【目次】
・そもそもダイエットを記録するメリットとは?
・ダイエットを記録するときのポイント
・ノート?アプリ?記録はどれでするのがいい?
・ダイエット記録に使えるおすすめアプリ
そもそもダイエットを記録するメリットとは?
食べ過ぎたことを「自覚」できる
ダイエットを記録すること自体が面倒だと感じる方も多いかもしれませんが、体重や食べたものを記録することは、ダイエット成功に非常に有効だと言われています。
記録をすることの一番のメリットは、あやふやだった部分が「見える化」されるということ。食べ過ぎてしまったことや太ってしまったことが自覚できます。
この自覚が、ダイエットでは非常に大切だと言われています。今まで意識していなかった太ってしまう原因に気づくことができれば、食生活を自然に改善する方向へシフトしていけるはずです。
目標をクリアする楽しみができる
精神科医、作家、マンガ原作者のゆうきゆうさんによれば、記録をつけることで自分がその行動をどれくらい行ったかが目に見える形で残り、「これだけやり遂げたんだ!」ということを明確に実感できてモチベーションが上がっていくのだそう。
すると毎日がゲームのように楽しくなり、目標もはっきりしてくるのだとか。
実際のゲームでも「敵を全員倒せばステージクリア!」など明確に目標が定まっていて、一つクリアするごとに達成感が得られます。だからこそゲームに夢中になる人も多いのかもしれません。
自ら課題を設定し、それをクリアすることで楽しみや喜びを得られるのも、記録することのメリットの一つと言えそうですね。
自制心を働かせることも可能
ダイエットでは食事や間食、運動、体重などを記録していくことが理想とされていますが、記録を習慣化するまでは書くことが面倒に思うこともあります。
食べると記録しなければいけなくなるため、「書きたくないから食べない」というような自制心が働くことも。
それが繰り返されると、次第に怠けることの方が気持ち悪く感じるようになります。
また、挫折しそうになったときに見返すことで、自分なりの解決策のヒントが見つかることもあるかもしれませんよ。
ダイエットを記録するときのポイント
「習慣化させる」ことを第一の目標にする
ゆうきゆうさんによれば、大切なのは「全力の一回」より「小さな習慣」だと言います。
何かを達成したいときに「(1回だけ)頑張ろう!」と思うのは、実はあまり意味がないのだそう。
「例えば、ダイエットしようと1回食事量を減らしても、たとえ断食をしたとしても体重は減りませんね」(ゆうきゆうさん)
雪の一粒一粒はすぐに消えてしまいますが、長く降り積もる雪は家の屋根すらたわませることがあります。何度も同じことを重ねて行った方がエネルギーは強いのだそうです。
失敗するのが難しいくらい小さな目標からはじめる
さらにゆうきゆうさんによれば、1日の目標はとにかく〝小さく〟することが重要なのだそう。
「目標を立てた時はやる気に満ちていたのに、結局は続けられない要因として、目標とする量が多すぎて負担に感じることが挙げられます。
例えば、『1日10ページ参考書を終わらせる』などの目標は、一見立派で素晴らしいのですが、ほぼ確実にどこかで挫折します。
それこそ最初のうちは10ページやることができても、2日目は5ページ、3日目は2ページ……かなりの確率でどんどん数が減っていきます。そして最終的にはゼロになり、『今日はできなかったけど、明日は頑張る……!』なんて思い、そしてそのまま再開することはなくなります」(ゆうきゆうさん)
「一文字だけでいいから読む」「参考書を開きさえすればOK」など、とにかく難易度を低く設定すると良いのだそう。
これこそが何かを継続し「習慣化する絶対的な奥義」なのだそうです。
ノート?アプリ?記録はどれでするのがいい?
ノートや手帳なら「目標」「状況」「成果」を見える形に
記録するときは、小さな目標と進行状況、成果が見えるようにしましょう。
ダイエットアプリやLINEを活用することも可能
日々の記録にダイエット専用のアプリを利用するのも、もちろんおすすめです。もし細かい入力が面倒に感じるようなら、「LINE」を活用するのもアリ。
LINEには「ひとりLINE」という、自分だけのルームでメモを作成することができます。
その日食べたものや体重などをトークでつぶやいたり、ノート機能にダイエット用のレシピをまとめたり。自分しか見ないものなので、「あーシュークリーム食べたい。だけど痩せたい」「ダイエットもうやめたい」など、弱音を吐いてもいいかもしれません。
逆に、「今日、旦那さんにダイエット頑張ってるねって褒められた!」など、モチベーションが上がる周囲から言われた言葉をメモっておくのもおすすめです。
\ひとりLINEのはじめ方/
1. 「友だち追加」の画面から「グループ作成」を押す
2. 友だちは選択せずに、「次へ」を押す
3. プロフィール設定画面で「ダイエット」「献立」など好きなグループ名を入力して「作成」を押す
4. 「トーク」で頭に浮かんでいることをつぶやく
ダイエット記録に使えるおすすめアプリ
食生活の改善に役立つ「あすけん」
食事を撮影するだけで栄養計算してくれるアプリ。1日換算での栄養の過不足を見ることもでき、あと何g糖質がとれるかなど自分の食事を把握しやすい。
習慣化をサポートしてくれる「Habitify」
シンプルで使いやすい習慣化をサポートしてくれるアプリ。習慣化したい内容を登録し、達成したらその項目をタップするという簡単な操作だけ。達成状況は数字やグラフで確認可能。繰り返しやリマインダー機能付きで、目標も「1日あたり30分」や「1週間あたり3回」など挑戦しやすい頻度を選択できる。
さまざまなデータ登録ができる「リズムケア」
さまざまなデータを登録できる多機能な健康管理アプリ。体重や血圧、睡眠時間など多数の項目があり、あらかじめ登録されている項目以外に自分専用の記録シートも作成可能。決められた単位でなく、自分が管理したい単位を選択・設定できるのがメリット。