ふわっとレイヤー+顔周りハイライトのこなれロング
ロングだけどコンサバに寄りすぎず、ちょっと抜け感を出すのが今っぽく見せる秘訣。毛先はスカスカにならないようにきちんと厚みを残し、顔周りにレイヤーを入れて華やかな動きを加えて。トップにもレイヤーを入れているのでぺたんとならず、ふんわり見せることができます。
カット
ベースはバスト上のロングで、前髪はあごラインに設定。前髪からフェイスラインにしっかりとレイヤーを入れて動きをサポートし、華やかさをアップ。トップにもレイヤーを入れ、頭の形をキレイに見せる。髪がぺたんとしやすい人にはマスト!
カラー
ブリーチで全体にハイライトを入れ白髪をハイライトと同化させてから、カッパーブラウンでカラー。顔周りをやや明るくすると肌がトーンアップして見える。
パーマ
直毛の人、髪が硬くて多くて太い人、巻くのに手間取る人はパーマをかけておくと朝が楽ちん。ハチ下は毛先にワンカール、ハチ上は大きなロッドで根元までしっかり巻き込んでふんわり感を底上げ。
スタイリング
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをなじませ、分け目をつけずに360度さまざまな方向からドライヤーの風を当てて根元から乾かす。パーマをかけていない人は、ヒートプロテクトできるオイルを中間〜毛先になじませてから38mmのヘアアイロンで毛先だけワンカールの内巻きに。前髪とトップはリバース(後ろ方向)のワンカールにして、オイルを手ぐしでなじませてくずす。カールを強くつけすぎないのがポイント。
似合う顔型や髪質
※もし髪質が軟らかくて細い場合はやや短めにし、根元から大きめのパーマをかけると軽やかな動きが出やすくなる。
ナチュラルな前髪なしセミロングヘア
こなれ感のある大人のゆるふわオーラが漂うミディアムボブ。張り切りすぎない感じが、今の気分にぴったりです。Aラインシルエットなので、毛量が多い人や広がりやすい人でもつくりやすいのが特徴。逆に、髪が細くてボリュームを出したい人にもハマります。
カット
鎖骨下4〜5cmのゆるやかな前上がりボブ。グラデーションカットを施してまとまりをよくし、レイヤーでふわっとした毛流れをアシスト。前髪はリップラインに設定してレイヤーでつなげ、かき上げる。
カラー
9トーンのカーキベージュ。赤みを抑え、透け感のあるカラー。透明感のある肌に見せてくれる効果もあり。
パーマ
基本的にはなし。直毛でピンとしている人、自分で巻くのが苦手な人はゆるくクセづくパーマをかけておくと、スタイリングが楽。
スタイリング
全体を上下で分け、32mmのカールアイロンで下側は外ハネに、上側はミックス巻きに。ソフトなトリートメントワックスを手に広げ、毛先から軽く揉み込む。
似合う顔型や髪質
ぺたんこ髪に◎ パーマでボリュームアップ!
「ヨシンモリ」とは韓国語で、「女神の髪」という意味。大きなカールが特徴の、エレガントだけど抜け感のあるスタイルは、大人世代でも気になるところ。髪が大きくうねるヨシンモリは、ふわっとボリュームアップして見えるのもうれしい。形状記憶ができるデジタルパーマをかけておくと、乾かすだけで形がキマります。
カット
全体はバストラインでやや前上がりにカット。前髪は少ない幅でリップラインあたりにカットし、レイヤーを入れる。トップにもレイヤーを入れてふんわり感を引き出す。
カラー
ベージュカラーでワンメイク。白髪が気になる場合は、ツヤと透明感、明るさの出る白髪染めを取り入れるといい。
パーマ
根元は立ち上がるように、全体はゆるく動くようにパーマをかける。乾かすだけできれいなカールができるデジタルパーマがおすすめ。
スタイリング
デジタルパーマをかけておけば、ドライする時に形を整えるだけでいい感じに。顔周りだけ、32mmのカールアイロンでリバースに巻くとさらにおしゃれ度がアップ。オイルかクリームを手に広げ、手ぐしを通しながらなじませる。
似合う顔型や髪質
気になるフェイスラインを大きなカールでカバーするリッチなセミロング
