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2022.12.30

【冷凍庫の整理整頓】どこに何を入れる? 100円グッズを活用した収納術も

 

食品の保存に便利な冷凍庫。昔に比べると容量も増え、たくさん収納できるようになりました。そのため、つい買い過ぎて収納も煩雑になりがち。本記事では、冷凍庫の整理整頓について100円アイテムを活用した方法を紹介します。

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冷凍庫の整理整頓のポイントとは?

食材をある程度の期間保存しておくのに便利な冷凍庫。とりあえず、アレもコレもと無造作に入れてしまうと、せっかくお得に買ったものが奥の方に忘れさられて賞味期限切れになっていたり、つい溜まりがちな保冷剤が場所を占領していたりしませんか?

袋に入れた野菜を冷凍庫にしまう手元

冷凍庫の整理整頓のポイントは3つです。1つ目は「保存した日や賞味期限を必ず書いておくこと」。2つ目は「なるべく冷凍庫内で隙間を作らないこと」。3つ目は「冷凍庫扉が前開き式か引き出し式かによって収納方法を変えること」です。

これらを実行するために便利なのが、100均グッズです。代表的なものとして「蓋つき容器(できれば中身が見えやすいもの)」「ジッパーバッグ」「ブックエンド」などを使って整理整頓方法を紹介します。

1:保存した日や賞味期限を必ず書いておく

保存するものに必ず日付や賞味期限などを書くようにしましょう。その際、蓋つき容器やジッパーバッグなどに入れ替えて保存すると、書く場所も同じところで見やすくなります。ただし、都度書いて消したり同じ内容を書いたりするのは面倒かと思いますので、簡単に剥がせるマスキングテープに書いて貼るとよいでしょう。

ジッパーバッグにはダブルクリップにラベルを貼ってジッパーバッグに挟むことでバッグ本体に書き直しをしなくてよく、ジッパーバッグも再利用できます。

また、アイデア収納として「オフィス用のファイルケース」を容器代わりに使うことがおすすめ。背表紙にラベルを貼って記入できるのと、立てて収納できるため、とても見やすく収納することができます。

見やすくするためには、仕切りを使って他の保存容器も起立させて収納すると、記入した内容が見えやすく、また取り出しやすくもなります。容器を重ねて積み上げてしまうと、下のものが取り出しにくいですよね。仕切りにはブックエンドや収納かごを使うと簡単です。深さのある引き出し式の冷凍庫の場合、2段重ねで上に収納かごを使うと動かしやすく、下のものも見やすく収納できます。

2:なるべく冷凍庫内で隙間を作らない

冷凍庫の場合、なるべく隙間を作らない収納を心がけましょう。隙間があることで、冷凍庫を開け閉めする際に冷気が逃げやすくなるのと外の空気が入りやすくなります。そのため、冷やすための消費電力が余分にかかり、電気代が上がってしまいます。冷蔵庫とは反対ですね。

冷凍庫の場合、食品自体が凍っていて保冷剤の役目を果たしているため、たくさん入れる方が冷やす効率はよくなるということです。隙間を作らないようにするコツは「小分け」にすること。例えば、箱入りアイスクリームなどはそのまま収納するのではなく、箱から出して隙間に入れるようにしまします。お弁当用の冷凍食品など封を開けてしまって残っているものなどは、別の容器に移し替えましょう。その際、容器に解凍時間など記入しておくことで、かさばる袋や容器は捨てることができます。

また、肉や魚なども1食分ずつラップで包むことで収納しやすくなるのと、消費するときも使う分だけ取り出しやすくなります。

3:冷凍庫扉が「前開き式」「引き出し式」によって収納方法を変える 

冷凍庫扉が「前開き式」の場合、前から奥にものを押し込んでしまいがち。そのため、奥のものが見えにくくなり、忘れてしまって賞味期限切れという経験ありませんか?

前開き式の場合、基本的には奥に大きな物を収納し、手前には小さな物を収納するようにしましょう。さらに、蓋つき容器やハードケース型のファイルケースなどに入れると、庫内で動かしやすく、立てて収納することもできて取り出しやすくなります。

冷凍庫扉が「引き出し式」の場合は、前開き式とは違って、庫内そのものが手前に引き出せるため、奥のものも取り出しやすくなります。しかし、上から物を押し込んでしまいがちなので、できるだけ大きな物を下に収納し、上には小さな物を収納するようにしましょう。さらに、前開き式と同様に蓋つき容器やハードケース型のファイルケースなどに入れることで、動かしやすさと取り出しやすさを両立できます。

前開き式も引き出し式も扉を開けたときに、庫内で見えやすいように中身の見える容器に入れたり、容器にラベルやマスキングテープを貼って中身がわかるように表記しておくと一目瞭然です。

冷凍庫のどこに何を入れたらいい?

各メーカーとも限られたスペースの中で、収納量拡大と使いやすさを追求しており、冷凍庫も昔に比べると庫内も広くなって収納容量も増えています。特に引き出し式の場合、フルオープンで奥までしっかり見えて出し入れしやすくなっています。さらに深さがありますので、上部も有効的に活用できるよう、浅型のトレーが設置してあるものが多いです。

料理を詰めたタッパーを持っている人の手元

基本的には下部にある程度大きな物を入れられるよう、仕切りも付けずフリースペースとなっています。また、平らな物などは重ねて収納しがちですが、自分でブックエンドのような仕切りを使って起立させることで、取り出しやすい収納が出来ます。

上部のトレーには、小さめの物や封を開けた半端ものなどを入れるようにしましょう。そうすることで、下部の隙間に埋もれてしまったりすることもありません。トレーはスライド式になっていて簡単に移動でき、下のものを取り出しやすくなっています。

ずぼらな人へのアドバイス

そもそも、容器に入れたりラベルを貼ったりすること自体が面倒だという方や、どうも整理整頓が苦手という方。そんな方には、まずは立てて収納をすることをおすすめします。これは、とにかくできるだけ重ねないようにするということです。

上下に重なり合って収納してしまうと、下のものが取り出しにくく、上から見た場合下のものが見えないという状態に。立てて収納することで、上下の重なりもなく取り出しやすくなります。さらに、間に仕切りを入れることで隙間ができて倒れたりすることを防ぐことができます。そうすれば、ある程度の整理整頓が自然とできるようになるでしょう。

カラフルな本とブックエンド

最後に

冷凍庫の整理整頓について紹介しましたが、他の収納においても基本的な整理法として活用できます。特に「仕切り」「立てて収納」は役に立つところが多くありますので、試してみてください。

画像ALT

監修

藤井円工(ふじい・かずのり)

某大手電機メーカーにてシステムキッチンの商品企画開発に20年従事。
趣味は流行りの“ソロキャンプ”。最近では『商品企画が上手い人 提案が通らない人』と題した電子書籍を出版2021年ビジネスプロジェクト管理部門1位獲得。
2級建築士有資格。
ライター所属:京都メディアライン

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