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2023.12.21

【宝の持ち腐れ】の意味は?例文や類義語・対義語をご紹介!|今さら聞けないことわざ

 

豚に真珠(ぶたにしんじゅ)

豚に真珠を与えても意味がないことから、価値のわからない人に貴重なものを与えても役に立たないという意味です。猫に小判とほぼ同じような意味の言葉で、「価値がわからない」というニュアンスを含んでおり、その部分では宝の持ち腐れと異なります。

例文

・普段漫画しか読んでいない彼に文学をすすめても、豚に真珠だよ。

 

箪笥の肥やし(たんすのこやし)

箪笥にしまいこんだままで、ほとんど着ていない衣類のことです。価値あるものを活用しないという意味で宝の持ち腐れに似た言葉といえるでしょう。

しかし、宝の持ち腐れが人や物など幅広いものを対象にするのに対し、こちらは衣類を中心とした物に限定されています。

例文

箪笥の肥やしになっている衣類が多く、時間があるときに整理しなければならない。

 

宝の持ち腐れの対義語

宝の持ち腐れには対義語もあります。所持している価値あるものを使いこなせているという意味で、「適材適所」「有効活用」「水を得た魚」などの言葉があげられます。

有効活用(ゆうこうかつよう)はあまり使われていない状態のものを十分に活用するという意味で、水を得た魚(みずをえたうお)は、自分に合った環境でいきいき活躍する様子です。

ここでは、適材適所について詳しくご紹介します。

適材適所

適材適所(てきざいてきしょ)とは、その人の能力に合う地位や任務を与えるという意味です。「適材適所」の「材」は「木材」を表し、もともと建築現場で使われていました。

木材の特徴に合った施工をすることで良いものが作れるという意味から、現在のような意味合いに変わっています。その人が持つ能力を十分発揮できるという意味で、宝の持ち腐れとは対極にある言葉です。

宝の持ち腐れは使う場面に注意しよう

宝の持ち腐れは、価値あるものを持ちながら活用できていないことを表し、人と物の両方に使われる言葉です。高級品や高スペックのものを持っているのに十分使いこなしていない、才能があるのに発揮できていない場合に使われます。

いくつか類語がありますが、ニュアンスが異なる部分もあるため、状況に応じて使い分けましょう。宝の持ち腐れの意味を理解し、正しく使うようにしてください。

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