シンプルなデザインを選ぶと合わせやすい
シンプルなキャップは、カジュアルコーデだけでなく、きれいめコーデにも使えて、コーディネートのアクセントにもなります。
こちらは、ザ・ノース・フェイスのキャップ。
「ザ・ノース・フェイスのシンプルなキャップをかれこれ10年以上愛用中。汚れが目立ってきたものは買い直したりして、今は色違いで3色持ち。ユニセックスで、Sサイズを選んでいます。女性にとってもかぶりやすい形だと思います」(Oggi.jp&WEB Domani編集長・田中ゆか)
キャップに好相性なファッションを選ぶのが苦手なら、できるだけ主張が少なく、シンプルなデザインのキャップをセレクトするのをおすすめします。モノトーンなキャップなら、同じモノトーンのファッションはもちろん、少し冒険したカラーのファッションのときも合わせやすくなるでしょう。
キャップとトップスの色をリンクさせるとさりげなくお洒落に
ボートネックの鮮やかな赤のリブニットは、デニムとスニーカーでさっぱりと着こなして。帽子のロゴと赤をリンクさせてハンサムに。
対策5:髪型や髪のボリュームなどアンバランスにならないよう意識
キャップに合わせてヘアアレンジを、前髪や後れ毛等、細部までこだわって
自分自身にキャップが似合っていないのではなく、髪型や被り方に問題がある場合も。キャップと髪の長さ・ボリュームのバランスが取れていないと、もっさりと野暮ったく見えてしまう可能性もあります。
逆にいうと、ここを整えてあげるだけで一気にキャップの似合う女性になれるかもしれません。キャップと髪型のバランスを考えて、髪の長さで被り方を調整してみましょう。
【ショート・ボブヘア×キャップ】おしゃれ見え実例
休日コーデをこなれさせたり、きれいめコーデをハズしたりと、日よけの実用性以上に今やキャップは私たちのおしゃれにマストな存在。
コーデになじませるならロゴなしのデザインや上質な素材重視で、コーデに効かせるなら柄やロゴが映えるデザインを。キャップはもともとカジュアルなアイテムだからこそ、ハイブランドのモードなエッセンスに頼るのもおすすめ。
ショート~ボブヘアは髪を耳にかけて調整を。こちらは、耳前に後れ毛を出し、外ハネにしたボブスタイル。
全体をベージュと白でまとめ、パールのネックレスをあしらうのも忘れずに。ショートヘア×キャップというボーイッシュになりがちな組み合わせは、後れ毛と配色、小物使いでカバー。
【ミディアムヘア×キャップ】おしゃれ見え実例
耳をすっきり見せながら、もみあげ部分の短いおくれ毛を出すとバランスもよくて◎。
前髪をサイドに流して、少し束感をつくって見せて。カジュアルにまとめたいときでも、程よい女らしさが残ります。
エレガントなワンピースを、サイドゴアブーツとキャップで大人カジュアルに仕上げた休日スタイル。
ラフにお団子結びをして、サイドにゆるく巻いたり、後れ毛を出すのもおすすめ。今っぽいこなれ感が出る上、キャップを被っても崩れにくいのがポイントです。
【ロングヘア×帽子】おしゃれ見え実例
キャップを被った時のちょっと差がつくアレンジとしてご紹介したいのが“変形ロウボーン”です。ロウボーンとは、韓国でトレンドにもなった低めのルーズなお団子ヘアのことで、日本でも人気が出ています。本来は襟足付近でゆるくまとめたお団子ですが、キャップの時はお団子を毛先までずらした変形バージョンがおすすめです。たゆませた髪の分量が多いのでボーイッシュなキャップを被っても大人の女らしい雰囲気に仕上がります。ロウボーンなら束ねた毛束がコンパクトにまとまりますし、逆さになった毛先のハネで顔まわりに遊びが出るので360度どこから見てもこなれ感のある仕上がりになるんです。
作り方はとても簡単で、髪全体を手ぐしでひとつにまとめて襟足付近でゴムで結びます。束ねた毛束の中間くらいまでゴムの結び目をずらしたら、毛先を折り返し、ゴムとゴムの間にはさんで固定します。上を向いた毛先を扇状に広げたら完成。顔まわりはサイドから2〜3つの毛束を出し、ルーズ感をプラスします。
自分に合ったキャップを選びキャップコーデを楽しんで
キャップが似合わない5つの理由とその解決策をご紹介しました。休日のカジュアルコーデにはもちろん、きれいめコーデのハズし役として今や欠かせないキャップ。うまく使えばカジュアルでおしゃれなコーデに仕上がり、紫外線対策の実用性もあるうれしいアイテムです!ただかぶるだけでは野暮ったい印象になるのが悩みという方も、今回紹介したテクニックを取り入れて、キャップのおしゃれを楽しんでくださいね。
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