【目次】
・梅干しの栄養素と効果効能
・梅干しを食べるときのポイントと注意点
・梅干しの美味しい食べ方レシピ
梅干しの栄養素と効果効能
【体内の水分バランス調整】ナトリウム
梅干しにはナトリウムが含まれています。
ナトリウムは人の体に必須のミネラルの一種として知られています。体内の浸透圧に作用し、水分バランスを調整する働きがあるそうです。
【貧血予防】鉄
鉄も、梅干しに含まれる栄養素のひとつ。
鉄は現代人女性に不足しているミネラルの一種と言われ、不足すると皮膚炎が起きやすくなったり、爪が弱ったりする可能性があるそう。
他にも白髪や抜け毛を引き起こしたり、寝起きを悪くする可能性も…。月経時の出血量が多い女性はとくに、意識して取りたい栄養素だとされています。
【疲労回復】クエン酸
梅干しにはクエン酸も含まれています。
クエン酸には疲労回復効果があると言われています。他にもエネルギーの代謝やミネラルの吸収、血行などを促進する効果も期待できるそうです。
【ダイエット】バニリン
梅干しには、バニリンという栄養素も含まれています。
バニリンには脂肪細胞の増加や肥大を防いでくれる効果が期待できるのだそう。そのため、ダイエット中の食事に積極的に取り入れてみても良いかもしれません。
梅干しを食べるときのポイントと注意点
加熱すると効果的
梅干しに含まれる「バニリン」は、実は加熱することで増やすことができるそう。
方法は「ラップをしてレンジで1分間チンする」だけ。
これだけで20%ほどバニリンの量が増加し、よりダイエット効果が期待できると言われています。
食べ過ぎると高血圧や心疾患の恐れも
梅干しに含まれるナトリウムは人体に欠かせないミネラルのひとつですが、過剰摂取してしまうと健康面に害が及ぶ可能性が…。
摂りすぎは高血圧の原因として知られていて、さらに心疾患など命に関わる病いを引き起こすことも考えられます。
梅干しの栄養を体にプラスにするためには、あくまでも適量を摂取することが重要。厚生労働省によると、健康のために日本人女性が摂取すべきナトリウムは1日6.5gまでです。梅干しの大きさや製法によって含まれるナトリウム量は異なるので、成分表示を確認し、1日の食事とのバランスも考えて量を決めると良いでしょう。
参考資料:日本人の食事摂取基準2020年度版
梅干しの美味しい食べ方レシピ
セロリの梅和え
切って和えるだけの和風おつまみ
【作り方】
1. セロリを細切りにする。
2. 梅干しは種を除いて潰す。
3. 1と2、さらにごま昆布の佃煮と和えたら完成。
梅味ミルフィーユ鍋
素材の美味しさを味わえる
【作り方】
1. 無水鍋に、白菜と豚バラ肉を交互に入れる。
2. 1にお酒を少量入れたら、ふたをして蒸す。
3. 梅干しは種を除いて叩き、醤油、みりんを混ぜてタレを作る。
4. 3と2をいっしょにいただく。
梅納豆のTKG
白いご飯に合うTOP3の最強コラボ
【作り方】
1. あたたかいご飯に生卵を混ぜ、卵かけご飯を作る。
2. 1の上に梅干しと納豆をのせたら完成!
とろろ昆布と梅のうどん
梅の酸味とツルッとした喉越しが最高
【材料】(2〜3人分)
冷凍うどん…2玉
★水…500ml
★白だし…80ml
★みりん…大さじ1
★醤油・おろし生姜…各小さじ1/2
とろろ昆布…6g
梅干し…2~3個
かまぼこ…6切れ
揚げ玉…大さじ3
青ネギ…適量
【作り方】
1. かまぼこを7ミリ幅に切る。
2. 青ネギを小口切りにする。
3. 冷凍うどんを熱湯でサッと茹で、水気を切ってひとり分ずつ器に盛る。
4. 鍋に★を入れたらひと煮立ちさせ、それぞれの器に注ぐ。
5. 4に梅干し、とろろ昆布、揚げ玉、かまぼこ、青ネギを盛ったら完成!