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2024.04.16

忌避とはどういう意味?読み方は?2つの意味と類義語・英語の表現をご紹介

 
忌避の類義語
  1. 回避
  2. 敬遠

回避

回避とは、物事をよけてぶつからないようにする、もしくは不都合な事態にならないようにするという意味です。

回避は、忌避と同じく法律用語でもあります。裁判官または裁判所書記官が、自己に除斥あるいは忌避される原因があることに気づき、自ら事件への関与を避けることを指します。

(例文)

・彼は急いでブレーキをかけ、幸いにも重大な事故を回避できた

・彼は言い訳ばかりして、責任を回避しようとしている

 

敬遠

敬遠とは、表面では敬う態度をとりながら、実際には関わりを持たないよう避けることです。単に、嫌って避けるという意味もあります。

また、野球用語でもあり、投手が打者との勝負を避けるため、あえて四球を与えるという戦術を指します。

(例文)

・課長は面倒見がいいものの、あまりにも細かい指示を出してくるため部下から敬遠されがちだ

・その選手は連日ホームランを打っているため、2打席続けて敬遠された

 

忌避の英語表現

忌避は意味により表現が変わります。

穴を避けてジャンプする男性 イラスト

(c)Adobe Stock

嫌って避けるという意味の忌避は「evasion」で、「忌避する」という動詞は「evade」「avoid」「shun」を使います。

法律用語の忌避は、「a challenge」と英訳します。

それぞれの例文をみてみましょう。

(嫌って避けるという意味の例文)

・He avoided the job because it was hard work.
「彼はその仕事が重労働のため忌避した」

(法律用語の意味の例文)

・A judge may not be involved in a trial regarding the challenge.
「裁判官は、その忌避についての裁判に関与することができない」

 

忌避の2つの意味を正しく理解しよう

忌避には、2つの意味があります。一般的に使われるのは「嫌って避ける」という意味で、特定の状況を避ける行動や心理状態を表します。もうひとつの意味は、訴訟事件で裁判官等の排除を申立てる法律用語として使われます。

類義語には回避や敬遠があり、一緒に覚えておけば使うシーンや文脈により使い分けができるでしょう。例文も参考に、忌避の意味を正しく理解してください。

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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