【目次】
体重はどの程度減る?生理の再開は?産後1ヶ月の気になるあれこれを先輩ママ100人に聞きました!
人生史上最大の大仕事ともいえる出産を終え、ひと安心…。と思いきや、産まれたばかりの小さなわが子との毎日は、正直大変なこともたくさんありますよね。まだ体調も戻らずしんどい中、赤ちゃんのお世話で自分のケアはおろか睡眠もろくにとれない日々。特に赤ちゃんが産まれたばかりの産後1ヶ月間は「母乳やミルクの量は足りている?」「体重はちゃんと増えている?」「乳児湿疹は大丈夫?」など、赤ちゃんの成長や栄養面に関して心配なことだらけ。
1ヶ月健診とは赤ちゃんの発育が順調であるかや栄養状態、ママの健康状態を確認することを目的とした大切な健診です。小さいわが子を連れての外出は大変ですが、毎日の育児で感じている不安や心配ごとを解消するいい機会。そこで先輩ママ100人に「健診はどうやって行った?」「抱っこ紐は必要?」「ママの体重変化は?」などなど、産後1ヶ月の気になるあれこれについて聞いてみました。
Q:産後1ヶ月健診はどのような方法で病院へ行った?
1位:自家用車…63%
2位:タクシー…20%
3位:徒歩…10%
4位:電車…7%
reader’s voice
里帰り出産だったので実家の母が車で連れて行ってくれました。
夫と一緒に車で行きました。
自家用車を自分で運転して行きました。
家族に車で送ってもらいました。まだ体調が戻っていない時期なので、無理なくタクシーなどを使った方がいいと思います。
私ひとりだったのでタクシーで行きました!
近くの病院なので歩いて行きました。
まだ首もすわらない生まれたばかりの赤ちゃんを連れての外出ということで、自家用車やタクシーなど車を使ったいうママが多数。病院が近いママは徒歩という声もありました。
Q:抱っこ紐とベビーカーどちらを使った?
1位:抱っこ紐 60%
2位:ベビーカー 20%
3位:どちらも使っていない 12%
4位:両方 8%
アンケートでは「抱っこ紐派」が6割という結果。新生児用の横抱き抱っこ紐やスリングを使ったというママも。車で病院へ行ったママに関してはどちらも使わず、おくるみなどで包んで行ったという声もありました。
Q:健診へはひとりで行く?夫とや両親と一緒に行く?
1位:ひとり…37%
2位:両親や祖父母…37%
3位:夫…22%
4位:両親と夫…4%
まだ不慣れなベビーとのお出かけは、付き添ってくれる家族がいると心強いですよね。アンケートでは両親や夫と同伴で健診へ行ったというママが多く、合わせると半数以上を占める結果に。「夫がどうしても行きたいというので、両親と夫と一緒に行きました」なんていうほほえましい声も。
Q:産後1ヶ月で生理の再開はあった?
YES…11% NO…89%
出産後約1ヶ月までは悪露(おろ)という出血がありますが、徐々に出血量は減り、おさまってきます。アンケートでは約9割の産後ママに生理の再開がなかったという結果からわかるように、多くのママはしばらく生理が止まっていますが、中には産後1ヶ月程度で生理が再開する場合も。授乳の有無や子宮の回復具合などによって生理の再開時期には個人差がありますが、完母(完全母乳)の場合は平均的に産後10ヶ月くらいまでに再開することが多いようです。
Q:産後1ヶ月健診で自分の体重は減っていた?
減った 87%
増えた 2%
変化なし 11%
reader’s voice
産後1ヶ月でほぼ元の体重に戻りました。その後さらに1ヶ月で体型も戻りました!
妊娠で12キロ太ったが、1ヶ月で10キロくらい減りました。
退院時より7キロ減っていました。
お腹はまだたるんでいましたが、授乳の影響もあり、妊娠前の体重からさらに2キロくらい減っていました。
出産直前から、ひとりめのときは−7キロ、ふたりめは−5キロ、3人めは4キロ減っていました。3人めは体重を戻すのに半年かかりました。
妊娠中に10キロ増えて、7キロは自然に落ちましたが、残り3キロがしぶとかった!
