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前髪を自分ですくことは可能?
セルフカットで前髪をすくことは簡単
「前髪が伸びて鬱陶しいけれど、切りに行く時間がない… 」そんなときは、セルフカットに挑戦! コツを掴めば自分でも簡単にカットすることができますよ。
短い前髪はかわいい印象に、長い前髪はセクシーで大人らしくと、長さやアレンジ次第で顔の印象がガラリと変わります。「前髪だけのために美容院に行く時間がない」という人は、セルフカットにチャレンジしてみましょう。コツさえ分かれば意外と簡単に、おしゃれな前髪を作れます。
前髪をカット&すくときの大事なポイント
前髪を濡らしたままカットしない
美容院では髪を濡らしてからカットするため、自分で前髪をすく際も髪は濡らしたほうがいいと思っている方が多いかもしれませんが、素人がカットする場合は乾いた状態で切ったほうがよいでしょう。
このほうが全体的なシルエットがわかりやすく、仕上がりもイメージでき失敗を避けられます。
「クセを伸ばすため一度濡らす」という工程はOKですが、濡れたままカットに踏み切るのは避けましょう。半乾きの状態では、乾いたときに長さが均等でない部分が出てくる可能性があります。
また、くせ毛やパーマがかかっている人は、アイロンで伸ばしてからカットしましょう。
コームで前髪をとかしておく
カット前に前髪を必ずコームでとかしておきましょう。絡まりがあるとカットしづらいだけでなく、長さがバラバラになるリスクもあります。
一見整っているように見えても、内側の毛がしっかり伸びておらず均等に切れていないこともあるので、コームで前髪をとかす作業は自分で髪をすく際の大切な工程です。
「少しずつ」カットする
カットする際は、いきなりバッサリ切ると短くなり過ぎる可能性もあるので、「少しずつ」がポイントです。少しずつ整えながら、だんだんと好みの長さに切りそろえていきます。このとき、少し斜め上方向にカットすると自然な形に仕上がります。髪を乾かしてコームで整えたら完成です。
姿勢を正して鏡を見る
前髪をカットするとき鏡の前に立ちますよね。その際、姿勢をしっかり正した状態で鏡の前に立ちましょう。
姿勢が崩れた状態でカットすると、顔が傾いていたり、思ったよりも切りすぎてしまったりすることも… 。体や顔が真っ直ぐになっているか確認してから髪にハサミを入れましょう。
前髪をすく前に準備するもの
4つのアイテムを用意する
「SUNVALLEY」代表・朝日光輝さんに教えてもらいました!
セルフカットに用意するのはこの4つ。ヘアクリップは「ダッカール」と呼ばれる髪用の大きいものを。髪切りバサミがない場合は、切れ味の鋭い文具ハサミでも代用OK。
散髪用のハサミは市販で購入可能
散髪用品は、アマゾンなどでも種類が豊富にありますし、セルフカット用のはさみは無印良品のものが小さくて使いやすく、おすすめです。
▲無印良品の髪用カットはさみとすきはさみ
美容師伝授! 前髪をすく方法
手順1. カットする前髪を分け取る
生えぎわから1~2cm、横を向いたときにこめかみ部分がぱっくり割れないような前髪の量を取り、他はまとめてクリップで留めておく。
手順2. 根元を濡らしてコーミングする
霧吹きを使って、分け取っておいた前髪の根元を濡らす。その後、コームで髪を真下にとかし、そのまま自然乾燥させる。こうすることで根元の浮きや分かれグセがリセットされ、自分でカットしても失敗しにくい。
手順3. 段階的に分けてカットする
分け取っておいた前髪を、さらに分ける。まず切るのは、黒目の中央より内側の部分。それより外側の髪は耳にかけて区別しておく。
手順4. 前髪の中央部分をカットする
黒目の中央より内側の髪を真ん中に集め、指で軽く挟んでその下をカット、目安としては鼻の少し上あたり。髪の量が少なめなので、一気にカットしても問題なし。その後、ハサミを縦に使い、毛先1cmほどを間引きする。
手順5. 前髪の端部分をカットする
耳にかけておいた端の部分を耳から外す。前髪を真ん中で分け、半分を中央に寄せる。カットした部分が短くなっているので、それに合わせて長い部分をカット。ハサミは内側から入れて。
\完成/