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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2023.10.25

知っておきたい「陣中見舞い」の基本マナー、贈る際の注意点などを解説

 

高価な物を贈るのは控える

応援したい気持ちのあまり、高額な物を贈りたくなる場合もあるかと思います。しかし、あまりに高額な物を贈ると、相手が恐縮したり、かえって気を使わせてしまうことになりかねません。高額過ぎるものは避けて、相場の物を贈りましょう。

「陣中見舞い」のマナーとは?

どのタイミングで「陣中見舞い」を贈るのか、贈り物の相場、のし紙の書き方など、基本的なマナーをチェックしていきましょう。

「陣中見舞い」を贈る際のマナー
  1. 贈るタイミング
  2. 相場の金額
  3. のし紙の書き方

陣中見舞い

贈るタイミング

「陣中見舞い」を贈るタイミングは、選挙であれば事務所の開設日、または大安などの縁起の良い日が喜ばれます。選挙事務所の開設日は大抵、大安が選ばれるため、開設日に贈るのが一番良いでしょう。また、スポーツの大会を目指している人には、大会に向けての合宿中に「陣中見舞い」を贈ると喜ばれます。そして、発表会や展覧会などのイベントの場合は、当日に贈ることがほとんど。状況に応じて相手に喜ばれるタイミングを見計らいましょう。

相場の金額

場合によって「陣中見舞い」の相場は異なりますが、一般的な相場は5,000円から10,000円です。

のし紙の書き方

「陣中見舞い」を贈る際は「紅白蝶結び」の水引き。表書きは、以下のものが多く選ばれます。

「陣中御見舞い」

選挙やスポーツの合宿、イベント、発表会、展示会、受験を控えた人への「陣中見舞い」全てのシーンに使うことができます。

「祈御健闘(ごけんとうをいのる)」

「立派に戦われることを祈っています」という意味の表書き。主に選挙事務所やスポーツの合宿中を見舞う時、イベントの成功を祈って金品を贈る際に使われます。

「祈念必勝(きねんひっしょう)」

この表書きは「勝たれることを強く祈っています」ということを表す表書き。スポーツの試合など、物事に勝とうとしている人への「陣中見舞い」に適しています。

「祈大勝(たいしょうをいのる)」

「大勝されることをお祈りしています」という意味の表書き。選挙戦やスポーツの試合などの勝負事の際に用いられます。

「陣中見舞い」の文例

「陣中見舞い」を贈る際、一言メッセージを添えると気持ちが伝わります。シーンごとに例文をみていきましょう。

陣中見舞い

選挙事務所開設の際

「拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。この度は、ご出馬、事務所のご開設おめでとうございます。ご健康に留意され、厳しい戦いを勝ち抜かれますよう心からお祈り申し上げます。敬具」

スポーツの大会へ向けた合宿中

「〇〇大会ご出場おめでとうございます。大会に向けて日々厳しい練習に耐え、頑張っておられることと思います。ベストなコンディションで大会に挑めるよう、心から応援しています」

受験生へ

「今までずっと頑張ってきたことは知っています。そんなあなたを誇りに思いますよ。頑張ってきた自分を信じて、残りの日々を過ごしてください」

「陣中見舞い」に適したものとは?

「陣中見舞い」は、花やお弁当、お菓子やジュースなどが定番。また、大勢の人に向けて贈る際は、皆で分けやすいものを選びましょう。

最後に

「陣中見舞い」は、お中元やお歳暮に比べると、贈る機会が少ないため、マナーやどのようなものを贈るのか迷われる方も少なくないのではないでしょうか。特に選挙には法律で定められた規定があるため、しっかりりルールを理解しておきたいもの。マナーや注意点を理解し、相手に喜んでもらえる「陣中見舞い」を贈りましょう。

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