【目次】
・崩れないファンデーションの選び方
・【デパコス】カバー力に優れたおすすめの崩れないファンデーション
・【プチプラ】きれいな仕上がりが長時間続く人気の崩れないファンデーション
・マスクでもファンンデーションが崩れないベースメイクの方法も
【目次】
崩れないファンデーションの選び方
仕上がりで選ぶ

(C)Shutterstock.com
ファンデーションのタイプは大きく分けて4種類あります。
・パウダーファンデーション
・リキッドファンデーション
・クリームファンデーション
・クッションファンデーション
パウダーファンデーションは水分を含まないため、さらっとした仕上がりになります。一般的に思い浮かべるパウダーファンデーションは粉末を固形状にしたもので、マットに仕上げたい場合におすすめです。ふんわり感のある仕上がりにしたい場合は、パウダー状のルースタイプがおすすめです。
リキッドファンデーションやクリームファンデーションはツヤ感のある仕上がりになり、水分を多く含むことから乾燥する季節に向いています。
肌質に合ったものを選ぶ
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【バランスのとれた「ノーマル肌」】
ノーマル肌は、肌の水分・油分ともにちょうどよく整っている肌質です。肌トラブルが比較的少なく、自分の目指したい肌に合わせてファンデーションを選ぶことが可能です。
例えばきちんと感を出したいなら、マットでカバー力のあるクリームファンデーション。素肌感を出したいなら、薄づきでふわっとした質感のパウダーファンデーションがよいでしょう。
乾燥に強いリキッドファンデーションや、うるおいのある肌が作れるクッションファンデーションもおすすめです。
【部位によって悩みが異なる「混合肌」】
混合肌とは、オイリーな部分と乾燥する部位が混在する肌です。
肌の水分は少なく油分が多いのが特徴で、ファンデーション選びが難しいとされています。自分の肌が乾燥・脂性肌のどちらに偏っているか見極めることがポイントです。
「乾燥の方が深刻」という場合は、保湿力の高いリキッドファンデーションや水分量が多いクッションファンデーションがよいでしょう。乾燥している部分とテカりやすい部分で使用量を変えるとほどよく仕上がります。
一方「テカリやベタつきの方が気になる」という場合は、パウダーファンデーションがおすすめです。パウダー粒子に保湿成分が入っているものなら、乾燥を抑えつつさらっとした肌に仕上げてくれます。
【ベタつき・テカりやすい「脂性肌」】
脂性肌は油分・水分ともに多い肌です。ベタつきやテカりが起きやすく、ニキビなどの肌トラブルに悩まされることも。
脂性肌の人が油分の多いファンデーションを選ぶと、化粧崩れしやすくなるため、油分が少なく水分の多いファンデーションを選ぶのがよいでしょう。
おすすめは、皮脂と混ざりにくいパウダーファンデーション。余分な皮脂を吸着してくれるタイプのものなら、より自然な仕上がりが可能です。リキッドファンデーションやクッションファンデーションは肌がテカって見えてしまうことも。皮脂を吸収してくれるタイプの下地や、フェイスパウダーなどを併用するのもおすすめです。
【カサつきやすい「乾燥肌」】
乾燥肌は、油分・水分ともに不足している肌です。口元や目元がカサついたり、肌が白く粉を吹いたりしやすくなるのが特徴です。
ファンデーションは油分・水分ともに多いとされるリキッドファンデーションやクッションファンデーションがおすすめです。特に肌の乾燥が気になるときは、保湿成分配合のファンデーションを選ぶと乾燥を抑えやすくなり、シワやくすみが気になるときは、クリームファンデーションを選ぶと乾燥によるさまざまな肌悩みをカバーして肌をきれいに見せてくれます。
汗や皮脂に強いアイテムならさらに安心
リキッドファンデーションやクリームファンデーションでも「汗や皮脂崩れに強い」とうたっているアイテムもあります。このタイプを使用すれば、ベタつきやテカりが気になる人でも崩れない肌をキープできる可能性も。
「ウォータープルーフ」「汗・皮脂崩れに強い」といったワードがパッケージに表記されているものを選ぶのがよいでしょう。
【デパコス】カバー力に優れたおすすめの崩れないファンデーション
MIMC|ミネラルクリーミーファンデーション
▲(リフィル&ケース) SPF20・PA ++
