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【目次】
シュッとした顎のラインは美人度を増す
顎のラインは顔の印象を左右する
輪郭がすっきりとしている人は、美人度がグッと増します。とくに顎のラインは重要。もたつきのある二重顎だったり、首との境目がわからない状態だったりすると、顔全体がぼやけて見えがち。シュッとすっきりした顎のラインが顔の印象を左右するといっても過言ではないでしょう。
顎のラインがもたつく原因
二重あごになってしまう原因は主にたるみ・むくみ・姿勢・皮下脂肪
たるみ二重あごは、表情筋や舌の付け根などの筋肉が衰えてくることが原因。むくみ二重あごは、老廃物がたまりリンパの流れが滞ることにより、フェイスラインがむくんで二重あごにつながります。また姿勢が悪いと余計な脂肪が首の前に蓄積し、二重あごだけでなくブルドック顔も招いてしまいます。肥満によって顔まわりにお肉がついたことで二重あごになっている場合は、減量してフェイスラインについた脂肪を落とさなければなりません。
姿勢の悪さによるたるみ
例えばスマホなどのデジタル機器の使用時。下を向く悪姿勢は、たるみが進行してほうれい線が深くなり、二重顎にもなると言われています。目元の疲れやシワなどが蓄積されて、顔そのものが変わってしまう可能性も… !
【エクササイズ】顎ラインを効果的に引き締める方法
【1】まずは姿勢を改善!上半身のストレッチ
キレイな顎のラインを作るには、まず「美しい姿勢」は欠かせません。悪姿勢では代謝が悪くなり、太りやすい体質になってしまう可能性もあるので、立っていても座っていても正しい姿勢を心がけることから始めましょう!
姿勢の改善ストレッチも一緒に取り入れてみることをおすすめします。
\How to/
両手を後ろに回したら、手のひらが上を向くように指を組みましょう。
その状態で鼻から息を吸います。そしてゆっくりと吐きながら肩を後ろに思い切り引きましょう。
このとき肩甲骨と肩甲骨の間で、レモンをギューっと絞るようなイメージを持つとGOOD!
首が痛くなければ、そのまま頭を後ろに倒します。ゆっくりと3つ数えたら頭を起こし、肩の力を抜きましょう。
【2】顔をグッと引き上げる「頭ほぐし」
デスクワークに長時間のスマホいじり、さらには寒さで首や肩が縮こまって、ふと鏡を見たら「あれ?顔が垂れ下がってる?」。そんなときに、話題の頭ほぐしを。頭の凝りを解消することで、フェイスラインが引き上がるだけでなく、口角も上がり明るい印象に。
後頭部の頭ほぐしには、顔を引き上げる効果が。
まずはこぶしを作り平な面を後頭部に当てる。こぶしに頭蓋骨を感じるくらいの圧をかけ、左右1~2ミリ小刻みに動かしながら下に移動させていく。
頭の付け根まで後頭部をまんべんなくほぐしたら、こぶしを当てる位置を変えながら、5回ほど上〜下へと移動させていく。
皮膚をこするのではなく、奥の骨をほぐすイメージで行うのがポイント。
【3】顎ラインやフェイスラインに効くエクササイズ3つ
若々しく、明るい健康的な顔でいるためには、口もとがカギ。「顔まわりの筋肉が衰えると、噛む力が低下し、口角が下がり、ほうれい線が目立ち、あごがたるむといった老けた印象になるのです」と、歯科医師で口もと美容スペシャリストの石井さとこさんは警鐘を鳴らします。
そこで、口もとを美しく見せながらフェイスラインにも効果のあるエクササイズを教えてもらいました!
顔のたるみ改善体操
PCやスマホばかり見てしまった後は、口のまわりと舌のまわりの筋肉に効く【は・に・ふ・え・ろ】体操でたるみ改善していきましょう!
