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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2022.10.12

「お世話になっております」って毎回使うもの?初めてや社内での表現、言い換え表現も

 

「お世話になっております」という言葉は、日頃の感謝を相手に伝える表現です。本記事では、「お世話になっております」の正しい意味や使うべき相手、使うべきシーン、英語表現を含めた言い換え表現について解説します。

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「お世話になっております」の意味と使い方は?

お世話になっております」という言葉は、ビジネスシーンで頻出します。しかしながら、意外と正確な意味を把握せず、何気なく使っている、という人もいるかもしれません。社会人であれば、メールや電話などで毎日何度も使う言葉のため、意味や正しい使い方についてしっかりと理解しておきたいところ。

普段何気なく当たり前に使っている言葉、「お世話になっております」の正しい意味や使うべきシーンについて見ていきましょう。

タイピングしている手元

「お世話になっております」の意味

そもそも「お世話」という言葉には、「気を配り相手の身の回りのことについて面倒を見ること、援助すること」という意味があります。そのため、「お世話になっております」には、「面倒をみていただき、ありがとうございます」という感謝を表す言葉であることが分かります。

目上の人にも使える?

「(いつも)お世話になっております」は、敬意表現になりますので目上の方にも使用して問題ありません。

また、類似表現として「お世話様です」といった言葉もありますが、これは目上の人が目下の人に対して使用する言葉。くれぐれも目上の人に使わないように気をつけましょう。

初めて会う人にも使える?

「お世話になっております」は過去から現在までの継続を表しているため、すでに面識があり、日頃からやりとりを行っている相手に対して感謝を伝える言葉です。そのため、初めて会う人には使うことを避けましょう。

一方で、初めての方にご挨拶する場合は、「これから」の意味を込めて「今後、お世話になります」と表現するのがよいでしょう。メールなどの文書では、「初めてご連絡させていただきます」と素直に記載するのもよいかもしれません。

毎回、使える?

メールのやり取りでありがちですが、同じ相手とのやり取りでメールの冒頭に毎回「お世話になっております」 をつけている方は少なくないでしょう。しかし、毎回「お世話になっております」と書くと、機械的に感じられてしまい、しつこい印象に受け止められかねません。

「ご確認いただきありがとうございます」「早急にご対応いただきありがとうございます」などメールの内容に合わせて冒頭の挨拶を変えていくと、印象もよくなるでしょう。

社内でも使える?

基本的に、「お世話になっております」は社外の相手に対して使う表現になります。社内の相手に使用するのはNGではありませんが、距離を感じられてしまうこともあるので注意が必要。

社内の方に挨拶をする場合は、「お疲れ様です」がベターです。

「お世話になっております」の具体的な使い方を例文で紹介

ここでは、ビジネスメールや電話での「お世話になっております」の使い方について、具体的な例文を交えながら紹介します。

ミーティング・パソコン・真俯瞰

1:いつもお世話になっております

「いつもお世話になっております」はメールの冒頭で最も使われている表現かもしれません。継続してお付き合いがある相手との間で使うことが一般的で、「いつも」を付け加えることでより丁寧に日頃の感謝を伝えることができます。

多くの企業では既存の取引先が多いため、新卒入社された方や中堅の方でもこの表現を使うことがほとんどではないでしょうか。

なお、電話でのやり取りの際は、「いつも」を付けると堅苦しさが出てしまうため「お世話になっております」と簡潔に伝える方がよいでしょう。

2:平素よりお世話になっております

よりかしこまった表現をする際は、「平素よりお世話になっております」と表現することが一般的です。「平素」には「普段、常日頃」という意味があり、「いつも」をよりも丁寧でかしこまった表現となります。

メール上で表現することもありますが、どちらかといえば「お礼状」や「お詫び状(報告書)」などの書面で用いられることが多い表現です。

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