セットがラクになる前髪なしウェーブヘア
カット
前髪はあごラインでカットし、顔まわりに動きを加えて。ニュアンスのあるカールがフェイスラインをぼかし、おしゃれに小顔見せも叶います。おでこ出しで大人らしさもアップ!
パーマ
ベースは毛先の動きを楽しめるローレイヤーのミディアム。風になびくような自然な動きをつくれる『エアウェーブパーマ』で毛先から2.5回転の巻き込み、ゆったりとしたカールに。気になるトップのボリューム感をカバーできます。
スタイリング
髪を軽く濡らた後、ムースをテニスボール1個分の量をとり、全体にもみ込んでいく。ドライヤーで乾かして、カールの動きをしっかりだして。
ウルフカットのニュアンスパーマ
カット
髪の長さはボブとミディアムの中間。トップにレイヤーを入れウルフカットベースに。
パーマ
顔まわりは後ろに流れるような外ハネ、トップはミックス巻きにし、髪にニュアンスのある動きをつくる。毛先にやや重さを残したシルエットでまとまりやすく。
スタイリング
髪全体を濡らした後、1プッシュ分のオイルを全体によくなじませる。ポイントはカールを潰さないよう、毛先を下からやさしく握るイメージでドライヤーを使って乾かすこと。仕上げに小豆1粒量のバームを手のひらにのばし、毛先を中心に揉み込んだら完成。
ボリューム不足解消のエアリーパーマ
カット
ボブとミディアムの中間の長さにし、顔まわりにレイヤーを入れる。レイヤーにより骨格をカバーでき、フェイスラインをきれいに見せる効果が。
パーマ
耳下付近から毛先にかけてカールをつけ、髪に軽やかな動きをプラスする。
スタイリング
髪を軽く濡らし、パール1粒量のバームを手のひらにのばしてから全体に揉み込む。前髪は手に残ったバームを指でつまむようにしてなじませ、束感を出してカジュアルに仕上げて。
外ハネの大人カジュアルワンレンロブ
カット
ベースは鎖骨下5cmのワンレングス。毛先のラインをそのままに表面にレイヤーを入れる。前髪は目の上に設定し、サイドにつなげて流しやすく。
パーマ
毛先に外ハネのワンカールパーマをかける。
スタイリング
オイルを手に広げカールをほぐしながら髪になじませる。
【ロング】女っぽさ抜群のゆるいパーマヘア
洒落た雰囲気の巻き髪ロング
大きくうねるカールを合わせた波ウエーブを今っぽく見せる秘訣は、波打つ幅を抑えめにして落ち感を作ること。動きが出るようなカットを施すことで、トップにはボリュームが出て全体は軽く柔らかな印象に。
カット
全体はバストラインの長さでカット。表面に鎖骨下までのレイヤーを入れる。前髪は骨格に合わせて眉下に設定。サイドバング(前髪からサイドへのつながりの部分)を作っているため、髪をまとめた時でもおしゃれに骨格カバーができる。
パーマ
大きめのカールが重なり、ウエーブになるようなパーマをかける。
スタイリング
パーマがかかっているため、ラフに仕上げたい場合は髪をねじりながら乾かして最後にフォームをもみ込めばOK。キレイな波ウエーブにしたい場合はやや太め(34〜36mm)のカールアイロンを使って、毛先は外ハネのワンカール、表面と耳前の髪はリバース(後ろ方向への巻き方)に巻いてから、ざっくりとほぐし、オイルをよく手に広げてから巻いた部分になじませる。
大きめカールのシースルーバング
カット
バスト上のロングベースで重めにカット。顔まわりとトップの表面にレイヤーを入れ、前髪は目の下で薄めにつくる。
パーマ
大きめのロッドを使用。顔まわりはリバース巻きで動きを出しやすくする。
スタイリング
2プッシュしたオイルを指の間までしっかり広げ、毛先から揉み込むようにつけカールをほぐす。前髪の毛束を指先でつまんで仕上げて。
コテ巻き風のデジタルゆるパーマ
カット
肩下10cmのロングベース。襟足部分に軽くくびれをつけたフォルムにカット。
パーマ
髪の中間から毛先のみにデジタルパーマをかける。大きめカールのゆるパーマがポイント。
スタイリング
髪を軽く水で濡らした後、保湿効果のあるムースをピンポン玉1~2個分ほどとりパーマにしっかり揉み込む。毛束をくるくるとねじっておくと毛先に動きが出やすくなる。
エレガントなふんわりヨシンモリ
カット
ベースはバストラインでやや前上がりにカット。前髪は少ない幅でリップラインあたりの長さにし、レイヤーを入れる。トップにもレイヤーを入れふんわり感を引き出して。
パーマ
根元が立ち上がるように、全体にゆるく動きが出るようにようにパーマをかける。デジタルパーマは乾かすだけできれいなカールができるのでおすすめ。
スタイリング
デジタルパーマをかけた場合は、ドライするときに形を整えるだけでOK。顔まわりだけ、32mmのヘアアイロンでリバース巻きにするとさらにおしゃれ度がアップ。仕上げにオイルまたはクリームを手に広げ、手ぐしを通しながらなじませて。
ゆるいパーマを長くもたせるコツ
シャンプーは髪ではなく頭皮を洗う
(C)shutterstock
ゆるいパーマを長持ちさせるためには、髪の洗い方が大切だと言われています。せっかくパーマをかけても、髪をゴシゴシ洗うことでパーマが取れやすくなり、髪が傷む原因に繋がることがあるのだそう。
銀座にある人気ヘアサロン「GARDEN Tokyo」のトップスタイリスト本木亜美さんに、正しい髪の洗い方を聞きました。
「シャンプーの目的は、頭皮の洗浄です。頭皮にたまった老廃物や皮脂汚れを落とすためと考えてください。まずシャンプー液を手のひらになじませてから、髪でなく頭皮につけます。前髪の生えぎわから頭頂部、耳の後ろから後頭部、襟足の3つのブロックを、順番に3回洗います。パーツごとに洗うことで、洗い残しを防ぎます。洗い方は、指先で頭皮をしっかりとらえて揉むように。何度も言いますが、頭皮を意識して洗ってください」(本木さん)
トリートメントでダメージケアをする
(C)Shutterstock.com
ゆるいパーマの持ちをよくするためには、髪のダメージケアをしっかり行うことも重要だと言われています。
シャンプー・リンス、タオルドライ後は、保湿効果の高いトリートメントが効果的。特にヘアオイルは「髪にツヤと潤いを与える」「ドライヤーの熱から髪の毛を守る」などさまざまなメリットがあると言われています。
パーマによる髪のパサつきを防ぐためにも、洗髪後はトリートメントを使うようにしましょう。
髪をしっかり乾かす
(C)Shutterstock.com
洗髪後の濡れている髪は、少しの摩擦や外部からの刺激でも敏感な状態になっています。パーマの持ちをよくするためにも、髪が濡れたまま就寝したり外出したりすることは避けた方がいいと言われています。
ポイントは入浴後、浴室を出てなるべく早めに高温の風量が多いドライヤーで一気に乾かすこと。濡れたままの状態が長いほど、髪にダメージが加わる可能性が高くなります。
▼あわせて読みたい