大胆なフェイスレイヤーがポイント
フロントは大胆にレイヤーを入れつつも、ナチュラルな雰囲気も合わせ持つ今どきなセミロングスタイル。前髪は隙間を作ることで簡単スタイリングでもおしゃれ感が出せる仕様です。全体もストレートアイロンで毛先を巻くだけでトレンド感のあるレイヤースタイルが作れるのが良いところ!
顔まわり以外はほとんどレイヤーが入っていないためまとまりやすく、巻かない日は前髪だけ整えれば、ナチュラルなストレートヘアで上品に仕上がります。耳にかけてもおしゃれに見える、扱いやすい大人のセミロングです。
カット
前髪は毛先をぷつっと、隙間を作ることでナチュラルなワイドバングに。顔まわりから毛先にかけて、ザクッと存在感のあるレイヤーカットを入れています。表面やバックにはほとんどレイヤーを入れず、巻かないときはナチュラルなストレートヘアも楽しめるセミロングヘアスタイル。
カラー
ふわっと軽い印象を与えてくれる、少し明るめのベージュカラーにほんのりオレンジをミックスして肌なじみの良い色に。色が落ちてきても赤みが出にくく、ベージュ感が活きるのでカラーも長く楽しめます。
スタイリング
耳後ろまではストレートアイロンで軽く毛先を内巻きに入れる。顔まわりはレイヤーの角度に合わせて斜めにストレートアイロンを入れて内側に入れます。1度で決めると巻き残しが出やすいため、上下2ブロックに分けて巻くと上手に巻くことができます。前髪は柔らかい印象を出すため、軽く丸みを出すのが◎。クリーム状のスタイリング剤を顔まわり、毛先、前髪になじませてツヤと束感を出します。
【2024最新】ロングのおすすめヘアスタイル
- ゆる巻きでこなれるヨシンモリヘア
- 上品さも兼ね備えた王道レイヤーロング
- 2wayバングと顔まわりレイヤーのカジュアルロング
- 可愛らしさと色気も漂う大人可愛いロング
- 重めロングはカラーとカットで抜け感を
- 暗めカラーでも地味に見えないこなれロング
- エレガント度満点の韓国風ロング
- 小顔見せも叶う姫カットロング
- 重さを残した王道ストレートロング
ゆる巻きでこなれるヨシンモリヘア
根強い人気の韓国風ヨシンモリヘア。日本語で「女神ヘア」と言われる韓国発の人気ヘア“ヨシンモリ”。かつてのヨシンモリより頑張り過ぎない、ゆるっとした毛流れを作るのが今っぽく仕上げるポイントです。
ふんわりとしたトップとくびれ、美人見えするカールがヨシンモリの特徴ですが、今人気のヨシンモリはトップのふんわり感はそのままに、ラフなゆる巻きでつくるこなれ感が大事。
カット
韓国風に見せるサイドのレイヤーとシースルーバングがポイントです。レイヤーによりできるくびれラインも顔をすっきり見せてくれます。毛先は重めにし、まとまりやすいカットです。
スタイリング
顔まわりからサイドにかけてのレイヤーを32mmのカールアイロンでリバース巻きにして韓国風に。毛先は内巻きにワンカールにします。前髪はストレートアイロンで軽くカーブをかけて熱を当て、ナチュラルな雰囲気にするのがポイントです。
上品さも兼ね備えた王道レイヤーロング
暗髪ロングは上品で落ち着いた印象になれる分、ちょっと地味で老け見えしがち。そんなときはシースルーバングと顔まわりのレイヤーで抜け感を出すと今っぽく仕上がり、若見えします。
ローレイヤーは重みが出やすい毛先に近い位置にレイヤーを入れるため、軽さと洗練された印象も与えてくれます。外ハネや内巻きなど毛先が動かしやすくなるため、ヘアアレンジが苦手な人でも扱いやすいスタイルです。
カット
重さを残しながらもやわらかく見えるローレイヤーカット。顔まわりにも少しレイヤーを入れることで、フェイスラインがすっきりと見えるように。前髪はシースルーバングにすることで抜け感を演出して。
スタイリング
38mmのカールアイロンで中間から毛先にかけて熱を当てながら、大きな円を描くようにカールをつけていく。そうすると、ストンと落ちやすい髪もやわらかく、ツヤのあるミディアムロングヘアになります。
2wayバングと顔まわりレイヤーのカジュアルロング
顔まわりはトレンドのレイヤーカットを施し、緩めの波ウェーブでカジュアルながら落ち着いた雰囲気のロングスタイルに。
前髪ありと前髪なしの両方のアレンジができる極薄の2wayバングもポイント!内側は目にかかるくらい、表面の長めの前髪はチークラインでカットされているため、さり気なくフェイスラインをカバーしてくれます。顔まわりの髪は必須、という人も安心のスタイルです。
カジュアルなファッションにも合う波巻きのほか、軽くかき上げるだけで毛流れが生まれ、顔まわりにやわらかに髪が落ちるため巻かずともサマになる時短スタイルというのもポイント。
カット
顔まわりのみにレイヤーカットを入れ、前髪は長めにカットすることで大人っぽく。内側は少し短めの部分も作り、2wayバングになっています。
スタイリング
全体は36〜40mmの太めのカールアイロンで内、外、内、外と交互に巻き、波打つようなウェーブに。顔まわりのレイヤーはリバースに巻く。全体をクッションブラシでとかし、カールを馴染ませる。最後にツヤ感の出るオイルをつけるとキレイに仕上がります。
可愛らしさと色気も漂う大人可愛いロング
