ショートボブやボブヘアの乾かし方
翌朝のはねない髪には前日のドライヤーが大事
髪は根元から乾かす
ドライヤーの熱や風を100%髪にあてられていなかったり、毛先が乾いただけで根元が湿ったままだったりすると、ドライヤーをしても朝、変な寝癖がついてしまいがち。大切なのは「根元から乾かす」こと。これだけで朝のスタイリングはグンと楽になるはず。
しっかりタオルドライしたあと、根元から乾かす習慣をつけて、時短をかなえましょう。
ペタンコ髪にも◎根元がふんわりするような乾かし方
How to
①まずは髪をしっかりとタオルドライしたら、髪をかき分けながら根元にドライヤーの風を当てる。後ろから前に向かって乾かしていって。
②髪の分け目の毛量が多い方から少ない方に向かって、分け目を超えるようにしてドライヤーの風を当てていく。根元を立たせるようにして、髪を軽く引っ張りながら乾かすのがポイント。
③反対側も同様に風を当てる。
④最後は冷風を前から後ろに向かって当て、髪を整える。
はねるボブをつくるNG行動
湿気を帯びた髪は変形しやすい
髪や地肌が湿っていると、寝ている間に癖がついて直りにくくなってしまいます。髪は濡れている状態から乾くときに形が決まり、半乾きのままだと寝ている間につぶれてしまったり、意図しない癖がついてしまったり…。朝キレイな状態をキープするには、地肌や髪の水分を完全に飛ばし、根元の毛流れを整えておくことが大事です。
濡れたまま寝るのは頭皮にカビが生える可能性も!
髪が濡れたまま寝てしまうと、寝癖がひどくなるだけでなく、枝毛・切れ毛・頭皮のニオイ・・・最悪カビが生えることすらあるので、絶対にやめて!
濡れている髪はキューティクルが開き、栄養が逃げやすい状態です。そこに枕などの摩擦が加わってしまうと、枝毛や切れ毛をどんどん助長。さらに根元に水分が残っていると、最悪、カビが生えることも。カビが生えると頭皮から嫌なニオイも発生する原因に。どんなに忙しくても濡れたまま寝るのは、いいことがひとつもありません!
ボブはね対策にもおすすめなヘアアレンジ
ヘアアイロンではねる後ろ髪を生かす外ハネ
抜け感のある外ハネカールのやり方
毛先の切りっぱなしボブはとくに、そのままではおかっぱになりがち。外ハネを合わせることで、こなれた印象に!
コテは26mmを使用。まずは表面の髪をブロッキングして2段に分け、内側の髪から外ハネにしていく。その後表面の髪も同様に外ハネに。抜け感のある外ハネを作るには、毛束を挟んだらあまり時間をおかずに、スッと通すだけにし、毛先だけ程よくクセづけるようにするのがポイント。
スタイリング剤も必ず塗布!
外ハネを作ったら、必ずスタイリング剤を塗布して仕上げて。バームを10円玉大とって手のひらにしっかり広げたら、まずは髪の内側へ、その後根元から手ぐしを通して毛先を握りながら外ハネに。
▲ミルボン ジェミールフラン メルティバターバーム 40g (サロン専売品)
濡れ感を演出できるオイルワックス。手のひらで溶けるバームタイプ。
ヘアターバンではねる髪をごまかすアレンジ
ターバンをカポッとはめるだけ!大振りピアスをして小顔効果も。
下の方で1つに結んでお団子にしてターバンをしても、スッキリしておしゃれ見え。
暑かったり、湿気でなかなか決まらないヘアスタイルも、ターバンがあると簡単にオシャレがキープできます。
ボブヘアがはねない切り方やパーマは?
切りっぱなしカットで毛先に重さをプラス
いつもの着こなしと相性のいいレトロなボブ。マスクをしていても明るい印象に
厚みを残した重めのボブは、スタンドカラーなどレトロな着こなしにもぴったり!
縮毛矯正やストレートパーマではねる髪を直す
縮毛矯正や自然なストレートパーマをしておくとスタイリングが簡単に!
襟足が涼しさを感じるショートボブは、蒸し暑い梅雨の時期にぴったり。前髪を作らず長くしているため、気になるフェイスラインをカバーしつつクールな印象に。襟足を短く切り込んでいるので後頭部の丸みが際立ち、メリハリのあるシルエットになります。カットで形を作っておくと、スタイリングは手ぐしだけでキマるのがうれしい。忙しい朝でもバッチリ時短に。