【100人のママに聞いた】中学生の子どものお小遣いはいくら?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む/以下同)
中学生の子を持つママにお小遣い事情を調査したところ、「1000〜2000円」がもっとも多く、半数近くの43.3%という結果に。ついで「2000〜5000円未満」が33.3%、「1000円以下」が10.0%と続きます。「5000円以上」、「学年に応じて」という回答は同率で6.7%になっています。
それぞれ、金額の理由などみなさんのコメントを詳しく見ていきましょう。
1000~2000円
最も多かった「1000〜2000円」の場合では、必要なものなどはその都度買ってあげているという家庭も目立ちました。
「1700円。学校や勉強で必要なものは買ってあげているので、自分の趣味などで使うのならそれくらいでいいかなと思ったから」(40代・東京都・子ども2人)
「1000円。好きなものを買える金額だと思ったから」(40代・千葉県・子ども3人)
「1300円。年齢が13歳なので」(40代・愛媛県・子ども2人)
「1500円。友達と出掛けるときはそのときに必要そうな分を、追加で渡しています。お小遣いは自分用に欲しい趣味の物を買うために、貯金するにも良い金額だと思ったから」(40代・岐阜県・子ども2人)
「長期休暇以外は特に使ってない様子。ときどきジュースを買うくらいなので足りているよう。交通費は別であげている」(40代・神奈川県・子ども1人)
2000~5000円
周囲のお友達との遊び方などによって、金額を考えていることも見受けられます。
「それぐらいで済んでいるから」(40代・北海道・子ども3人)
「3000円。増やせば増やすほど使ってしまうから」(40代・京都府・子ども1人)
「3000円。自分でお金の管理ができるようになって欲しかった」(40代・愛知県・子ども1人)
「周りの友達との付き合い方」(40代・神奈川県・子ども1人)
「友達と外食したり、遊びの幅が広がるため」(40代・福岡県・子ども2人)
1000円以下
中学生では少数派となった1000円以下のお小遣いは、お手伝いなどに応じて渡す報酬制の場合もあるようです。月によってはもっと多くなる可能性もありますね。
「10個ミッションクリアごとに100円だから」(40代・群馬県・子ども2人)
「300円」(40代・群馬県・子ども3人)
「お昼ご飯が買える程度」(40代・兵庫県・子ども2人)
その他の意見
「5000円。ネットで調べました」(40代・三重県・子ども2人)
「1年生で1000円、2年生で2000円、3年生で3000円。自分も子どものときに同じ金額をもらっていたので、妥当だと思う」(40代・長野県・子ども1人)
【いつあげてる?】子どもにお小遣いを渡すタイミング
続いては、子どもにお小遣いを渡すタイミングを調査。「毎月決めている」が90.6%と大多数を占めました。少数派になりましたが「その都度渡している」という家庭も6.3%あることがわかります。
【100人のママに聞いた】中学生にお小遣い制を取り入れる理由は?
では、各家庭が中学生の子にお小遣い制を取り入れている理由とは?こちらもワーママ100人に考え方を調査してみました。
お金の管理を早いうちから覚えてほしい
「自分のお金だと、その買い物が必要か不必要かよく考えるようになる」(40代・神奈川県・子ども1人)
「自分のお小遣いを持ち、支払うことで本当に欲しい物かを考えたり、少し我慢して貯めて欲しい物を購入する喜びなど、自分なりのお金の使い方を身につけられる」(40代・岐阜県・子ども2人)
「中学生になるとお金を管理する能力も必要になると思うので、収支を考えるとか経理能力を身に着ける上でメリットはあると思う」(40代・埼玉県・子ども2人)
お金の価値を知る
「お金のありがたみや我慢の大切さを学べると思う」(40代・東京都・子ども1人)
「お金の価値を知り、使い方を学ぶこと」(40代・栃木県・子ども2人)
「マネーリテラシーを身につけられる」(40代・東京都・子ども1人)
社会勉強
「社会勉強」(40代・千葉県・子ども4人)
「お小遣いは報酬制にしています。労働を対価にして報酬を得る大切さを知ってほしい」(40代・兵庫県・子ども2人)
最後に
中学生になると、小学生の頃とはお金の使い方も変わってくるもの。お小遣いをやりくりすることで、金銭感覚を養う第一歩につながるはず。親子でその意義をしっかりと話し合う機会もあるといいですね!
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