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あなたは日々を有意義に過ごせていますか? 毎日が過ぎていく中で、「なんとなくだらけてしまう」「楽しいことがない」とお悩みの方もいるかもしれません。そこで本記事では、全国のワーママ100名に「有意義な時間」についてアンケートを実施しました。
何かしたほうが良いと思うけど、なにもせず一日を無駄に過ごしてしまっていると思う方は、有意義な過ごし方の参考にしてみてください。
有意義な時間とは?
充実した過ごし方のイメージがある「有意義」という言葉ですが、その言葉には具体的にはどのような意味があるのでしょうか。まずは、言葉の意味からチェックしてみましょう。
有意義
意義のあること。意味・価値があると考えられること。また、そのさま。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
つまり、「有意義な時間」とは、自分にとって価値のある時間を過ごすことを指します。勉強や運動など自分の能力を高める行動以外でも、趣味に没頭することや、徹底的に掃除をしたりと人それぞれの価値観によって異なります。ちなみに、対義語の「無意義」は、「くだらないこと」や「つまらないこと」という意味です。
ビジネスシーンでの使い方
ビジネスシーンでは、上司や目上の人と行動を共にした後に、「本日はお世話になりました。とても有意義な時間を過ごせました」などとお礼を述べる時に使いますね。
自分にとってとても学びの多い、価値ある時間を過ごすことができたという気持ちを伝えたい時に、このように伝えると好印象につながることでしょう。
有意義な時間の類語
「有意義な時間」の言い換え表現はいくつかあります。いつも同じフレーズばかりを使ってお礼を言っているなと感じる場合は、別の表現を覚えておくと役立ちますよ。
充実した時間
「有意義な時間」の言い換え表現として使われるのが、「充実した時間」。「充実」には、内容が満ちていて豊かなこと」という意味があります。自分にとってプラスになる時間を過ごせたということが伝えられますね。
よい時間
会話の中で、「とてもよい時間が過ごせました」とお礼を言うことは多いはず。有意義な時間がやや仰々しく感じられる場合には、「よい時間」と言い換えてみてはいかがでしょうか?
貴重な時間
めったにできないような経験ができた場合には、「貴重な時間を過ごすことができました」と伝えてみては? 上司からのお誘いで、特別なパーティーに呼んでもらった時などに、このように感謝を伝えると喜ばれるはずです。
有意義な時間の英語表現
海外のビジネスパーソンと会話をする際にも、お礼の表現として「有意義な時間が過ごせました」と英語で伝えられるといいですね。体験した内容によっても適切な単語が異なりますので、以下の3つの単語を使い分けてみてはいかがでしょうか?
wonderful time
「wonderful time」は、「素敵な時間、楽しい時間」という意味。「wonderful 」は、「素晴らしい」「最高の」などの意味を持つため、自分にとって最高の時間であることを伝えたい時に使ってみるといいですね。
(例文)
・We had a wonderful time today.(本日は素晴らしい時間が過ごせました)
quality time
「quality time」は、「良質な時間、充実した時間」という意味。「quality」は、「上等」「高級」などの意味があり、質の良さを指す言葉です。自分にとって価値のある時間が過ごせた時に選んでみてください。
(例文)
・We spent quality time at the place we stayed.(滞在先で良質な時間を過ごせました)
meaningful time
「meaningful time」は、「意義のある時間」という意味。「meaningful」は、「意味のある」「重要な」などの意味があるので、「有意義な時間」と一番意味が近いかもしれませんね。
(例文)
・It was a meaningful time for me.(私にとって意義のある時間となりました)
【質問】普段から有意義な時間を過ごしていると感じることがありますか?
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
ある…9.1%
たまにある…43.8%
あまりない…34.7%
ない…12.4%
「普段から有意義な時間を過ごしていると感じることがありますか?」の設問では、「ある」、「たまにある」と回答された方が52.9%、「あまりない」、「ない」と回答された方が48.1%と、約半数ずつの結果となりました。
【体験談】みんなはどんな有意義な時間を過ごしてる?
続いて、普段から有意義に過ごされていると回答した方の過ごし方について紹介します。
やりたいことをやる
「子どもが寝てからネットフリックスで好きな映画を観る。フリマアプリやゲームなどひとりの時間を自分の好きなことに使う」(30代・東京都・子ども1人)
「好きな音楽を聞きながら普段は出来ない場所の片付け整理整頓をしたり、岩盤浴に行ってデトックス」(40代・愛知県・子ども2人)
「子どもがいない時間に大掃除」(30代・千葉県・子ども2人)
「好きなテレビ番組をお菓子を食べながら観る」(40代・静岡県・子ども2人)
「朝方、コーヒーをゆっくり飲んで過ごす」(40代・神奈川県・子ども2人)
計画通りに予定をこなす
「子どもの学校行事や家族の用事を1日で終わることができると、その日が有意義に感じる」(30代・静岡県・子ども1人)
「朝から効率的に動けたとき」(30代・神奈川県・子ども1人)
「朝早く起きて家事を済ませたあと、子どもたちと遊びに行ったり買い物したり、やりたいことをたくさんする」(30代・千葉県・子ども2人)
「買い物でスムーズに時間を使う」(30代・群馬県・子ども1人)
子どもとの時間
「ふたりの子どもに挟まれて、絵本の読み聞かせ」(40代・愛知県・子ども2人)
「娘と一緒に1日のんびり過ごす」40代・徳島県・子ども2人)
「子どもの習い事で1日中飛び回る」(30代・愛知県・子ども1人)
自分の時間
「一人でゆっくり読書する」(40代・岡山県・子ども2人)
「自由時間にビデオを観たり、美味しいものを食べたりと好きな時間を過ごす」(30代・千葉県・子ども3人)
趣味
「自分の趣味や好きなことをする」(40代・埼玉県・子ども3人)
「アウトドア」(40代・京都府・子ども2人)
「思う存分読書をする」(40代・兵庫県・子ども2人)
「ガーデニング」(40代・大阪府・子ども1人)
「旅行」(40代・千葉県・子ども1人)
食事
「友人と食事」(30代・埼玉県・子ども2人)
「おいしいものを食べる」(30代・愛知県・子ども1人)
「給料日、自分のご褒美に美味しいものを食べるとき」(30代・石川県・子ども3人)
家族の時間
「家族で楽しい時間を過ごす」(30代・神奈川県・子ども2人)
「子どもや家族と一緒に過ごす」(30代・佐賀県・子ども2人)
ルーティンを楽しむ
「掃除を兼ねて運動をしたり、書類づくりを兼ねてパソコンの練習をしたり」(40代・静岡県・子ども2人)
有意義な時間の過ごし方の設問では、「やりたいことをやる」の回答が最も多く、続いて「計画通りに予定をこなす」の回答があげられました。仕事、家庭、育児と毎日忙しいワーママの皆さんは、自分の時間を作ってやるべきことや、やりたいことができると充実感を覚える方が多いようです。
そして、「ルーティンを楽しむ」の回答もありました。毎日の家事をただ作業的にこなすだけでなく、掃除を兼ねて運動するなど楽しめる要素を考えるという工夫です。面倒なことも考え方次第で前向きに取り組めそうなアイデアですよね。
有意義な時間を過ごすためには?体験談から紹介
次に、有意義な時間を過ごすためにしていることについてのアンケート結果を紹介します。