人生プランや貯金額をはっきり決めておく
将来のことを考えて、早いうちから貯金を始める家庭も多いでしょう。夫婦で貯金をする際は、目標金額や貯金の目的を明確にしておくことをおすすめします。特に、住居や教育、老後にかかるお金については、しっかりと話し合いたいですね。
パートナーと同じ気持ちで節約をしているつもりでも、倹約が過ぎるとストレスになるでしょう。不満がたまらないよう、お互いが求める生活レベルを把握しておきたいですね。
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お金の管理方法を明確にする
夫婦で決めておくべきことの一つに、家計の管理方法があります。特に共働きの場合は、お互いの収入をどのように管理するか、どのように貯金をするのかを必ず話し合ってください。
家計の管理方法はさまざまですが、共働きで多いのは、夫婦のどちらかが家計管理を担うこと。収入があれば家計管理をする人にお金を渡し、管理してもらうという方法です。
また、どちらかの名義で生活費専用口座を開設し、二人で管理するのもいいですね。エクセルなどで収支を記録しながら、お互いの支出割合を決め、管理をしていきます。残ったお金はそれぞれが自由に使うようにすると、不満も減るかもしれません。
いずれの方法を選ぶにしても、二人で話し合って決めるのが大切です。どちらかが納得しないままだと、それがトラブルになるでしょう。お互いに責任を持って働き、健全に家計管理をしてくださいね。
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新婚夫婦対象の補助金制度を確認しよう
国では、2016年から新婚の世帯に対する支援を行っています。正式な名称は「結婚新生活支援事業」といい、2021年度からは最大60万円の金額が補助される制度です。
申請の条件は何度か変更されていますが、2023年からは令和5年3月1日から令和6年3月31日までに入籍した世帯であることや、世帯所得が500万円未満であることなどが条件となっています。また、婚姻した時点での年齢が、男女ともに39歳以下であることも条件の一つです。
多くの自治体がこの制度を実施していますが、自治体によっては助成金がもらえない場合も。自分の住んでいる自治体で申請が行えるかどうか、事前に確かめておきましょう。
新婚気分をいつまでも続けるためのポイント
好きな相手とは、何年経ってもよい関係でいたいもの。お互いが心地よい関係を続けるために、覚えておきたいポイントを紹介します。
コミュニケーションを大切に
結婚相手と良好な関係を続けていくためには、毎日コミュニケーションをとることが欠かせません。毎日忘れずにあいさつをしたり、小さなことでもお礼を伝えたりして、相手に対する気遣いを忘れないようにしたいですね。
触れ合う機会が減ってしまうと、恋人のような雰囲気も次第に薄らいでしまいます。一緒に過ごせる時間が少ないなら、意識してスキンシップを取るようにしたいですね。出かける前のハグを習慣にするなど、相手に対する気持ちを言葉や行動で示すことが大切です。
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言いたいことをため込まない
いくら好きな相手だとしても、長い年数をともに過ごすと、次第に不満を感じるようになるかもしれません。毎度衝突するのはお互いに疲弊する一方になりますが、嫌だと感じた気持ちを封じ込めてしまうのも、よいとはいえません。
また、「自分だけが我慢している」と思いがちですが、相手にも言い分があるかもしれません。お互いの意見をしっかりと伝え、気持ちを理解し合えれば、本音で話し合えるはず。良好な関係を長く保てるようになるでしょう。
お互いの時間も確保しよう
四六時中一緒にいると、ともに過ごす新鮮味は薄れてしまいがち。たまには別行動をとり、それぞれの友人と会ったり、1人で出かけたりして、リフレッシュする時間を設けてみるのもいいですね。
時間を忘れて没頭できる趣味を持っておくのもいいですね。ストレス発散になり、モヤモヤする気持ちも解消されるかもしれません。1人の時間を大切にすると、自分のペースを取り戻し、心にも余裕が生まれるでしょう。お互いに適度な距離を保ちながら、仲良く過ごしていきたいですね。
最後に
「新婚」と呼べる期間や、新婚期間に生じやすい悩みについて紹介しました。結婚すると、さまざまなことがいっぺんに変わります。新生活のスタートはうれしいものですが、慣れるまで大変なことも多いでしょう。特にお金のことや生活習慣などは、お互いに譲り合わないといけないことも出てきます。だからこそ、相手を労る気持ちを持ち続けたいですね。
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