ミネラルパウダーを美容液バームに溶かしたクリーミーファンデーション。自然なツヤ感に加え高いカバー力が特徴で、乾燥が気になる季節もしっとり保湿されたツヤ肌を叶えてくれる。手を汚さずサッと塗れるので、パウダーファンデーションを使うような感覚で使用可能。
THREE|アドバンスドエシリアルスムースオペレーター フルイド ファンデーション
▲30ml SPF40・PA ++
皮脂吸着パウダーが皮脂崩れやヨレを防止。半透明のファイバー状植物由来成分配合で、肌と一体化するようにフィットしフラットでハリのある上質肌へと導いてくれる。
クレ・ド・ポー ボーテ|タンフリュイドエクラ ナチュレル
▲35ml SPF25・PA ++
使うたびに肌に保水し、肌荒れや乾燥くすみからガードしてくれるリキッドファンデーション。肌にのせた瞬間、内側からみずみずしく輝くようなツヤを与えなめらか肌に導いてくれる。オールシーズン使えるのもうれしい。
NARS|ピュアラディアントプロテクション アクアティックグロー クッションファンデーション
▲12g SPF50+・PA +++
大気中のチリやホコリ、ブルーライトなどの環境ストレスから肌を守り、健やかに保つクッションファンデーション。軽い付け心地で、シームレスな透明感とうるおいのあるみずみずしい仕上がりが特徴。
SUQQU|グロウ パウダー ファンデーション
▲10g
粉っぽさゼロで、擦れや崩れを防いでくれるパウダーファンデーション。ムラのない均一なツヤ肌に仕上げてくれる。
カバーマーク|フローレスフィット
▲SPF35・PA +++
カバー力の高さで知られるカバーマークのクリームファンデーション。するするとなじんで肌に一体化し、細胞間脂質類似成分配合により、肌から蒸発する水分を閉じ込めてうるおいをキープ。
保湿成分のセラミドや植物性コレステロール・パルミチン酸のほか、高麗人参、アロエ、ヨクイニンなど6種類の植物抽出エキスと水溶性コラーゲンが配合され、自然なツヤ肌を演出。
イヴ・サンローラン|アンクル ド ポーオール アワーズ クッション
▲SPF50+・PA +++
肌にのせるとパウダー状に変化し、肌にぴたりとフィットするクッションファンデーション。内側から発光するような明るさと透明感のある肌を一日中保ってくれる。
【プチプラ】きれいな仕上がりが長時間続く人気の崩れないファンデーション
インテグレート|水ジェリークラッシュ
▲SPF30・PA ++
水ベースのジェリー状ファンデーション。カバー力があり皮脂や汗に強く、肌にしっかり密着してヨレにくい。気になる毛穴や肌表面の凹凸をカバーし、なめらかで均一な状態に。メイクしたての肌を長時間キープ。
フジコ|デュアルクッション
▲12g SPF50・PA ++++
ツヤベースとカバーベースの二重構造により、ナチュラルな素肌感とカバー力を兼ね備えたクッションファンデーション。2つの異なるオイルを配合することで起こる光の乱反射が、自然な輝きとクリアな肌に導く。
“塗るボトックス”と言われる「アセチルヘキサペプチド」や、肌にうるおいを与えてくれるスキンケア成分なども贅沢に配合。
CLIO(クリオ)|キルカバーファンウェアクッションオールニュー
▲SPF50+・PA +++
水分・油分に強い処方。肌に薄く密着し、マスクにも色移りしにくい「タッチプルーフ」のクッションファンデーション。マスク内の湿気で肌がテカっても、崩れを最小限に抑えてくれる。
ミシャ|M クッション ファンデーション(モイスチャー)
▲SPF50+・PA +++
みずみずしい肌に仕上がるクッションファンデーション。月見草、サフラワー、ひまわりの美容オイルや、ハス花、ヤグルマギク花、ダマスクローズ花の美容ウォーターを配合。さらにカバー力を高めるマイクロパウダーと、光の乱反射でツヤ感をプラスするパウダー粒子でツヤ肌に。より密着力を高める3層構造のパフが付属するのもうれしいポイント。
レブロン|カラーステイ メイクアップ N/ND
▲(左)レブロン カラーステイ メイクアップ N /(右)レブロン カラーステイ メイクアップ ND
独自のロングラスティング処方により、落ちや崩れに強いリキッドファンデーション。なめらかに伸びてストレスフリーな付け心地が特徴。
ノーマル肌・混合肌の人は「レブロン カラーステイ メイクアップ N」、乾燥肌の人には「レブロン カラーステイ メイクアップ ND」がおすすめ。
ベアミネラル|オリジナル ファンデーション
▲SPF15・PA ++
5種類の厳選されたミネラルだけで作られたルースタイプのパウダーファンデーション。水分・油分を使用せず、崩れにくい・乾きにくい・ハイカバレッジの三拍子そろった名品。
