「緊張しい」とは?
「緊張しい」の読み方は「きんちょうしい」です。その言葉の通り、緊張しやすい人のことを「緊張しい」といいます。大勢の前で何かを発表したり、立場が上の人と話したりするときだけでなく、お店で店員さんと会話をするだけでも緊張してしまう人もいますね。「緊張しい」のほかに「人見知り」や「あがり症」などといった言い換え表現も可能です。
「緊張しい」の由来
もともと「緊張しい」という言葉は、関西で生まれました。関西では特徴のある人のことを「~しい」と表現することがあります。例えば、色々なことに対して気に病んでしまう人のことを「気にしい」といい、「あの人は気にしいやから~」と使ったりします。
「緊張しい」の特徴は?
「緊張しい」な人にはどのような特徴があるのでしょうか。自分が「緊張しい」だなと思う方は当てはまる項目がたくさんあるかもしれません。
手が震えてしまう
緊張していると感じる時に、手が震えてしまうことはありませんか? これは緊張による自律神経の乱れによるものです。一般的に、緊張によって手が震えやすいとされていますが、足が震えることもあります。
頭が真っ白になり、言葉に詰まる
脳は、緊張を感じると体の各部にそれを伝えようとします。脳の各部に至るまで情報伝達を行う物質が運ばれることによって、緊張という状態のことで頭がいっぱいになってしまうのです。さらに、人間は複数のことを同時に考えられないため、頭がいっぱいになると混乱して言葉に詰まってしまいます。
声が上ずってしまう
人間は緊張すると、無意識のうちに体に力を入れてしまいます。そうすると、筋肉がこわばってしまうのです。結果として、発声する際の喉の筋肉がこわばっているため、正しい発声が出来なくなってしまいます。
緊張しやすい原因とは?
では、なぜ緊張してしまうのでしょうか。重要な場面で緊張してしまうというのは珍しいことではありません。しかし、初対面の人と話すだけだったり、お店の店員さんとやり取りをするだけでも「緊張しい」の人にとってはドキドキする場合があります。
真面目
真面目な人は「緊張しい」であることが多いです。真面目は立派な長所ですが、一方で真面目な人ほど、失敗しても良いと気を抜くことが出来ずに、もしも失敗してしまったらどうしよう、という不安感を抱いています。逆に、程よく気を抜くことが出来る人は、あまり緊張せずリラックスすることが出来るのです。