センターパートのヘアスタイルとは
前髪の分け目を中央に分けたヘアスタイルのこと。少し辛口、ほんのりモードなニュアンスがプラスされる。
襟足を短くして顔周りは長く残した、ショートになじみがない人でもトライしやすいスタイル。スタイリングが楽なのに抜群におしゃれに見えるのは、ショートならでは。
センターパートのおすすめヘアスタイル【7選】
おしゃれな雰囲気作りにはセンターパートで抜け感を!と言っても、真ん中でぱっきり分ける…という形ではなく、しなやかな動きをつけた顔周りにふわっとつなげたニュアンスセンターパートが今の主流なんです。
メリハリシルエットの大人ショートヘア
顔まわりの動きと襟足のコンパクトさでメリハリを作った、大人っぽいショートヘア。ふんわり感は毛先パーマで表現しています。23mmのロッドで、耳上のセクションに毛先を1回転巻きゆるい動きをつけます。トップはプリカールで根元にボリュームをプラス。前髪は頬に沿わせるようにカットします。
スタイリングは髪を軽く濡らしブローした後、スタイリング剤を全体に揉み込みましょう。前髪をセンター分けにして指先でつまみ、束感を出したら完成。
ラフな毛流れのセンターパートのショートヘア
根元近くからスタイリング剤をなじませてかき上げるだけの簡単スタイリング。なのにおしゃれに見えるのが最大の特徴。かき上げた長めの前髪が顔にかかって輪郭をカバーしてくれるため小顔効果があり、後頭部はふんわり丸いシルエットになるため絶壁の悩みも解消。
スタイリングのポイントは、全体の根元からスタイリング剤をなじませてしっかりと束感を出すこと。手ぐしでざっくりとセンターパートにする。使うスタイリング剤はオイルやバームなどの軽いものや、立ち上がりがほしい髪質の場合はオイルとワックスを混ぜたものがいい。
ヘルシーなクセ毛風ボブ
カールでもなくストレートでもない絶妙な束感が、ボブにヘルシーなニュアンスをプラス。うねるようなクセがある場合はそれを生かし、まっすぐな髪質の場合はゆるく動くパーマをかけておくと毎朝のスタイリングが時短に!
あごラインのボブベース。カットは、トップにレイヤーを入れ、シルエットと動きを調整。前髪はリップラインでカットし、顔周りにニュアンスを出す。スタイリングは、クセがある人は、そのクセが出るようにざっと乾かしてから全体に薄くオイルをなじませて束感を出したら完成。
ゆるっと色っぽいこなれボブ
薄めの前髪でざっくりかき上げることで、軽やかな束っぽさができ大人っぽいおしゃれムードに。全体はあご下でパツッとカットし、前髪は鼻ラインで顔まわりになじむようつなげ、ひし形シルエットを作りやすくします。
セットはストレートアイロンで毛先を外ハネに、前髪は軽く内巻きのワンカールにしましょう。ざっくりほぐしたら、かき上げるようにオイルまたはバームを塗布したら完成。
かき上げアンニュイミディ
長めの前髪をセンター分けし、サイドバングにつなげたひし形シルエット。全体を鎖骨下でワンレングスに、前髪は鼻下〜リップラインに設定してサイドバングから顔まわりに流れるようつなぎましょう。顔まわりを中心にレイヤーを入れて。
セットはコテを使ってハチ下の毛先だけを外ハネに、ハチ上の表面は中間に動きがつくよう1回転のリバースにしましょう。濡れ感が出るスタイリング剤を手に広げ、髪の内側からなじませます。表面は手ぐしで塗布し、ひし形シルエットになるよう整えたら完成。
韓国風のナチュラルロング
ナチュラルだけど韓国っぽさを感じられる、大人の人気スタイル。カットはバスト下でローレイヤーに、前髪は目の下あたりに設定し顔まわりにレイヤーでつなげましょう。毛量調整で全体の重さを軽減します。
セットは巻きの取れにくいベース剤をつけたら、前髪を太めのマジックカーラーで内巻きにします。36mmの太めのコテで全体を波ウェーブにしたら、顔まわりは縦にアイロンを入れ外側へすべらせてから毛先を内巻きに。前髪のカーラーを外してセンターで分け、再度顔まわりを巻いて。
大きめカールがリッチなロング
レディなヘアスタイルを求めている人にぴったりな、ビッグカールが目を引くロングスタイル。顔周りのレイヤーは、フェイスラインのカバーに最適だし、髪をまとめたときにもおしゃれな後れ毛になって、活躍間違いなし。大胆なハイライトカラーも、レイヤーの動きをサポートしつつ個性的なポイントに。ワンカール巻くだけでスタイルがキマるのもうれしい。
