フォロバのやり方
フォロバに対するやり方は人それぞれであり、特に決まったルールはありません。投稿内容やプロフィールなどを気に入ってもらえれば、フォローし返してもらえる可能性はあります。
また、フォローしたタイミングであいさつをする人もいれば、しない人も。たくさんのフォロワーがいると面倒に感じがちですが、仲よくなるきっかけになるかもしれないので、余裕があれば「フォロバありがとうございます」と送ってみるのもよいでしょう。
フォロバの他にもあるSNS用語
フォロバ以外にも、現在はさまざまなSNS用語が使われており、ネットで使われる用語に慣れていないと混乱することがあるかもしれません。フォロバの他によく使われる言葉を4つ紹介します。
ファボ
ファボとは「いいね」を押すという意味の言葉です。由来は「favorite」の前半部分を、ローマ字読みしたことから来ています。
元々Twitterでは、いいねのハートマークではなく、お気に入りを意味する星のマークが使われていました。
英語表記だと「favorite」が「お気に入り」を意味することから、ファボというように略して使うようになったとされます。
星のマークがなくなっても、ファボ・ファボるという表現だけは残ったのですが、だんだんと使用されなくなっている傾向がみられます。
【例文】
・大好きな人が発信していたから、即ファボった
・来週のイベントについて投稿したので、よかったらファボしてください
DM
DMはダイレクトメッセージの頭文字を取ったもので、SNSのアカウントを使用したメッセージ機能を指します。メッセンジャーと呼ばれることもあり、呼び名や詳しい機能はSNSによってさまざまです。
DMの機能を使うと不特定多数ではなく、個人宛てのメッセージを送れます。文字以外に、画像や動画なども共有が可能です。
特定の人だけにメッセージが送れるといっても、送られた相手が拡散しないとも限らないので、個人情報に関わることを送る場合は、相手をよく吟味しなければなりません。
マーケティングなどで使われるDMは、ダイレクトメールのことです。個人に印刷物やメールを送るという意味で使用されますが、SNSで使われるものとは別物なので混同しないようにしましょう。
【例文】
・迷惑なDMが多いので、受け取らないようにしている
・DMでイベントの宣伝をされた
タグ付け
タグ付けとは、SNSに投稿した画像と、人物や店舗などのアカウントにつながりを持たせることです。たとえば、画像に写っている店のアカウント名を表示させ、画像を見た人がその店のアカウントに飛べるようにしたいときなどに使用されています。
なお、相手が許可していないと、タグが付けられない仕組みです。ビジネス用のアカウントで使用されることも少なくありません。タグ付けの機能を使って、投稿した画像を拡散してもらいたい場合は許可しておく必要があります。
似た言葉であるハッシュタグは、フォロワー以外がその画像を発見しやすくするために付けるものです。投稿内容に「#」を付けた語句を入力してみましょう。たとえば「#猫」と入力すれば、猫が好きな人に投稿を見つけてもらえる可能性が高まります。
【例文】
・好きな芸能人の画像があったので、タグ付けしておいた
・利便性を考え、タグ付けを許可することにした
BAN
アカウントが停止され、投稿やメッセージ機能を使えなくなることをBAN(バン)といいます。元の英語「ban」は本来「禁止」という意味がある動詞です。
ネットスラングの一種に「垢バン(垢BAN・アカバン)」があり、同じ意味で使われています。
垢はアカウントのことで、ネットスラングの一種として使用されてきました。SNSやオンラインゲームなどで、運営側が提示している禁止行為を続けていると、アカウントが停止されるケースがあります。
【例文】
・SNSで著作権違反をしてしまい、BANされた
・先日ゲームのアカウントがBANされたのは、不正行為を疑われたことが原因だ
ツイートとはもう言わない?
以前はTwitterに投稿することをツイートすると表現していましたが、サービスの名称がXに変更になったため、ツイートという表現も変化しつつあります。
では、どのように呼ばれるようになったのでしょうか。
X(旧Twitter)では「ポスト」
2023年7月末にTwitterのサービス名がXへと変更になりました。
名称変更後のアップデートにより、これまで投稿する際にツイートと表現していたものも「ポスト(post)」に変更されています。リツイートはリポスト、引用リツイートも引用リポストという名称になっています。
このまま新しい呼び名が浸透していくと、「ツイ」「リツイ」など、これまで当然のように使用していた略語が通じなくなるときがやって来るかもしれません。
メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock
▼あわせて読みたい