\How to/
1:まずは「は」と言いながら、口を大きく開けます。しっかりと声に出してゆっくり行うのがポイントです。
2:次に「に」と言いながら口を横に開き口角を上げましょう。これ以上開かない!というくらい横に開いて。
3:そしてさらに、両頬をくっつけるイメージで「ふ」と言います。
4:口角を後ろに動かすイメージで「え」と言いましょう。
5:最後は舌を口の中で丸めるようにして「ろ」と言って完了です。
もたつきやむくみが気になるときのエクササイズ
なんだかむくんできた、もたつきが気になる。そんなときに試してほしいのは「ぴよぴよぷーエクササイズ」。口まわりやフェイスラインの筋肉に効果的で、むくみを防止させたりフェイスラインをスッキリさせたりする効果が期待できます。
\How to/
1:頬肉を思い切り吸い込んだら、口をすぼめましょう。その状態で「ぴよぴよ」と小鳥がさえずるように、唇を上下に開けたり閉めたりします。これを10回繰り返して。
2:そして大きく深呼吸し、唇をすぼませたまま両頬を「ぷー」と勢いよく膨らませましょう。頬を思い切り膨らませることによって、口輪筋をほぐしていきます。
あごと首の筋肉に効くエクササイズ
二重あごが気になる、下あごがたるんできたら「下唇ふーエクササイズ」を! 下あごのたるみ改善、二重あごの解消、リラックス効果があります。
\How to/
1:姿勢を整え、胸を張って背筋を伸ばし、顔をゆっくりと上に向けて首を伸ばした状態にします。無理に真上を見なくてもOK。できる範囲で行って。
2:呼吸をし、下唇を上に向かって引き上げ、5秒かけて「ふー」と息を吐いて首まわりの筋肉に刺激を与えます。5秒×3回。下唇を思い切り突き出して。
【マッサージ】フェイスラインをキレイに出す方法
たるむと下がる口角の引き上げマッサージ
顔の老廃物を流してむくみをとり、グッと引き上げるセルフエステです。ミルクやオイルなど、摩擦を防ぐアイテムを使用して行うのがおすすめです。
\How to/
手の付け根のふくらみを使い、口角から顔を真上に持ち上げましょう。この状態で5秒間キープ。外側に向けて少しずつ位置をずらし、全部で3か所行ってみてください。頰杖をつくと、力がかかってやりやすいはず。
メイク前は表情筋マッサージを習慣に
メイクアップアーティスト早坂香須子さんがいつも行っているという、メイク前の表情筋マッサージを教えてもらいました!
\How to/
まずは耳の上の窪んでいる部分を、指の第一関節と第二関節の平らになる部分を使って柔らかくもみほぐします。その後、首から鎖骨の外側までリンパを流し、顔とそこからつながるデコルテをすっきりさせます。
鎖骨の流す方向と逆に顔を向けると、より効果的だそうです。
【メイク術】顎ラインをシャープに見せる方法
シェーディングとハイライトで顎を作る!
マスクを外したら、以前より「顔が大きく見える…」「フェイスラインがたるんでる?」。マスク下で徐々に進んでいたエイジングによるフェイスラインの変化も理由のひとつ。小顔効果はもちろん、たるみをカバーするためにもこれらのアイテムはとっても大切なんです。
【シェーディング】「下あごライン」に忍ばせて
シェーディングパウダーをブラシにとったら手の甲で2、3回トントンとなじませます。耳下からあご先まで、下あごの骨に沿ってブラシを2〜3回往復させます。骨より内側(見えない部分)につけ、見える部分には影がつかないようにするのがポイントです。顔の側面(こめかみからエラにかけて)や頬骨の下に入れる方法もありますが、顔の側面に影をつけると横から見た時に悪目立ちしやすいですし、頬骨の下に影をつけると40代はげっそり顔になってしまうこともあるので、避けるのがベター。
【ハイライト】Tゾーン入れやCゾーン入れはテカって見えがち。スポットで入れるのが正解
若い頃に流行った「Tゾーンハイライト」「Cゾーンハイライト」のままになっていませんか? 最近は、ハイライトをスポットで入れて「肌が潤っているからこそのツヤ感」と見せるのがトレンド。ごく自然でやりすぎないツヤに仕上がるので、40代にも有効です。ハイライトをつけるときに使うのは“薬指の指先”。ハイライトを指先にとり、トントンと小さな楕円形を描くようにし、広げないのがコツ。入れる場所は鼻根、目尻のやや下、唇の上、あごの5点。顔の立体感が引き立ち、引き締まって見えます。
美容家のシェーディング&ハイライトのテクニック
美容家・神崎 恵さんに、「顎の作り方」を教えてもらいました!
まずは顎を45度、ガッツリとシェーディングしましょう。あとは顎先にハイライトをポンとのせるだけ!
「それだけで、顔がほっそり引き締まって小顔になり、顔全体が若々しく見えます。いいアゴは小さくてツンととがっているものです」(神崎 恵さん)
(左)ルナソル コントゥアリングスティック 01 3,300円(税込)
(右)シャネル ボーム エサンシエル スカルプティング 6,600円(税込)
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