仕事が終わらない人の特徴4つ
完璧を求め過ぎている
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仕事が終わらない人は、ひとつひとつの作業を完璧にこなそうとする傾向があります。結果的に人よりも時間がかかり、なかなか仕事が進まない状態に。
作業の優先順位をつけることが苦手で、細かいところまで完璧を求めるために仕事が遅くなってしまうのです。
こういった人は「気にしなくてもよい点にこだわりすぎてしまう」「すべてのことを調べながら作業を進めていく」といった傾向も見られます。
手を抜けない完璧主義者ゆえにすべてのクオリティーを重視するあまり、仕事のスピードが落ちて終わらないという人も少なくはありません。
すべてを把握してからでないと先に進められないため、作業を効率よくできないのです。
嫌な仕事を先送りにしてしまう
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仕事が終わらない人の中には「嫌なことを先送りにしてしまう」という傾向もよく見られます。
自分の時間感覚や気分で作業を進めていくので、ついだらけてしまい、時間がかかってしまうというケースも。
面倒なことを先送りにした結果、苦手な作業だけが残ってしまい、最終的にすべての仕事を終えるのに時間がかかるのです。
書類の提出期限に間に合わなくなったり、就業時間ギリギリまで仕事を終えられなかったりと、自分自身の性格が災いして「仕事が終わらない人」になっている可能性もあるでしょう。
業務効率化を考えていない
毎週、毎月のルーティンになっている業務に対し、効率化ができていない可能性もあるかもしれません。
効率化が図れていないと、その都度一から作業しなくてはならないので、毎回時間がかかってしまいます。作業のやり方を見直さず毎回ただ繰り返しているだけでは、仕事は一向に早くなりません。
仕事を自分ひとりで抱え込んでいる
仕事量が多すぎることも仕事が終わらない原因のひとつです。
自分のキャパシティを超える量の業務を請け負うと、頑張って作業しても一向に終わりが見えません。
自分以外でもできる仕事も、とにかく自分で進めてしまう人は注意が必要です。
ストレスを溜めず効率よく仕事を行うためのポイント
優先順位を明確にする
仕事を早く終わらせるためには「今すべきこと」と「しなくてもいいこと」をいち早く見分けることが大切です。
時には遠回りに見える業務を優先してこなす場合もありますが、それは最も優先順位の高い仕事を片付けるために必要であることがほとんど。
優先度をすばやく判断し、必要に応じて変更させることもできるようになると、仕事の進みも早くなっていくでしょう。
仕事を効率化するテクニックを身につける
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仕事のスピードアップを図るためには、効率を高めるテクニックを覚えることも重要です。
パソコンを使用する仕事の場合は特に、とにかく無駄な時間や作業を減らしていくことがポイント。
メールチェックの時間を減らす、タイピングのミスをなくす、エクセルのマクロ機能を使用して処理の自動化を行うなど、テクニック次第で時短が可能になります。
また、仕事効率化のためのツールを取り入れることもポイントです。タスクの登録や進捗管理ができるツール、チェックや送信が簡単になるメールソフトなどを利用するのもおすすめです。
1人で仕事を抱え込まない
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仕事を進める中で、どうしても自分1人では進められない作業が出てくることもあります。無理だと感じたときは自分1人で解決しようとせず、同僚や上司を頼ることも大切です。
誰にでも得意・不得意があるのは当然のこと。自分の得意分野は積極的に手伝い、苦手な分野は誰かに協力してもらえるようにして、チームで仕事を進めていくのがよいでしょう。
自分1人で仕事を抱え込まないようにすることは、仕事を早く終えるための大切なポイントなのです。