マスクでもファンンデーションが崩れないベースメイクの方法も
ファンデーションが崩れる大きな原因のひとつが乾燥です。空気が乾燥しがちな寒い季節はもちろん、夏場もクーラーによる乾燥に肌は晒されています。
乾燥による肌のゴワつきや、乾燥から肌を守ろうとするために皮脂が過剰分泌され、崩れが起きてしまいます。保湿力を高めるために下地をたっぷりつければこういった崩れは防げると思いがちですが、ヘア&メイクアップアーティストの佐伯エミーさんによると、これは逆効果だと言います。
「下地はファンデとの密着性を高めて保湿する効果もありますが、たくさん使えばいいわけでなく、むしろ下地をつけ過ぎると崩れやすくなります。ベースメイクは、下地、ファンデーション、コンシーラー、パウダーを薄膜で重ねるのが“美しく崩れにくい肌”に仕上げる近道です。ファンデーションだけで肌悩みを塗り隠そうとすることも崩れの原因になりますし、厚塗り感が出るので避けましょう」(佐伯さん)
ポイントは「適材適所でアイテムを駆使すること」だそう。
「シミやクマはコンシーラー、毛穴の開きやくすみは下地。仕上げのルースパウダーはファンデーションを密着させるために必要ですが、こすれやすい部分や崩れやすい部分のみでOKです。
そして大切なことが、もうひとつ。なにかを塗ったらその都度、しっかり密着させることです。ちょっとしたことで崩れにくさが格段にアップして美肌をキープできるのでぜひ試してみてください」(佐伯さん)
\How to/
1. 下地を指のはらに広げてから塗る
「下地は多すぎても少なすぎても崩れの原因に。5mm程度のパール粒を指にとり、指のはら(第2関節くらいまで)に広げてから塗布します。こうすると薄膜でムラなく塗れます。
頰の内側から外側へと塗りのばし、そのあとに額、鼻、あご、目元にも塗ります。最後に乾いたスポンジで顔全体をトントンするとなじみがよくなり、余分な油分がオフできます」(佐伯さん)
2. クマをコンシーラーでカバーする
「クマのカバーには、オレンジ系コンシーラーを使います。コンシーラーで整えたあとにファンデーションを重ねるとオレンジがなじんで自然に見えます。
カバーするときは、クマよりも少し広めにコンシーラーをブラシでのせ、コンシーラーと肌の境目を乾いたスポンジでトントンとなじませます。境目以外の部分までスポンジを使うとコンシーラーがとれてクマが見えてしまうのでNGです。シミ部分はファンデーションのあとに目立つところだけ塗ります」(佐伯さん)
3. 水ありスポンジでファンデーションを塗る
「乾燥が気になる季節は保湿力のあるクリームファンデーションに切り替えるのがおすすめですが、手持ちのファンデーションで保湿力を高めたいときはスクワランオイルなどを1滴混ぜると潤いとツヤがアップします。
塗布するときは、水に濡らして軽く絞ったスポンジを使います。密着力があ上がり、薄膜で均一に塗ることができます。ファンデーションを手の甲にとったら(クリームファンデーションの場合、全顔で小豆ひと粒大が目安)、スポンジに半分くらいとり、頰の内側から外側へ向けてトントンしながら塗り広げます。頰全体を塗ったら残りのファンデーションをスポンジにとり、額や鼻、あご、目元なども塗ります。
マスクを着用すると目まわりに視線が集まりやすくなるので、こめかみまでキレイに整えましょう。顔全体を塗り終えたら、スポンジでもう一度全体を軽くトントンとなじませます」(佐伯さん)
4. 崩れやすい部分にルースパウダーをつける
「ルースパウダーをつけるときは、大きめのブラシを使うとつき過ぎを防げます。ルースパウダーの蓋などに粉を出し、ブラシをクルクルと動かして粉をブラシの中まで含ませたら手の甲で軽くトントンとなじませてから使います。
つける部分は額やフェイスライン、鼻などの崩れやすい部分、マスクで擦れやすい部分のみです。ふわっと粉をまとうようにつけます」(佐伯さん)
5. メイクの上からハンドプレスをする
「ルースパウダーまでつけたあと、肌全体を軽くハンドプレスすると肌、下地、ファンデーション、ルースパウダーがしっかり密着して崩れにくくなりますし、粉っぽさのない美しい仕上がりになります。
ハンドプレスするときは肌と垂直になるように手のひらを軽くあてるだけでOK。グッと押したり、横に動かすとヨレてしまうので気をつけて」(佐伯さん)
これで崩れにくい肌の完成です!
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