くびれのあるひし形シルエットで小顔見せが叶う
顔周りに独立したレイヤーを入れることで骨格矯正ができ、メリハリのあるくびれヘアに。髪のツヤが映えるから上品さがありながらも、毛先がハネているためカジュアル要素が加わり、大人にもぴったりな韓国風ヘアが堪能できます。
カット
全体の長さは鎖骨のライン。バックから、指2本分前下がりでカットする。レイヤーは、ウエイトがリップラインにくるように調整してトップに入れる。前髪は両黒目の外側をつないだ部分を、目の下あたりでカット。目尻に向かって斜めにカットして、サイドまで自然につなげて。
カラー
落ち着いたトーンのココアブラウンをチョイス。暖色寄りのブラウンにピンクを少量混ぜ、温もりとツヤのあるカラーにする。
スタイリング
カールアイロンを使い、毛先を外ハネにする。表面のレイヤー部分は内巻きにして、くびれをつくって。顔周りはリバースに巻き、ニュアンスをつける。ワックスをしっかり手に広げてから、内側→表面→顔周り→前髪の順になじませて完成。
このモデルの顔型や髪質
※丸顔やベース型など横幅が気になる骨格の場合は、ウエイトを下げて顔周りの切り込みを細かくする。
ワンカールでこなれるカジュアルフェミニンミディ
表面にレイヤーを入れると、ワンカール巻くだけでスタイルにちょうどいい空気感をもたらしてくれます。軽くしすぎるとスカスカしたり、逆にふくらんだりしてしまうため、ベースにはある程度重さを残しておくことが大事。セルフスタイリングでも再現性の高いナチュラルなスタイルです。
カット
鎖骨下5cmのミディアムベース。ハチ上にレイヤーを入れ、前髪は、サイドには厚みと長さを残しながらも真ん中は眉下の長さで薄くつくり、カットラインの生きたシースルーバングにする。
カラー
明るめのショコラブラウンでワンカラー。肌なじみがよくやわらかさの出る色。
パーマ
基本的にはノンパーマ。髪がベタッとしやすい人は、中間〜毛先にデジタルパーマをかけるとしなやかさが出る。
スタイリング
32mmのアイロンで毛先はワンカールの外巻きに。顔周りの髪はリバース(後ろ向き)巻きにし、しっかり手に広げたバームを中間〜毛先になじませてスタイリング。ひし形をイメージして整えて。
このモデルの顔型や髪質
※髪が少ない人は、レイヤーを入れる量を少なめにする。
スタイリングが楽になるミディアムパーマヘア
どうしてもハネやすいミディアムでも、そのクセを生かすことで洒落たシルエットに。表面にレイヤーを入れているため自分で巻いてもつくりやすいスタイルですが、パーマをかけておくとより簡単。パーマでベースができているため、ほんの少し巻き足すだけで、くずれにくく形もきれいなくびれスタイルができあがります。
カット
ボブより長めでミディアムより短めの、肩あたりでカット。前髪から顔周りはややラウンド気味にし、表面のみ低めのレイヤーを入れる。
カラー
グレーを加えてほんのりくすみを感じさせるベージュカラーに。落ち着いたトーンで、上品さを演出。
パーマ
表面と内側を分け、表面は内巻き、内側は外ハネのワンカールパーマをゆるくかけておく。
スタイリング
パーマをかけた部分はパーマをサポートするように、内巻きや外ハネのクセを指でつくりながら乾かし、少量のワックスをなじませて形を整える。ペタッとしやすい人は、カールアイロンやストレートアイロンで、表面は内巻き、襟足は外巻きにすると形が長続き。
このモデルの顔型や髪質
甘さと爽やかさをあわせもつ大人のくびれミディ
抜け感のあるヘアスタイルなので、Tシャツ+デニムのようなシンプルコーデにも、きれいめなワンピコーデにも、テイストを選ぶことなくハマります。くびれのあるひし形シルエットが、ワンランク上の雰囲気に見せてくれるはず。程よい華やかさとカジュアル感が同時に堪能できるスタイル。
カット
毛先に少しプツンとした感じを残しつつ肩につく長さでカット。切りっぱなしから厚みをそぎ、毛先には軽さをプラス。くびれができるよう、表面だけにレイヤーを入れて。前髪は目の上で設定し、肌色が透ける程度の薄さにする。
カラー
明るすぎず暗すぎないミルキーベージュ。ラベンダーやグレージュをミックスしたベージュは、オレンジっぽさを抑えてくれる効果が。
スタイリング
毛先は32mmのカールアイロンを滑らせるように使い、外ハネに。表面のレイヤー部分は内巻きにし、くびれを強調。顔周りのデザインレイヤーは、軽く曲線がつく程度の内巻きにする。少量のオイルをサラリとなじませ、手ぐしでフォルムの調節を。
