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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.11.02

人当たりがいい人ってどんな人?特徴や目指していくためのポイント

 

短所になっている場合も

好意的に解釈されることが多い人当たりのよさも、短所になっている場合もあります。意外に思う人もいるかも知れませんが、すべてが良く作用するわけでもありません。「八方美人」という言葉があるように人当たりのよさが「誰にでもいい顔をしている」と判断されることがあります。上手く立ち振る舞っているのが「誰にでも調子がいい」とみなされ、皮肉としても使われます。控えめな対応が、何を考えているか分からないという戸惑いを生むこともあります。ネガティブに解釈する人からは本心を口にせず、腹黒さがあるのではと疑われてしまうなんてことも。何ごとにも反発をしない傾向があるため、人当たりがいい人は都合よく利用されてしまうこともあります。面倒を押し付けられるなど、都合よく扱われるケースも起こるのです。

人当たりがいい人の特徴

人当たりのよさとは、どのような振る舞いや対応によって生まれるものなのでしょうか。その特徴についてみてみましょう。

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表情が優しげ

周囲の人に与える印象にとって、とても重要なものが表情です。人当たりがいい人は、いつでも穏やかな笑顔を浮かべ、表情が優しげな人が多いもの。いつも不機嫌そうな顔つきだったり、仏頂面だったりする人は、周りの人に話し掛けにくいと感じさせてしまいます。自分の周りから人を遠ざけてしまうことも。人との接点を良好に維持するためには、自ら人とのつながりを遮断してしまう原因を作るべきではありません。柔らかな微笑みを絶やさないでいることが人当たりのよい人と言えます。

聞き上手や盛り上げ上手

人当たりがいい人は、聞き上手でもあります。人は、自分のことを話したがります。主張することでストレスを解消したり、自己承認欲求を満たしたりできるからです。語りたい人同士が言葉を発し合うと、ぶつかってしまいます。上手く聞く側に回れる人は、人当たりがいいという印象を与え、信頼を生むことができるのです。人当たりがいい人は、ランチや飲み会など複数の人が集まる場でも活躍します。誰とでも気さくに言葉を交わし、場を盛り上げることが上手で、みんなの気分を良くします。にぎやかで楽しい雰囲気を作るためには、コミュニケーション能力に長け、話題をつなぐ幅広い知識も必要。人当たりのよさが情報を引き寄せ、円滑に人間関係を回す術につながっているとみることもできます。

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距離を保つのが上手い

1人でいたいのに話し掛けられてしまう、話したくない話題を出されてしまうなど、相手との心の距離感を無視する人とは接点を持ちたくなくなってしまいます。人当たりがいい人は、「そっとしておいて欲しい」、反対に「寂しいので一緒にいて欲しい」など、そのときの感情にそっと寄り添って、他人との距離感を測れる人でもあります。誰でもデリケートな部分があり、ナーバスなときもあります。そんなときこそ、自分への接し方には敏感になるものです。人当たりがいい人は、付かず離れず心地よい距離感を保つことが上手です。

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人当たりを良くするために

自分自身を客観的に見たときに、人当たりがいいと判断する人もいれば、あまりよくないと自覚する人もいるでしょう。人当たりがいいという自覚を持てないため、改善したいと願う人もいるのでは。何を心掛ければ変えていくことができるのか、その方法が知りたいという人に向けて、大切なポイントを紹介します。

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まずは笑顔を大切に

人当たりのよさを生むには、まずは笑顔を大切にすることです。表情は、周囲に自分のイメージを与えるとき、極めて大切な要素。人当たりがいい人は、常に笑顔だと考えられます。しかし、これは簡単なことではありません。緊張感のあるひきつったような笑顔では、相手の気持ちはほぐれませんよね。穏やかで優しい笑顔を作るには、自分自身に余裕を持ち、自然体でいることが大切。虚勢や見栄などを捨て、素直な振る舞いを心掛けるようにしてみては。

ゆとりを持つことを意識する

人は皆、どこかしら自己中心的な考えを持っています。自分を最優先に考え、他人をないがしろにしてしまうこともあるでしょう。仕方のないことではありますが、一度その考え方を見直すことをおすすめします。自分より他人を優先しようとする考え方を実践するトレーニングとして、まずは家族や恋人など、大切な人に対する行動から始めてみては。人に優しくすることは難しいものですが、そのために必要なことは心にゆとりを持つことです。ゆとりは心の豊かさにつながり、それは優しさに通じます。気持ちにゆとりを持つことで、ソフトな人当たりが生まれてくるものです。

共感を意識する

他人との共感の心を育むことも、人当たりのよさを生むには有効なポイントです。人の痛みやつらさを理解し、喜びを共にする、それができれば相手は心の壁を感じなくなります。もちろん、他人の心の痛みを完全に理解することはできません。必要なのは、理解しようとする姿勢です。共感し、寄り添おうとする心構えを持つ人に、人は心を寄せてくるはずです。

写真/Shutterstock.com

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