妊娠中に17キロ増加、出産直後に3キロ減、1ヶ月健診時は出産直後から1キロ程度しか落ちていませんでした…。
5年前のことで少し記憶があいまいですが、出産で8キロ増えた体重が出産後は4キロほど減り、1ヶ月健診時には更に1キロほど減ったか、それほど変化がなかった程度だったと記憶しています。一気に体重が落ちないなぁ…と感じました。母乳育児をしていたので、どれほど食べても自分の体重が大きく増えることはなかったです。
出産直後からほぼ変化なし。
産後より体重が増えていました。食べすぎていました。
Q:産後1ヶ月健診では先生にどんなことを聞いた?聞いておくべきことは?
reader’s voice
赤ちゃんの吐き戻しが気になったので、先生や助産師さんに相談しました。
会陰の経過や赤ちゃんの体重、母乳の量、股関節がゆるくないか、などを聞きました。
自分の体のことは生理について、子どものことは体重やミルクの飲み具合についてを聞きました。
母体については子宮の回復や悪露や母乳など。赤ちゃんについては、発育面や体重増加、小さな体の変化など。とにかく不安なことはなんでも聞くべきです。
子どもの体重の増え方について聞きました。当初母乳があまり出なかったので、改めて母乳を出すためにいい食べ物や生活習慣についてのアドバイスや、そのほか子どもの乳首の吸い付き方について助産師さんに確認してもらいました。
予防接種の確認をしておくと安心だと思います。
精神的にかなり辛いことを伝えると、自宅まで子守に来てくれるサポートが受けられてとても助かりました。
部屋の温度や赤ちゃんに着させる服について聞いた記憶があります。
ママのリラックス法について。これに尽きると思います!
入院中に黄疸になったので悪化してないか、子どもの体重の増え方に問題がないか、などを確認しました。自分のこととしては痔の対策と尿漏れ対策についてもっと聞いておけばよかった。
完母で育てようと思っていたので、体重の増え方は大丈夫なのか、ミルクを足す必要はないのかを確認しました。
子どものことは発達(母乳の量)や生活リズムについて、自分のことは睡眠不足の解消法を聞いておけばよかったと思います。
赤ちゃんの身体の症状で気になることは何でも聞きました!目ヤニが出ていたのは風邪をひいているからだと原因がわかり、ホッとしたことを覚えています。
乳児湿疹がひどかったのでアレルギーのことを聞きました。
産後うつになりそうだと思ったときにどうすればいいのか。頼れる地域の案内や産婦人科の集まり、子育て支援センターの情報。ママが孤独にならないよう、責任と義務をひとりで抱えないようにするための方法。おっぱいが切れた時の対処法などを確認したおくべき。
里帰り出産をして1ヶ月健診の後に自宅に戻りましたが、疲れやストレスから乳腺炎に…。母乳マッサージやサポートなどをきちんと聞いておけばよかった。
ひとりめを出産したときは普段快便でしたが、おっぱいをあげてるうちに水分がとられて、便秘気味(便が硬くなる)に。ふたりめの時は授乳中でも飲める便を軟らかくする薬をもらっておき、助かりました。
母乳の出が悪かったので、子どもの栄養が足りていたかどうかや、高齢出産だったので体調の不安などを相談しました。
お風呂は一緒に入っても大丈夫か、産後の子宮の状態などを確認。もともと卵巣嚢腫があったので、1ヶ月健診でしっかり診てもらいました。産後1ヶ月はホルモンバランスが崩れて精神的にも不安定になりますいので、心配なことは些細なことでも相談すべき。
個人差があるとは思いますが、今後の自分の体のためにも悪露(おろ)の経過について(量や形状など)しっかり確認しておいた方がいいと思います。
ひとりで抱えないで!気になることは医師や助産師に相談しましょう
特に初めての出産の場合、赤ちゃんの発育や日々の栄養が足りているかなど、心配ごとはつきないもの。「これって大丈夫かな…?」という気になることは、些細なことでも1ヶ月健診の際に聞いておくと安心でしょう。そして、赤ちゃんの成長も大切ですが、忘れてはならないママ自身の体やメンタル面のこと。産後は生活が大きく変化し、寝不足や疲労、ホルモンバランスの乱れから精神的にも不安定になりがちです。辛いことはひとりで抱え込まず、誰かに相談することが大切。赤ちゃんのお世話で手一杯なあまりつい自分のことは二の次になりがちですが、ママが倒れてしまっては元も子もありません。”ママの健康こそ家族のため”と考え、自分の体や心を大切に、きちんとケアしていきましょう。
取材・文/村井 絢 画像/(C)Shutterstock.com
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