このモデルの顔型や髪質
※トップがペタンとしていると形が悪く見えるので、根元が寝てしまう人は「プリカール」でボリュームをプラスして。
軟毛さんでもふわっと見えるレイヤーミディ
複雑な巻きスタイリングが苦手な人、ナチュラル感が好きな人におすすめのスタイル。レイヤーが入っているため、髪がペタンとしやすい場合でもふんわり見せが叶います。
カット
全体は鎖骨ラインでカットし、表面に軽めにレイヤーを入れる。面長さんの場合、前髪は眉下あたりでややワイドめにしながらサイドにつながるようにラウンド気味にカット。
カラー
7トーンのフォギーページュで全体をカラー。ツヤとやわらかさを底上げする効果があり、色持ちもいい。
スタイリング
32mmのカールアイロンで、全体の毛先を外ハネに、表面に入れたレイヤーの毛先は内巻きのワンカールに。前髪も毛先が外に流れるようにほんの少しだけ巻いて。バームをよく手のひらに広げ、下から手を入れて内側をメインになじませてカールをほぐす。表面や前髪は指先でつまみつつ、ひし形のシルエットになるように形を整える。
似合う顔型や髪質
※丸顔の場合は前髪の幅を狭めにして、サイドバング(前髪とサイドのつなぎの部分)を長めに残すと輪郭補正ができる。
レイヤーカットでこなれた動きをプラス
「トップがペタッとつぶれる」「横に膨らむ」という、大人が抱える髪のお悩みを解決できるレイヤー入りスタイル。スタイリングもとっても簡単! 毛先をワンカールさせるだけなので、髪を巻くのが苦手という方にもおすすめです。
カット
ベースは鎖骨下レングスでライン感が出るようにカット。直線的なワンレングススタイルは、トップにレイヤーを入れて軽さと丸みを出すことでやわらかな雰囲気に仕上げています。さらに透け感のある前髪で軽やかな雰囲気に。頬にかかるサイドバングをつくることで小顔効果も。
カラー
9トーンのラベンダーベージュをセレクト。黄みを抑えることで自然なツヤが生まれ、明るく華やかな印象に。
スタイリング
28mmのコテで毛先全体を外ハネになるようにワンカールさせた後、顔周りを後ろに流すように軽く外巻きにする。トップの毛束を上に持ち上げ、平巻きで後ろ方向に巻く。オイルを2プッシュ、ヘアバターをパール1粒分をとり、手のひらでよく混ぜてから全体になじませて完成。顔周りにしっかりつけるとおしゃれな質感が出ます。
このモデルの顔型や髪質
美バランスに魅せる華やぎミディ
ハチ周りは抑えつつもサイドに少しボリュームを持たせ、レイヤーでくびれを生かしてバランスのよいひし形シルエットに。大人の女性の華やかさを引き立てつつ、軽やかな顔周りの動きでトレンド感を意識。
カット
全体の長さは鎖骨から肩上あたりに。ひし形シルエットになるよう、骨格に合わせて全体にレイヤーを入れる。目元の長さにした前髪はやや薄くつくり、隙間を生かしたスタイリングに。
カラー
落ち着いたトーンのパールベージュカラー。赤みや黄みを抑え、肌をきれいに見せる効果が期待できます。暗いトーンでも透明感が出るのもポイント。
パーマ
基本はノンパーマでOKだけれど、直毛で動きが出にくい人や朝のスタイリングを時短したい人は、毛先を中心にランダムな動きが出るようなパーマをかけて。硬い髪質の場合は低温デジタルパーマで髪をやわらかく、細毛の場合はエアウェーブでふんわり感を出すのがおすすめ。
スタイリング
裾の毛先は外巻きにして、レイヤー部分はミックス巻きに。カールをほぐしたらオイルやバームをなじませて束感とツヤ感をプラスして。パーマをかけている場合は、濡れているときにミルク系トリートメントをつけてドライ。乾いたらオイルやバームをもみ込むようになじませる。
似合う顔型や髪質
※面長やエラ張りなどの場合は、サイドにボリュームが出るようにレイヤーを入れる。骨格に合わせて顔にかかるおくれ毛をつくるのも効果的。
「前髪なし」ひし形ミディアムおすすめスタイル
ぺたんこ髪も解消できるエアリーレイヤー
変に広がってしまったり、逆に重みでペタンとしてしまったりと、扱いにくいのばしかけの髪。そんなときは思い切ってレイヤーを入れ、ふわっとした空気感をまとわせて。長さはちゃんとキープできるから、無理なく結べて安心。顔周りのレイヤーで顔型カバーもできていいことづくめ!
