子ども
・子どもの習い事で上手くいかないと悩んでいたことがあった(30代・神奈川県・子ども3人)
・子供を叱ってしまったとき (30代・石川県・子ども2人)
少数派意見はコチラ!
「経済的余裕がないとき」「孤独を感じるとき」「 睡眠不足」「生理前」「悩みがあるとき」「理不尽なことが起きたとき」「期待しすぎて」など様々な意見が聞かれました。
これらの原因から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか。吉野さんにお伺いしました。
今から簡単にできる、ネガティブ思考から脱却する方法
「人は自分に何か起こった場合、当たり前ですが自分目線で物事を判断しますよね。ネガティブ思考の人は何か起こったら自分目線ではなく、他人の目線に置き換えてみてください。これを【他者視点】というのですが、自分以外の人の視点で客観的に物事を見て、冷静に解決策を見出すという手法です。
最初は上手くいかないかもしれませんが、この考えを常に意識することでストレス反応が低下し、負のループが減ってきます。またネガティブなことを思い出した時にも有効で、心理的苦痛も軽くなることが実験の結果でわかっています」(吉野さん)。
ではワーママの皆さんが実際に試している方法も見ていきましょう。
【体験談】ネガティブ思考から抜け出す方法とは?
寝る
ネガティブ思考になってしまったら「まずは寝る」という回答が1番多く挙がりました。「寝て忘れる」や「いつもより早く寝る」「ひたすら寝る」など、起きているとどうしてもネガティブに考えてしまうので、寝ることによって思考を停止する作戦。
考えすぎない
「時が解決してくれることがほとんどなので、真剣に深く考えないようにする」「自分で深掘りしない」といったように、ネガティブに陥ってしまうほど思い詰めないように気をつけているよう。中には「考えるより動いてみる」 という解決法もありました。
人に聞いてもらう
「とりあえず夫と私の母に相談」「友達に聞いてもらう」「人に話して意見をもらうと、少し客観的に考えられる」人に話すことで、自分の中でも考えが整理整頓され、ネガティブに思い詰めるほどではなかったり、聞いてもらうだけでスッキリすることもありますよね。
気分転換
「好きな映画を観て忘れる」「 楽しいところに出かける 」「読書をする」など、やることは人それぞれですが、自分なりの気分転換をしてネガティブ思考から一旦離れるという回答も多く挙がりました。
何もしない
ネガティブに陥った時は、やる気も削がれます。そんな時は無理せずに「何もしない」という選択をとる人も。家事や育児も必要最低限で、落ち込んでいる自分を少し甘やかすのもいいかもしれませんね。
自分に言い聞かせる
「大したことないと自分に言い聞かせる」「もっと怖いことだってあるし」「私よりもっと大変な人もいる」など、今起きていることがそこまでネガティブに考えなくてもいいんだ、と自分に言い聞かせる 人もいらっしゃいました。
とことん考える
ネガティブ思考から離れる意見が多い中、「じっくり考える」や「しばらく引きずる」 「落ちるところまで落ちる」など、問題点にとことん向き合う人も。自分が納得いくまで考え抜かれた答えなら、後悔することもないし、一歩踏み出した時は晴れ晴れとした気持ちになるかもしれません。
忙しくする
「その悩みをなるべく考えないよう、わざと忙しく過ごす」「考える暇がないくらい予定を詰め込む」など、自分にネガティブになる隙を与えないという作戦も。確かに、暇があるとウジウジ悩んでしまいますが、次々とやることがあり忙しくしていると、ネガティブ思考になっている時間がありませんもんね。
ネガティブ思考は誰にでも起こり得ることです。吉野さんの【他者視点】や皆さんの解決法を参考に、辛い気持ちから離れられる手段を身につけておくといいかもしれません。
取材・文/福島孝代
写真/(C)Shutterstock.com
心理カウンセラー
吉野麻衣子
「SMART BRIDAL」代表/MBA婚活心理カウンセラー/モデル「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた、科学的根拠(エビデンス)に基づいた、戦略的婚活が可能な結婚相談所を経営。43歳で14歳年下3高男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導した経験と、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、多くの独身男女の婚活を支援中。
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