レディなヘアスタイルを求めている人にぴったりな、ビッグカールが目を引くロングスタイル。顔周りのレイヤーは、フェイスラインのカバーに最適で、髪をまとめたときにもおしゃれな後れ毛になって、活躍間違いなし。大胆なハイライトカラーも、レイヤーの動きをサポートしつつ個性的なポイントに。ワンカール巻くだけでスタイルがキマるのもうれしい。
カット
胸上のワンレングスベースに、あご位置くらいのレイヤーを入れ、そこからつながるようにサイドにレイヤーを入れる。スライドカットで毛量を調節し、動きを出しやすく。
カラー
ベースは9トーンのチョコレートブラウン。表面とハチ下に大胆なハイライトを入れる。白髪が気になる場合、ハイライトで白髪がなじんでうまくカバーできる。
パーマ
毛先にワンカールのパーマをかけておくと、カットで入れたレイヤーが生かせて動きが出やすくなり、スタイリングが楽ちん。しかし髪質やダメージ状態によりノンパーマがよい場合もあるので、美容師さんに相談を。
スタイリング
パーマをかけている場合、髪の根元はしっかり乾かし髪全体はほんのり湿っているくらいの状態で、髪を後ろで左右に分けてそれぞれ毛束を前向きにねじってドライヤーの風を当てる。さらに髪を振るようにしながら乾かすと、毛先がいろいろな方向に動いて動きが出る。ヘアクリームとオイルを混ぜ、全体にもみ込むようにつける。
ノンパーマの場合、太めのカールアイロンで毛先だけワンカールの内と外のミックス巻きに。巻いてからドライヤーの風を当ててカールをほぐす。ヘアクリームとオイルを混ぜ、全体にもみ込むようにつける。
このモデルの顔型や髪質
※顔型や髪の量に合わせ、レイヤーの長さや入れ方を調整すれば、顔型や毛量のお悩みもカバーできる。
アレンジ|セミロングの印象を変える
U字コームでつくるおしゃれひとつ結び
アクセントとして使うことが多いU字コームを、ひとつ結びの髪をすくってから挿し編み込み風なフォルムに! 時間がないとき、編み込みが上手にできないときに、サッとできるヘアアレンジです。
\How to/
襟足近くに髪をまとめてひとつ結びにしたら、ゴムを少し下にずらす。まとめ髪の下側からU字コームを挿し、先端を表面から出す。髪をまとめる前に髪全体にヘアバームなどをつけておくとキープ力があがり、ニュアンス感もキレイに出しやすくなる。
表面に出したU字コームの先端を半回転させ、今度は髪の表面側から下に向け挿す。このとき襟足近くの髪をしっかりコームにかませるのがポイント。
U字コームを押さえながら、後頭部から細い毛束をランダムに引き出しニュアンスをつける。
即こなれ見えするタイトロープヘア
ただひとつ結びをするのでは、少し野暮ったく見えてしまうこともあるセミロングさん。とはいえ、アイロンでベースの髪を巻く時間もない… それなら髪をねじってまとめるタイトロープアレンジがおすすめです!
\How to/
髪全体を手ぐしでまとめ、コームで整えながら髪全体を襟足近くでひとつ結びする。結んだ毛束をふたつに分け、それぞれを同じ方向にきつめにねじっていく。まずは毛束の半分くらいまで。
ねじったふたつの毛束をねじり合わせ、1本のロープ状にする。
半分くらいまで合わせたら、まだねじっていない残りの髪をそれぞれねじる。その後、同様に1本にねじり合わせ、毛先5cm程度まで合わせたら毛先をゴムでしっかり結ぶ。
ヘアカフをアクセントでつけたら完成。
簡単ちょい巻きダウンスタイル
巻くのは顔周りと毛先だけ! 顔周りは内巻き、外巻きをミックスした揺れるカールでやわらかな質感にするとこなれ感をだせます。巻いた毛束は毛先のカールを散らして無造作感もプラス。中間部分の巻きは不要なので時短にも繋がります。ミディアムレングスには26mmのコテがニュアンスのある巻きアレンジにちょうどいい。
ナチュラルな動きと束感がポイント。スタイリング剤は保湿効果のあるヘアオイルを使ってツヤをだして。
\How to/
26mmのコテで毛先全体を外ハネワンカールに巻く。こめかみ前の毛束は内巻き、耳前の毛束は外巻きでそれぞれ1.5回転程度巻く。オイルをプッシュとり、毛先を中心になじませる。手ぐしでしっかりとほぐしながら、巻き髪をラフにくずして完成。
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