胸まで届くロングヘアは動きが出にくくのっぺりして見えがちですが、前髪からつながるようなゆるやかなローレイヤーと顔まわりにもレイヤーを入れることで動きとニュアンスを演出します。カールアイロンで巻けば、襟足部分はボリュームが抑えられナチュラルなくびれができるので、簡単おしゃれに仕上がります。
Aラインのシルエットで正面から見てもバランスが良く、横顔も絵になるスタイル。可愛さを残しつつ、色気もある大人のロングスタイルなのでカジュアルなファッションもスーツスタイルも上品に仕上がるスタイルです。
カット
全体にローレイヤーを、顔まわりにもレイヤーを入れてトレンド感を出したロングスタイルです。目にかからないギリギリのラインでカットしたシースルーバングで可愛さもプラス。
スタイリング
全体を36〜40mmの太めのカールアイロンでしっかりめに巻き、顔まわりのレイヤーはリバースに巻く。巻き終わったらクッションブラシで全体をとかし、カールをなじませる。全体にツヤ感の出るオイルをつけて仕上げます。
重めロングはカラーとカットで抜け感を
重たくぼてっとした印象になりがちなロングスタイルですが、レイヤーをしっかりめに入れ、内巻きで動きを出すことで抜け感のある軽やかに。前髪は目の上ギリギリに設定することで、レイヤーの効果もあり小顔見え間違いなしのカットです。
カット
サイドと顔まわりにしっかりとレイヤーを入れて、重くなりがちな内巻きロングスタイルを軽やかなスタイルに仕上げます。
スタイリング
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きにする。バームやミルクタイプのまとまりやすく、少し束感が出せるスタイリング剤を毛先中心に馴染ませます。
暗めカラーでも地味に見えないこなれロング
暗めトーンのロングでも抜け感があり、軽やかさも感じられるスタイル。カラーは暗めの仕上がりながらも透明感があるため、重さを軽減してくれます。さらにゆるめのウェーブを加えることで、こなれ感のある大人のスタイルが完成します。
顔まわりはシースルーバングとレイヤーを入れることで、透け感と動きをプラスするのがポイントです。すべてが重いと垢抜けない雰囲気になってしまいますが、抜けを作ることで表情も明るく見えます。
カット
毛先も切りっぱなしで、ボリューム感を残すことで全体は少し重めのカットに。前髪はシースルー、顔まわりはほんの少しだけレイヤーを入れて抜け感のあるスタイルに仕上げました。
スタイリング
36〜40mmのカールアイロンで全体をゆるめのリバース巻きにする。顔まわりのレイヤーは別で毛束を分け取リ、毛先を中心にゆるくリバースに巻きます。仕上げは全体にオイルをなじませ、ツヤ感を出すとキレイに仕上がります。
エレガント度満点の韓国風ロング
トレンド感たっぷりの韓国風レイヤースタイル。大きなウェーブとくびれがポイントのエレガントなスタイルはセレモニー服とも相性が良く、華やかに彩ってくれます。
ポイントは顔まわりの動き。顔まわりにレイヤーが入っているので、アップにするときも自然と後れ毛が残り、輪郭カバーとおしゃれ感も演出できます。輪郭をすっきり見せたい人や、顔型にお悩みを持っている人におすすめです。
カット
顔まわりにレイヤーを入れることでくびれをつけ、トレンド感と華やかさのあるスタイルを作りました。顔まわりのレイヤーはうしろの髪を結んだときもおしゃれな後れ毛になります。
スタイリング
全体を36〜40mmの太めのカールアイロンでしっかりとリバース巻きにして、熱が冷めてかららブラシでとかします。この工程をすることで大きなウェーブを作り、韓国風に仕上がります。顔まわりのレイヤーもリバース巻きにして、手ぐしで流します。全体にツヤ感の出るオイルをつけると、より美しい仕上がりに。
小顔見せも叶う姫カットロング
前髪を姫カットのようにライン感を出すことで丸顔もシャープに見せられます。前髪プラス姫カットだと幼く見えるところ、前髪全体を姫カットのように仕上げることで大人女性にも似合うスタイルに。丸顔さんだけでなく、逆三角顔さんのシュッとしたあごのラインを強調できるので、相性抜群です。
カット
最大のポイントは姫カットバングです。目の横からリップラインくらいまでのフェイスラインをカバーすることで、小顔効果抜群!毛先はライン感を残すことでシャープな印象を与えます。シャープなラインの前髪とは対照的に、顔まわりはレイヤーを入れて軽さと動き出すことで今っぽく仕上がります。
スタイリング
表面にツヤを出すように、ストレートアイロンを通します。毛先は軽めのワンカールでやわらかい印象に。38mmのカールアイロンで中間から毛先にかけてナチュラルなカールをプラス。巻くというより、アイロンをスライドしながら毛先にニュアンスをつけるくらいの感覚でアイロンを通すのがポイントです。軽めのオイルを手のひらに広げ、全体にサッと馴染ませてしっとりサラッとした仕上がりに。
重さを残した王道ストレートロング
重さを残した海外セレブ風のレイヤースタイル。顔まわりにレイヤーを入れることで柔らかさとラフ感をプラスしながらも上品で女性らしいシルエットに。顔まわりにニュアンスのある、どストレートなスタイルも旬なので、巻かないストレートスタイルもおすすめです!
