので子どもでも安心して使える上に、身体に当てたまま寝てしまってもだんだん冷めていくので低温やけどの心配もありません。
夏など、クールダウンしたいときは冷蔵庫で冷やして肩に乗せたり。常温でもひんやり感と程よい重みがあって、リラックスできます。
大敵の冷えは「はらまき」で解消
妊活中の方にもおすすめ
生理のときにお腹を冷やすと生理痛が悪化するのは、子宮が冷えで「収縮」するためと言われています。特に、妊活中の女性は「慢性的な冷え性」に気を付けなければなりません。冷えが続くと子宮や卵巣の働きが鈍くなる上、血液や栄養分が届きにくくなります。一般的に、妊娠しやすい体温は36.5度以上と言われています。低体温や冷え性の人は、季節を問わずはらまきを積極的に活用しましょう。
履いても目立たない薄手タイプ グンゼ「シーファー はらまき」
はらまきをすると「腰回りが太くなる」「もこもこして目立つ」と心配する人も多いはず。グンゼの「シーファはらまき」は、綿85%、ポリウレタン15%のさらっとした薄手の素材で、裾がカットオフされています。そのため、薄手のカットソーを着てもはらまきとの段差が目立ちにくくなっています。体にフィットする付け心地の良さも評価されており、シンプルなデザインのため、付けやすいでしょう。
「ミニ電気マット」で足元からぽかぽか
緊急事態宣言が延長となった今、在宅勤務の方も多いと思いますが、そこで悩ましいのが足元の冷え。暖房をつけていてもなかなか温まらず、特に女性は冷え性の方も多く、冷えを放って置くとむくみや生理不順、肩こりや肌荒れの原因にもなってしまうこともあるそうです。
私もまさにその1人で、真冬は暖房をつけていても足先だけがカチカチに冷えて就寝時は湯たんぽが欠かせません。そこで見つけたのがひとり用のミニサイズ電気マット。
▲TWONE 電気マット 60×30センチ
便利なポイント
その1:6段階の温度調節ができて均一に温まる
温まりも早く、40〜60℃の6段階の温度調節ができて適温を均一に保ってくれます。タイマー付きでつけっぱなしが防げるのも便利。
その2:コンパクトに収納できて持ち運びがラク
広げると60×30センチですが、くるっと巻くとコンパクトに収まります。畳んだときのサイズ感はキレイに巻くと10×10×30㎝ほど(個人で計測したため誤差が生じる場合があります)。重さも440gと大きめのバッグなら入れて持ち運ぶこともできるので、キャンプなどのアウトドアシーンにも活躍しそうです。
その3:自宅で洗えて清潔を保てる
まだ実際に洗濯をしていないため検証はできてきませんが、ランドリーネットに入れて丸洗いOK、とのことなので衛生的。
その4:電気代は1時間で約1円と経済的
1時間あたりの消費電力は15ワットで電気代に換算すると1時間1.5円ほど。多少つけっぱなしにしてもこのくらいなら許容範囲かも!?
その5:足元用だけでなく様々なシーンで活躍
仕事中は同じ姿勢でいることが多く、運動不足になりがち。肩凝りなどで背中がバキバキかも…というときは、電気マットの上に横になるとじんわりと温かくなって身体がポカポカに。許されるのであればじっくり湯船に浸かって疲れをとりたいところですが、手取り早く心地よくなりたい時にはこの方法もアリ!
就寝時に湯たんぽではなくこのマットを足元に敷くという活用法もあります。最長2時間で切れるタイマー付きなので、そのまま寝てしまっても安心。膝掛けやペットの暖房グッズとしてもおすすめです。