カット
全体は鎖骨下あたりの長さに設定。頬ラインでカットした長め前髪と顔周りをつなげるようにレイヤーを入れ、動きが出るように毛量を調節。
カラー
落ち着いたトーンのウォームブラウンでワンメイク。色もちがよく、ツヤ感もアップ。
パーマ
毛先にワンカールのパーマをかけておくと、動きが出やすい。
スタイリング
アイロンで毛先をワンカールの外巻きにし、表面はリバース&フォワードのランダムなミックス巻きにして動きを出す。ウェット感の出るミルクを1円玉量手に広げたら、毛先からもみ込むようになじませて完成。
似合う顔型や髪質
かき上げ+レイヤーのくびれミディアム
くびれのあるミディアムスタイルは前髪をかき上げてアップバングにすると、甘めを抑えたクールな雰囲気に仕上がります。顔周りにレイヤーが入っているため、流して後れ毛ぽく見せたり、顔に沿わせてモードなウルフスタイルに見せたりと、スタイリング次第で楽しむことができるのもうれしい。
カット
全体の長さは胸と鎖骨の間くらいに設定し、トップのみレイヤーを入れる。もみあげの長さを決めたら、サイドバングからもみあげにかけてローレイヤーでつなげる。
カラー
やや明るめのグレージュのワンカラー。赤みを打ち消し、透け感を見せられるカラーでこなれた雰囲気に。
パーマ
基本はノンパーマでOK。巻くのが苦手な人はデジタルパーマなどで、ベースの毛先は逆巻き、トップのみウェーブのパーマをかけておくと再現しやすい。
スタイリング
32〜38mmの太めのアイロンで毛先を外ハネにする。トップの毛束を持ち上げて毛先から外巻きにしてからふわっと下ろすと、リバースの毛流れに。スタイリングオイルを手に広げ、カールをほぐしながらつける。
このモデルの顔型や髪質
※毛量が少なくてボリュームの出にくい場合はレイヤーの幅を増やし、量が多い場合は逆に減らすといい。
ハイトーンのストレートミディアム
甘さを排除して大人っぽさを後押ししたいときは、前髪をつくらないスタイルを。ハイトーンにするとさらにエッジィな魅力が引き立ちます。顔にかかる毛束が陰影をつくって小顔に見せ、レイヤーによるくびれで頭の形もきれいに。
カット
全体は鎖骨の長さでカット。目尻、リップラインとつなぐように顔周りのレイヤーを入れる。トップのレイヤーはリップラインに合わせてつなぐと、きれいなくびれが出現。
カラー
ハイトーンのオリーブグレージュで、明るい中にも大人っぽさがひそむカラーに。インナーハイライトを施し、髪が動いたときのアクセントに。ハイトーンは、ちらほら出てきた白髪のカモフラージュにも。
スタイリング
中間から毛先をストレートアイロンをすべらせながら、なんとなく外ハネにするように。外巻きにすると意識しないほうがちょうどよく仕上がります。顔周りも同様にうっすら内巻きにし、多めのオイルをなじませて最後にコーミングしたら完成。
このモデルの顔型や髪質
カジュアルかつ色っぽいかき上げアンニュイミディ
芯の強さとしなやかさを感じる女性をイメージ。長めの前髪からサイドバング(前髪の両端)に自然につなげることで顔周りにほのかな動きを出し、ひし形シルエットがつくりやすくなります。毛先にゆるっとした動きがつく程度の毛流れで、生っぽく抜け感のある雰囲気に。
カット
全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。
カラー
モノトーンのワンカラー。黒に近いダークカラーは落ち着きを感じさせながら透け感も出る、大人にぴったりな色味。
パーマ
基本的にはノンパーマ。直毛すぎる場合、太めのロッドで毛先1回転半巻き、ハネるような動きをつけるといい。
スタイリング
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤をしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えて。
このモデルの顔型や髪質
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