カット
前髪は作り、横の毛は頬にかかるような長さに設定することで小顔効果も期待できる、大人にピッタリのロングスタイルが完成します。レイヤーを入れながらも重めに仕上げることで、若々しく、より女性らしい印象を与えられます。
スタイリング
ベースはストレートアイロンでワンカールに。 レイヤーを入れた顔まわりの毛は外ハネにしてあげると上品で女性らしいひし形スタイルになります。重すぎないオイルをつけてツヤ感を演出するのもポイントです。
ミディアムの簡単ヘアアレンジ
横くるりんぱ
\How to/
1. 髪をひとつにまとめたら結び目の内側に指を通す
手ぐして髪をひとつにまとめたら、襟足近くでシリコンゴムで結びます。結び目の内側にひとさし指を入れます。(上の髪が気持ち多めになる位置に指を入れます)
2. 横くるりんぱをし、結び目を髪の内側に隠す
STEP1でひとさし指を入れた穴に毛束を入れます。この時、毛束を通し切らずに毛先は出したままにします。ゴムの結び目が髪の内側に入って隠れればOK。
2. バレッタを刺して毛先を広げる
横くるりんぱの入り口が隠れる位置にバレッタを挿します。ベースの髪と毛先をバレッタではさんで固定したら、毛先を広げて散らします。髪を結ぶ前にヘアアイロンで毛先だけカールをつけるとさらにこなれ感がアップします。
バンスクリップアレンジ
\How to/
1. 髪をひとつにまとめてからねじる
手のひらにヘアバームをなじませます。髪全体を手ぐしでまとめたら襟足近くでひと束にし、毛先5cm程度を残して1回転半くらいねじります。襟足近くがゆるまないようしっかりとねじるのがコツ。
2. 毛束を後頭部につける
ねじった毛束を持ち上げ、後頭部に沿わせます。この時も襟足がゆるまないようにします。
3. 毛先を折り返してねじった部分に差し込む
毛束を掴んでいる手とは反対の手で毛先をつまみ、折り曲げて毛束と後頭部の間に入るように差し込みます。その状態でバンスクリップを留めます。留める時はまとめた髪の下のほうからクリップをあて、差し込んだ毛先部分もしっかりかませるようにすると崩れません。最後に後頭部全体から毛束を引き出して立体感をつけます。顔まわりの後れ毛はヘアバームがついた指先でつまみ、束感をつくります。
タイトなひっつめ髪
\How to/
1. 襟足でひとつ結びにする
ヘアバームを手のひら全体になじませます。分け目をつけずに髪全体を手ぐしでまとめ、襟足のあたりでひとつ結びにします。
2. 毛束を折り返して毛先をゴムにはさむ
結んだ毛束を折り返し、毛先4〜5cmをゴムの間に差し込んで固定します。
3. 折り返し付近をゴムで結ぶ
折り返した毛束の半分くらいの位置をゴムで結びます。短い髪の毛先がピョンと出てもニュアンスになるのでそのままでOK。
4. 後頭部から髪を細くつまみ出してニュアンスをつくる
つまみ出す時は「後頭部全体からまんべんなく」で、表面の髪をつまみ出したら、その隣は奥のほうの髪をつまみ出すと交互にするとこなれ感のある雰囲気になります。もみあげの後毛を、指先に残ったバームで束感にするのもポイント。
カチューシャ+ねじりハーフアップ
\How to/
1. カチューシャは生えぎわより少し奥につける
直毛の人は、表面だけ適当に巻いておくとニュアンスがついて◎。髪に少しでもクセがある人は、ソフトワックスやヘアミルク、バームなどをなじませてツヤとしなやかさを与えておく。カチューシャは、生えぎわがギリギリ見える位置にオールバックでつける。
2. ハーフアップに髪をまとめる
耳前のひと束と前髪を薄く引き出してから、ハチ上の髪を後ろでひとつにまとめる。
3. ひとねじりしてピン留めに
