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2023.09.23

「アウェイ」とは?|意味や使い方、言い換え表現、具体例をご紹介

 

「アウェイ」とは、「敵地」もしくは「居心地が悪くて気まずい場所」のことです。今回は、アウェイとはどのような言葉なのか、詳しい意味や表記、使い方・例文、類語・言い換え表現などをご紹介します。スポーツ界でのアウェイ(敵地)も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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「アウェイ」とは?基礎知識を解説

「アウェイ」とは、「敵地」などの意味を持つ言葉です。会議などのフォーマルな場面ではあまり使わない表現ですが、サッカーやバスケットボールなどのスポーツではよく使われています。また、通常の会話のなかでも用いられることがあります。

人が集まっている中で、居心地が悪そうな男性 イラスト

はじめに、アウェイの詳しい意味やカタカナの表記、使い方・例文、類語・言い換え表現、反対語・対義語をそれぞれ確認しましょう。

■意味は「敵地」などのこと

【アウェー(away)】
《「アウェイ」とも》サッカーなどで、相手の本拠地。また、そこで戦うこと。
→ホーム

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

アウェイとは、英語の副詞である「away」が由来のカタカナ語です。日本のカタカナ語としてのアウェイには、「敵地」「敵の本拠地」などの意味があります。

英語の「away」は、「離れて」「遠くへ」「逃げて」「遠征地での」といった意味を持ちます。場所や距離だけでなく、「仕事から離れる」などのように、時間や状況に対しても使う言葉です。

近年では、「雰囲気がその場にそぐわないこと」「自分にとって居心地の悪い場所」として、アウェイと表現することがあります。

■表記は「アウェイ」?「アウェー」?

表記する際に、「アウェイ」なのか「アウェー」なのか、どちらが正しいのかと迷う場合があります。「アウェイ」と「アウェー」は、どちらも間違いではありません。

さらに深掘りすると、英語表記が「away」で発音記号が「əwéi」です。どちらを使っても問題ないものの、「アウェー」よりも「アウェイ」のほうが、本来の発音に近いといえるでしょう。

■アウェイの使い方を例文でチェック

続いて、アウェイの使い方を例文でチェックしていきます。

<敵地を意味する場合の使い方>

・明日はフランスでアウェイ戦がおこなわれる。

<自分にとって居心地の悪い場所・場違いな雰囲気という使い方>

・はじめて会う人たちとの飲み会にいってみたが、自分の知らない話ばかりをされて、アウェイな感じがしていた。

・今まで営業ばかりをしてきたが、急に現場の仕事に異動することになってしまって、アウェイ感でいっぱいだった。

 

「アウェイ戦」とは、「敵地に乗り込んでの試合」のことです。また、「完全アウェイ」と表現する場合は、「自分の周りが敵ばかりだ」と伝えています。

「アウェイ感」や「アウェイな感じ」のフレーズを使う場合には、「居心地が悪い」といったニュアンスです。

「アウェイ」の類語・言い換え表現

アウェイの意味のうち、自分にとって居心地の悪い場所や自分に不利な環境を表す場合の類語・言い換え表現は、以下のようなものがあります。

孤独を感じている女性 イラスト

・四面楚歌

・不利な立場

・不利な環境

・悪条件下

・不利な条件

・不都合な状況

・悪いシチュエーション

 

場違いな雰囲気という意味ならば、「ミスマッチ」や「マッチしていない」と言い換え可能です。

また、アウェイに似た英語の単語には、以下のようなものがあります。

・apart……離れて

・distant……遠くに

・remote……遠隔の

 

■「アウェイ」の反対語・対義語表現

スポーツ界でよく使われる、「敵地」という意味のアウェイの反対語・対義語表現は「ホーム」です。この場合のホームは、「自チームの本拠地」や「根拠地」などの意味があります。自チームの本拠地で対戦できるチームは、「ホームチーム」と呼ばれます。

また、ホームとは「雰囲気が合う居心地のよい場所」や「馴染みの場所」といった意味でも使える言葉です。

スポーツ界でのアウェイ(敵地)とは?

スポーツ界で用いるアウェイは、主に敵地のことを指します。敵地のことをどう表現するか、またアウェイという言葉でなにを指すかは、スポーツごとに異なる場合があります。

スタジアムに陽が差している様子 イラスト

たとえばゴルフでのアウェイとは、ホールからの距離が遠い球のことです。基本的に、ボールがアウェイかどうかによって、先にプレーをするプレーヤーが決まります。

それでは、スポーツ界でのアウェイ(敵地)に関する情報をさらに詳しくチェックしておきましょう。

■サッカーやバスケなど

サッカーやバスケットボールなどでは、敵地であることをアウェイといいます。プロのチームにはホームと呼ばれるスタジアムがあり、本拠地のスタジアムだけではなく相手チームのスタジアムでも試合をします。

「アウェイゲーム」と表現する場合は、相手チームのスタジアムに乗り込んでおこなう試合のことです。アウェイゲームは、サポーターが相手チームのほうが多く、相手側を応援するようなスタジアムの雰囲気になりやすいです。そのため、「居心地が悪い空間」という意味でも使われます。

応援だけではなく、気候やスタジアムの特性も含め、一般的には本拠地のスタジアムで対戦するチームのほうが有利な環境だとされているようです。

■野球

日本の野球界では、相手チームのスタジアムで試合することを「ビジター」といいます。英語の「ビジター(visitor)」は、訪問者を指す言葉です。また、ビジターとして試合するチームのほうを「ゲストチーム」といいます。

ただし、メジャーリーグでは、相手チームのスタジアムでの試合のことをビジターではなくアウェイと表現します。野球の場合は、ホームチームのみ選手が登場する際に曲を流せることなどが違います。

遠征をすることになるゲストチーム側は、応援の力による差だけではなく、移動の疲れもあって本調子が出せないことでも不利になりやすいです。

アウェイという言葉を理解しよう

「アウェイ」とは、「敵地」「自分にとって居心地の悪い場所」などの意味があります。サッカーやバスケットボールなどのスポーツでは、よく使われている言葉です。「アウェイ」と「アウェー」どちらも表記がありますが、どちらも間違いではありません。

スタジアムの観客と、観客席からの景色

使用する際は、「アウェイ戦」「完全アウェイ」「アウェイ感」「アウェイな感じ」などのフレーズがあります。

言葉の表す意味や使い方などを理解し、正しく言葉を使えるようになりましょう。

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