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LIFESTYLE 漢字クイズ

2022.11.25

【螺子】何と読む?語句の意味や読み方・豆知識までご紹介

螺子が緩む

先述した「螺子を巻く」と関連したことわざです。緊張感や気合いといった意味合いで「ネジ」を用いており、それが緩んでいる=気が緩んでいるといった意味で使われます。

他にもある、「螺」を使った言葉

「螺子」のように「螺」という漢字が使われている語句は、他にもたくさんあります。なかには、ことわざや慣用句などにも使われており、いずれも「螺旋状」を連想させる意味となっています。そこで本記事では「螺」という漢字を使った語句を、4つご紹介します。「螺子(ねじ)」と合わせて、6つの言葉も覚えておきましょう。

田螺長者(たにしちょうじゃ)

日本に広く伝わるおとぎ話のひとつです。別名「田螺息子(たにしむすこ/つぶむすこ)」とも呼ばれています。

お話のあらすじは、子供が欲しい老夫婦が、村外れの観音様へ向け、子宝に恵まれるよう祈ったことから始まります。老夫婦の祈りは見事に届き、二人は子供を授かりました。しかし授かった子供は、人間ではなくタニシだったのです。それでも老夫婦は、大切な授かりものとして、息子のタニシを育てていくというストーリーです。

螺旋階段(らせんかいだん)

螺旋階段を上から見た写真

読んで字のごとく、螺旋状(渦状)の階段のことです。上から見ると円形に見えるのが特徴で、円の中心を軸に、その周囲をぐるぐると回りながら登り降りします。素材には金属やコンクリート、木材などが使用されており、デザイン性に優れていることや機能的であることから、近年でも高い人気を誇る形状となっています。

法螺男爵(ほらだんしゃく)

1785年にドイツ人作家のラスペが出版した17編の小説の主人公です。冒険心が旺盛なミュンヒハウゼン男爵という、実在の人物が元となっています。出版当初、英語で出版されたストーリーは17編でしたが、翌年新たに13編が加えられました。

読み方が難しい「螺子」を正確に理解しよう

「螺子」という漢字は画数も多く、一見すると少々読みにくい語句となっています。しかし、読み方は意外にもシンプル。ネジは、何かを固定する際には欠かせない部品であり、日本では度々「気持ち(緊張感)」を表現する言葉としても使用されます。

「螺子が緩んでいる」「螺子を巻く」といった言葉のように、気が緩んでいる、気を引き締めるといった意味でも「螺子」という語句を使ってみてください。

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