カットは、胸上のワンレングスベースに、あご位置くらいのレイヤーを入れ、そこからつながるようにサイドにレイヤーを入れる。スライドカットで毛量を調節し、動きを出しやすく。
スタイリングは、太めのカールアイロンで毛先だけワンカールの内と外のミックス巻きに。巻いてからドライヤーの風を当ててカールをほぐす。ヘアクリームとオイルを混ぜ、全体にもみ込むようにつけたら完成。
センターパートのやり方【4つ】
コテやカーラーを使って簡単にできるセンターパートの前髪の作り方とアレンジでセンターパートを作るヘアスタイルをご紹介します。
【コテ】を使ったセンターパートの作り方
顔周りを外巻きにして横幅をつければ、面長さんでも似合いやすい! 「ROVER」スタイリストのkaeさんに教えてもらいました。
HOW TO
1. 前髪を真ん中2cmとサイドの3つに分けます。
2. 160度に設定した32mmのコテを使い、真ん中の毛束を根元からしっかり内巻きにしましょう。少し持ち上げるイメージで巻くのがポイントです。
3. サイドの前髪は、軽く毛先を外ハネにして八の字になるように巻きます。その後真ん中の毛束をひっくり返し、ドライヤーの温風と冷風を交互に根元に当てて立ち上げましょう。
4. 立ち上げた真ん中の毛束を散らしたらセンターで分け、32mmのコテでさらに外ハネにしてなじませます。
5. 耳前の毛束を取ったら、コテで外側に2回転ほど巻き上げます。落ちてきた前髪や後れ毛も一緒に外ハネにして。
6. 最後はオイルを500円玉大手のひらに広げたら、前から後ろに通すように手ぐしで全体にしっかりなじませましょう。目の横のサイドの毛束をおさえて、顔周りの毛束をほぐしたら完成!
【カーラー】を使ったセンターパートの作り方
伸びかけの前髪もテクなしでこなれ感! 前髪専用の「くるんっと前髪カーラー」。IT会社勤務・井川加奈子さんのおすすめはこちら。
1. 自然なカールが作れる♡
まずは使い方から。何もしないとこんな感じでもっさり重たい印象。
「くるんっと前髪カーラー」はクセづけしたい髪を挟んでカーラーで巻くだけ。私は外巻きにして、こめかみあたりにくっつけておきます。
▲長めの髪はあえて巻かず、たらしておくと仕上がりが自然になってお気に入り。
5〜10分ほど置いてカーラーを外すと自然な外ハネに! コテで成功した時のような仕上がりになりました(コテだと失敗することがよくあるのです…汗)。
2. 失敗しても安心
5〜10分ほどで巻けるので、スキンケアやメイク中にできちゃいます。ということは、もし初回でカールが気に入らない場合はメイク中に3~4回はやり直せる計算(あくまでも私の場合ですが)。何よりコテで火傷する心配がないのが安心・安全で、不器用な私にはうれしい!
ちなみに私は髪がパサつきがちなので、ヘアオイルを付けてから巻いています。
amazonで購入できます。ひとつ買って便利だったので2つ目を追加購入してしまう程便利なカーラー、よかったらお試しください♡
タイトがお洒落なセンターパート
テクニックいらずでかっこよくキマる! シンプルで大人っぽいひとつ結び!
HOW TO
1.パール粒大のワックスと500円玉大のオイルを混ぜ、毛先からまんべんなくなじませていく。
2.濡れ感とツヤが毛先に出たら、手のひらに余ったスタイリング剤を、そのまま前髪からトップへとなじませる。
3.コームの柄の部分を使って、分け目をセンターに作る。
4.髪を後ろでひとつにまとめ、結ぶ前に顔まわりに一筋の髪を左右それぞれ取っておく。
5.結び目を抑えたまま、髪表面をブラシで整えフラットにする。
6.首のラインに沿うようにして、低い位置でバランスをとりながら結ぶ。
7.最後はワックスかオイルを指先に少量とり、残しておいた前髪になじませ、束感をつけたら完成!
センターパートのゆるっとローシニヨン
休日にマネしたくなる、ほっこり癒し系のまとめ髪!
HOW TO
1.髪にヘアワックスを多めにつけ、前髪はラフにセンター分けにしたらタイトに抑える。
2.襟足に髪を集めたら、黒ゴムでお団子に結ぶ。
3.お団子の残った毛束を左右に裂くようにして、ラフさとボリューム感を出したら完成!
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