まとめた毛束をひとねじりしてから軽く押し上げ、トップ〜後頭部をふっくらさせる。やりすぎると盛り盛りになってしまうので、程よさが大事。ねじった部分に下からピンを挿し込み、ほどけないようにしつつ地としっかり固定する。
4. 前髪や後れ毛にスタイリング剤をつけて束感仕上げに
ワックスやバームなどを指先にほんの少し取り、前髪や後れ毛を軽くつまみながらなじませて束感を作って完成。つけすぎないことが重要。これで一気に抜け感が出る。
ロングの簡単ヘアアレンジ
編み込み風ひとつ結び
\How to/
1. U字コームをひとつ結びの下から挿す
髪をまとめ、襟足近くでゴムでひとつ結びにします。ゴムを少し下にずらしてまとめ髪を軽くゆるめたら、まとめ髪の下側からU字コームを挿します。先端が髪の表面から出るくらいまで挿します。髪をまとめる前に髪全体にヘアバームなどをつけておくとキープ力があがり、ニュアンス感もキレイに出しやすくなります。
2. 髪をすくいながらU字コームを半回転させて上から挿す
STEP1で下から挿して髪の表面に出したU字コームの先端を半回転させ、今度は髪の表面側から下に向けて挿します。下に向けて挿すときは、襟足近くの髪をコームにしっかりかませるのと固定力があがります。
3. 後頭部の髪から毛束を引き出して崩す
最後に、U字コームを軽く押さえながら、後頭部の髪全体から細い毛束をランダムに引き出します。後頭部全体にニュアンスをつけると、編み込み風ヘアとの一体感が出てバランスよく仕上がります。
ループお団子
\How to/
1. 毛束をわっか状にして“ループお団子”をつくる
ヘアバームをつけた髪全体を手ぐしでザッとひとつにまとめ、耳の高さでゴムで結びます。ゴムで結ぶ最後は毛束を全て通し切らず、輪っか状にします。(この時、毛先はゴムの斜め左上に向くように) 輪っかが大きすぎずとバランスが悪く見えるのでゴルフボール大程度の大きさにするのがちょうどいいです。
2. ねじった毛束をお団子にグルッと巻きつける
毛先5cm程度の位置で片手でつかみ、毛束を2〜3回転くらいねじったらお団子に巻きつけます。巻きつける時は後頭部に沿わせるようにするのが崩れにくくなるコツです。
3. 毛先をゴムにはさんだら完成
ステップ2で毛束をゴムの左下まで巻きつけたらゴムを1本引き伸ばし、ゴムとゴムの間に毛先を入れて固定します。毛先が下に向くように調整したら完成です。そのままでもOKですし、ルーズ感がもう少し欲しい場合は、ループ部分や後頭部の髪から細く毛束を引き出して崩してもOK。前髪やもみあげ、襟足の後毛はバームをつけた指先で束っぽくするとこなれ感がアップします。
タイトロープアレンジ
\How to/
1. 毛束を2つに分けてそれぞれねじる
髪全体を手ぐしでまとめ、コームで整えながら後頭部の襟足近くでひとつ結びにします。結んだ毛束を2つに分け、それぞれの毛束を同じ方向にねじります。ねじる時は髪が緩まないようきつめにねじるのがポイントです。毛先まで一気にねじらず、毛束の半分くらいまでねじります。
2. ねじった2つの毛束をねじってひとつにする
次に2つの毛束をねじり合わせて1本のロープ状にします。ここでもきつめにねじるようにしましょう。
ステップ1で2つの毛束それぞれをねじったところまで1本にねじり合わせたら、残りの髪も同様(2つの毛束それぞれをねじってから1本にねじり合わせる)にします。毛先5cm程度までねじり合わせたら毛先をゴムでしっかりめに結びます。
4. ヘアカフをつけたら完成
ゴムで結ぶだけでもいいですが、上下のゴムにヘアカフをつけてアクセントを加えるとタイトロープが引き締まり、いっそうおしゃれ見えします。上下のヘアカフのデザインを揃えたり、異なるデザインを合わせたり、とヘアカフの合わせ方でも様々な印象を楽しめるのも魅力です。
▼あわせて読みたい