Domani

働く40代は、明日も楽しい!

close
Searchサイト内検索

フリーワードで検索

人気のキーワード

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE スキルアップ

2025.01.20

Excelで「0」が消えるのはなぜ?主なケースと対処法を解説

Excelで「0」が消えてしまう場合、どうすればよいのでしょうか?数値の「0」を単体で入力したときや、先頭の「0」が消えてしまうときの対処法を解説します。そのほか、小数点以下の「0」を表示させたいときの手順も見ていきましょう。

Excelで数値の「0」が消えるときの対処法

Excelで「0」を入力したとき、数値の0のみでは表示されないケースがあります。0が消えてしまう場合、どのように対処すればよいのでしょうか?主な方法を解説します。

ゼロの表示・非表示を確認する

数値の「0」を入力するか計算結果が「0」になったとき、Excelのシート上に「0」が表示されないことがあります。

下の画像の場合、A1のセルを選択すると、数式バーには「0」と表示されているので、入力自体はできているはずです。

もし数値や計算結果が空欄になり、0が消えるときは以下の手順で表示設定を確認しましょう。

1.「ファイル」をクリック
2.「オプション」をクリック
3.「詳細設定」を開く
4.「ゼロ値のセルにゼロを表示する」にチェックを入れて「OK」をクリックする

まずは、シート上部の「ファイル」をクリックしましょう。

画面下部に表示される「オプション」をクリックします。

詳細設定の中に、「ゼロ値のセルにゼロを表示する」という項目があるため、チェックを入れます。最後に、「OK」をクリックして設定を反映させましょう。

設定が反映されると、下の画像のように「0」が表示されるようになります。

文字色が背景と同化していないか確認する

通常Excelではシートの色が白、文字色が黒になっていますが、何らかの設定変更で色が変わってしまっている可能性があります。数式バーに「0」が表示されていて、ゼロの表示設定も問題ないのにシート上から消えてしまう場合は、背景色と文字色が同化していないかチェックしましょう。

以下の手順で、文字色を確認・変更できます。

1.該当セルを選択してマウスを右クリックし、開いたメニューの「セルの書式設定」をクリック
2.ファイルタブを開き、文字の色を確認する
3.背景と同じ色だった場合は、別の色に変更し「OK」をクリックする

ゼロが入力されているはずのセルを選択し、マウスを右クリックします。メニュー内の「セルの書式設定」をクリックしましょう。

セルの書式設定内でファイルタブを開くと、画面真ん中に「色」という表記があります。下の画像の場合、文字の色は白です。

シートの色と文字色が同じになっているため、変更しましょう。色のプルダウンから、変更したい色を選んで、設定します。下の画像では、黒を選択した状態です。「OK」をクリックすると、設定が反映されます。

シートの色と文字色が同化しないようにそれぞれ設定すると、消えていた「0」が表示されます。

Excelで「先頭の0」が消えるときの対処法

Excelで、数値の先頭に「0」を表示しようとすると、消えてしまうことがあります。しかし、郵便番号や電話番号など、先頭に「0」を入力しなければならないデータは多いものです。先頭の「0」が消える場合の対処法を確認しましょう。

Excelで「先頭の0」が消えるときの対処法
  1. ユーザー定義を使用する
  2. 数字の前にアポストロフィーを入力する

ユーザー定義を使用する

ファイルの形式変更によって先頭の「0」が消えてしまうときや、入力後に数値の桁をそろえたいときには、ユーザー定義を設定してみましょう。

固定電話番号と携帯電話番号が混在しているなど、数値ごとに設定したい桁数が異なるときは使用できませんが、何らかの番号やIDを入力する場合には使いやすいでしょう。

ユーザー定義は、以下の手順で設定できます。

1.ユーザー定義を反映したいセルを選択する
2.マウスを右クリックし、メニュー内の「セルの書式設定」をクリック
3.表示設定タブを開き、「ユーザー定義」を選択
4.種類から「0」を選択し、表示させたい桁数分の「0」を入力する
5.「OK」をクリックして設定を反映させる

下画像では、複数の数値を4桁に統一するケースを紹介します。まずは、0を入力したいセルを選択しましょう。

セルを選択した状態でマウスを右クリックすると、メニューが出てきます。「セルの書式設定」をクリックしましょう。

セルの書式設定内で、表示形式タブを開くと、ユーザー定義が設定できます。下画像の設定は、4桁に満たない数値の先頭に「0」を入力するユーザー定義です。

設定が反映されると、数値の先頭に複数の「0」が表示されます。

数字の前にアポストロフィーを入力する

数字の前にアポストロフィー(’)を入力すると、先頭の0が表示されるようになります。下画像を見ると、数式バーにアポストロフィーが入力されていますが、シート上の数値には表示されません。

これからデータを入力する場合には、活用してみましょう。ただし、アポストロフィーを入力すると、数値として認識されなくなります。

数値データや計算処理には使用できないため、注意しましょう。

もし、郵便番号や電話番号などの場合は、「‐(ハイフン)」を入力するだけでも数値とは認識されなくなるため、ハイフンを使うのもおすすめです。

Excelで「小数点以下の0」が消えるときの対処法

小数点以下の数値が含まれるときに、最後尾の「0」が消えるケースがあります。小数点以下の数値が「0」で終わる場合、どのように表示させればよいのでしょうか?基本的な手順を解説します。

表示桁数を増やす手順

小数点以下の「0」を表示させたいときは、表示桁数を増やしましょう。例として、「15.00」と表示させたいときの設定方法を解説します。

1.数値を入力したセルを選択し、ホームタブを開く
2.メニュー内の「数値」から、「小数点以下の表示桁数を増やす」アイコンを桁数分クリック

「小数点以下の表示桁数を増やす」アイコンを2回クリックすると、15.00と表示されます。

Excelでは、設定によって「0」が消えてしまうことがあります。しかし、設定確認・変更や、セルの書式設定を活用すると、「0」の表示が可能です。データ入力や、0が消えてしまうときには、適切な対処法を確認しましょう。

メイン画像・アイキャッチ/(c)AdobeStock

あわせて読みたい

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!