結婚15年を表す「水晶婚式」とは?
結婚し、ある程度の時間が経つと、「今年で結婚して何周年だったっけ?」と考えてしまうこともあるかもしれません。もし結婚15年だったら、ぜひ「水晶婚式」のお祝いをしてはいかがでしょうか。
水晶婚式では、水晶を使ったアイテムをプレゼントしあうことで、夫婦の絆を強めるとされています。具体的にはどんなことをすればよいのか見ていきましょう。
水晶婚式、その意味は?
結婚15年の「水晶婚式」には、「水晶のように曇りのない夫婦の信頼関係を祝う」という意味があるとされています。
水晶は、鉱物でありながら無色透明で、ガラスのようにも見えますよね。透明な水晶には不純物が混じっておらず、その神秘性から、インテリアとして家に飾ったり、アクセサリーのように肌身離さず持ち歩いたりと、多くの人から愛されています。
結婚15年の次は、20年までない?
夫婦にとって最初の記念日となる「紙婚式」からはじまる結婚記念日の名称ですが、毎年名称がつくのは、結婚15年がラスト。結婚16年以降は、5年おきとなります。よって、結婚15年の次は、結婚20年にある「磁器婚式」。「〇〇婚式」として祝うのはしばらく間が空くので、少し盛大にお祝いをしてみるのもよいかもしれません。
結婚15年の祝い方:記念日をどう過ごす?
ここからは、結婚15年の祝い方を見ていきましょう。結婚15年をどう過ごすのか、当然ながら決まりはありません。しかし、せっかくの節目ですから、お互いが満足できて、思い出になる1日を過ごしたいもの。
記念日となる日の、おすすめの過ごし方をいくつか紹介します。ぜひプランの参考にしてみてはいかがでしょうか。
旅行
結婚15年の記念日に、夫婦ふたりでのんびりと旅をするのも素敵。ふたりで行ったことがない場所を選んで、ゆったりとその地域を巡りながら、いろいろな話をするというのはいかがでしょうか。
また、思い出の場所巡りもおすすめです。初めてデートをした場所や、ふたりでよく訪れていた場所に行き、思い出話をしてみては。結婚前を思い出し、新鮮な気持ちになれるかもしれません。
思い出のお店で過ごす
思い出のお店で過ごしてみるのもいいですね。結婚式などで利用したホテルやレストランで食事をしたり、結婚前によく行っていたお店を訪ねてみたりしながら、時間を気にせずゆったりと過ごしてみるのもひとつです。
夫婦の写真を撮影する
夫婦の写真を撮るというのはいかがでしょうか。家族写真は撮っていても、夫婦ふたりの写真はあまり撮らないという人も多いのでは。フォトスタジオで撮影してもらう、家族や友人にお願いして撮ってもらうなどして、結婚15年の記念日を写真に残すのもよいでしょう。
自宅で過ごす
どこにも出かけず、自宅でゆっくりするのも素敵です。デリバリーやテイクアウトを頼み、家事を忘れてお祝いするのも、新鮮な気持ちになるはず。お祝いのデザートも用意すると盛り上がりそうですね。
自宅で過ごすメリットは、時間をあまり気にしなくてよいところ。夫婦ふたりで思い出を振り返りながらこれまでの感謝を伝えあい、未来の話をするというのも満足度が高そうです。
結婚15年の祝い方:おすすめのプレゼント
結婚15年にちなみ、プレゼントを贈ろうと考えている人もいるかもしれません。ここからは、結婚15年におすすめのプレゼントを紹介します。ぜひプレゼント選びの参考にしてみてください。
水晶
「水晶婚式」ですから、水晶または水晶にちなんだものを贈ってみてはいかがでしょう。水晶は非常に美しいので、インテリアとして飾るのも人気があります。
また、水晶をアクセサリーとして持つのもいいですね。水晶を使ったアクセサリーは、比較的安価で手に入れることができます。デザイン性の高いものや普段使いができるものも多いので、好みに合うものがきっと見つかるはず。
サンキャッチャー
サンキャッチャーとは、「光をつかむ」という意味を持つインテリアアクセサリーです。水晶やガラス玉でつくられているものが多く、太陽の光が当たる場所に飾ると、光が反射して美しい輝きを放ちます。プリズム効果により、虹色の光の粒が室内に広がることから、「レインボーメーカー」とも呼ばれています。サンキャッチャーはデザイン性が高いものが多く、置くスペースもとりません。
手づくりのリング
結婚15年に合わせ、リング(指輪)を手づくりしてみるのはいかがでしょうか。婚約指輪や結婚指輪とはまた違う、思い出の指輪になりそうです。今は、手づくり指輪の専門店がたくさんあり、リングの価格やデザインは選べることがほとんど。ふたりでお互いのものをつくりあうというのもいいですね。一から一緒につくったリングは、夫婦にとって格別の宝物になるでしょう。
欲しいものをリクエストしあう
お互いに欲しいものをリクエストしあうのもひとつ。それぞれ欲しいものを複数伝えておき、どれをプレゼントしてくれるかは相手にお任せというのも楽しそうです。予算については、あらかじめ夫婦間で決めておくとよいかもしれません。お互いの負担にならないよう、その点は配慮しながら相談してみてください。
何もせずに過ごすのも
結婚15年にもなると、「結婚記念日を忘れていた」という人も増えるかもしれません。結婚記念日だからといって、何かしないといけないわけではありません。いつもと変わりなく日常を過ごせている、それだけで幸せと感じる人もいるでしょう。
大切なのは、夫婦や家族が、今日も無事に過ごせているということ。「いつもどおり」が続くのが、最高の幸せかもしれません。
最後に
結婚15年は「水晶婚式」で、「水晶のように曇りのない夫婦の信頼関係を祝う」という意味があるといわれています。プレゼントを贈りあったり、記念日のディナーやランチを楽しんだりしながら、夫婦でゆっくりと過ごしてみるのもよいかもしれません。15年という長い時間をともに歩んでくれたパートナーに、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
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